授業コード | 90300500 | 単位数 | 4 |
科目名 | 臨床心理学特殊研究研究指導 | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 内野 悌司 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 行動臨床心理学研究 Research of behavior clinical psychology |
学修の概要 | 自らの心理学的理論を背景に、自分の目指す臨床心理学で何ができるのか実践的に研究していきます。 履修者の研究目的に応じて個別に研究テーマを設定し、臨床心理学的実験ならびに調査研究を行います。 テーマは自由ですが、 1) 基本的に臨床心理学領域に関する研究であること 2) 実証科学的な研究計画に基づく研究であること 3) 明確な結論と論理的な考察ができる研究であること が求められます。 臨床心理学特殊研究研究指導はスモールステップ方式で行います。 最終的な学位(博士)論文提出期限までに作成できるよう、随時、実験・調査の遂行状況や論文の執筆状況について確認します。 研究成果は、各種心理学関連学会での学会発表ならびに学会誌等へ論文を投稿することで発表してもらいます。 最終的な研究成果は、学位論文(博士論文)として提出し、論文審査委員による審査を受けます。 |
学修の到達目標 | 各種心理学関連学会での学会発表ならびに学会誌へ論文を投稿すること。 最終的に、学位論文(博士論文)に集大成すること。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 研究倫理について インフォームドコンセントについて 研究倫理審査申請準備 |
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第3回 | 研究テーマと研究法について 研究倫理審査申請 |
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第4回 | 研究テーマの発表 研究の意義 |
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第5回 | 研究テーマの発表 先行研究レビュー |
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第6回 | 基本文献の収集 研究の系譜 |
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第7回 | 基本文献の発表 研究の発展課題 |
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第8回 | 研究計画の発表(1) 研究の目的 |
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第9回 | 研究計画の発表(2) 要因計画 |
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第10回 | 研究計画の発表(3) 要因計画と分析 |
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第11回 | 質問紙等の作成 | |
第12回 | 質問紙等の検討と修正(1) | |
第13回 | 質問紙等の検討と修正(2) | |
第14回 | 調査の実施と進捗状況の発表 | |
第15回 | 調査の実施と進捗状況の発表 方法の概要執筆について |
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第16回 | 調査の実施と進捗状況の発表 序論、先行研究レビュー執筆について |
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第17回 | 調査の実施と進捗状況の発表 データ処理、統計処理(データ構造について) |
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第18回 | 調査の実施と進捗状況の発表 データ処理、統計処理(記述統計) |
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第19回 | 調査の実施と進捗状況の発表 データ処理、統計処理(クロス集計) |
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第20回 | 調査の実施と進捗状況の発表 データ処理、統計処理(多変量解析) |
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第21回 | 学位論文(博士論文)執筆 序論・方法執筆 |
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第22回 | 学位論文(博士論文)執筆 データ処理、統計結果の記述 |
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第23回 | 学位論文(博士論文)執筆 結果の執筆 |
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第24回 | 学位論文(博士論文)執筆 序論の推敲 |
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第25回 | 学位論文(博士論文)執筆 方法の推敲 |
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第26回 | 学位論文(博士論文)執筆 結果の推敲 |
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第27回 | 学位論文(博士論文)執筆 考察の推敲 |
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第28回 | 学位論文(博士論文)執筆 総合考察の推敲 |
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第29回 | 学位論文審査資料の作成について | |
第30回 | 研究成果の発表と討議 |
授業外学習の課題 | 関連する研究会や研修会に積極的に参加してください。 各種心理学関連学会において学会発表ならびに学会誌へ論文を投稿してください(査読論文)。 授業時間外での学修時間の目安は、課題の遂行を含め、事前学修(2時間程度)、事後学修(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | 研究テーマに関連する領域の心理学関連学会に入会することが求められることがあります。 基本的に対面で授業を行います。ただし、対面で授業が行えない場合はオンラインで授業を行います(ブレンド型授業)。その場合はMoodle上の指示に従ってください。 公認欠席制度の配慮内容は以下のとおりです ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないように配慮します。 ・公認欠席によって、論文作成指導、確認のために求められた資料や課題が提出できない場合は、別途指示します。 課題レポートやレジュメは、心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠して作成してください。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 日頃の研究への取り組み方(80%)、各種学会での学会発表ならびに学会誌等へ論文投稿(20%)により評価します。博士論文については、論文審査委員による口頭試問ならびに最終試験により総合的に審査します。 |
テキスト | 適宜資料を配付します。 |
参考文献 | アメリカ心理学会 前田樹海 (2011). APA論文作成マニュアル 第2版 医学書院 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間はもちろん、メールやE-Learningシステム(Moodle)でも随時受けつけます。 小レポート等に記載された質問や意見、教員からの所感については次回授業時にフィードバックします。 |
添付ファイル | 博士論文ルーブリック(心理学専攻学修の手引き).pdf | 説明 | 【参考】博士論文ルーブリック(心理学専攻学修の手引き) |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科D心理学専攻 | - | 2017~2023 | 1・2・3 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
人文科学研究科D心理学専攻 | 21700 | 2024~2024 | 1・2・3 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
人文科学研究科D心理学専攻 | - | 2025~2025 | 1・2・3 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |