授業コード 64000600 単位数 2
科目名 公衆衛生学 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 畑山 翔 配当年次 *下表参考

授業の題目 公衆衛生学 Public Health
学修の概要  公衆衛生学とは、組織された地域社会の努力を通じて社会や環境が関連する人の健康障害の原因を明らかとし、人々の健康を維持増進し疾病や障害を予防することですべての人がよりよく生きる社会の実現に貢献する学問です。この授業では、公衆衛生や健康の概念、環境汚染、保健統計、疫学、生活習慣、主要な疾患、医療制度、さまざまな対象への保健活動について学びます。この授業を通して、組織された地域社会の一員として重要な栄養士、管理栄養士の社会や環境、健康に対する役割について理解することを目的とします。
学修の到達目標 1. 公衆衛生や健康の概念を理解し、説明できるようになる。
2. 健康に関連する主な保健統計の種類や目的、利用方法について理解できるようになる。
3. 疫学の概念と研究手法および関連する指標について理解し、活用できるようになる。
4. 我が国における生活習慣病や主要な疾患の予防対策をはじめとした保健・医療の現状や動向およびそれ
らの課題について理解できるようになる。
5. 地域社会において栄養士、管理栄養士に求められている立場を理解し、健康の維持増進および疾病や障
害の予防に対する役割を説明できるようになる。
授業計画 第1回 公衆衛生学のガイダンス、社会と健康
ガイダンス:授業の進め方、成績評価方法
社会と健康:健康・公衆衛生の概念、公衆衛生活動の進め方、社会的公正と健康格差の是正について取り扱う。
第2回 健康と環境
生態系と人々の生活、環境汚染と健康影響、環境衛生について取り扱う。
第3回 健康、疾病、行動に関わる統計資料
保健統計の概要、人口静態統計、人口動態統計、生命表、傷病統計、その他の保健統計について取り扱う。
第4回 健康状態・疾病の測定と評価①
疫学の概念、疫学指標、疫学の研究手法について取り扱う。
第5回 健康状態・疾病の測定と評価②
バイアスの制御と疫学的因果関係、スクリーニングについて取り扱う。
第6回 健康状態・疾病の測定と評価③
根拠(エビデンス)に基づいた医療および保健対策、リスクのとらえ方と安全性の確保、疫学研究の倫理について取り扱う。
第7回 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策①
健康に関する行動と社会、身体活動・運動、喫煙行動について取り扱う。
第8回 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策②
飲酒行動、睡眠・休養、ストレス、歯科口腔保健行動と歯科疾患について取り扱う。
第9回 主要疾患の疫学と予防対策①
がん(がんの統計、対策、検診)、循環器疾患(高血圧、脳血管疾患、循環器疾患)の現状と課題、予防対策について取り扱う。
第10回 主要疾患の疫学と予防対策②
代謝疾患(肥満、メタボリックシンドローム、糖尿病、脂質異常症)、骨・関節疾患、感染症の現状と課題、予防対策について取り扱う。
第11回 主要疾患の疫学と予防対策③
精神疾患、その他の疾患(腎臓、呼吸器、消化器、アレルギー、難病)、外因(自殺、不慮の事故、虐待、暴力)の現状と課題、予防対策について取り扱う。
第12回 保健・医療・福祉の制度
社会保障の概念、保健・医療・福祉における行政の仕組み、医療制度、福祉制度について取り扱う。
第13回 地域保健、母子保健、成人保健、産業保健
地域保健:地域保健活動の概要、地域における資源と連携、地域における健康危機管理について取り扱う。
母子保健:母子保健法、母子保健事業、母子保健施策について取り扱う。
成人保健:生活習慣病の発症予防と重症化予防について取り扱う。
産業保健:産業保健の目的と概要、産業保健の現状と対策、職業と健康障害について取り扱う。
第14回 高齢者保健・介護、学校保健、国際保健
高齢者保健・介護:高齢者保健・介護の概要、介護予防、介護保険制度、介護施設・居住系サービスについて取り扱う。
学校保健:学校保健の概要、学校保健の現状と対策について取り扱う。
国際保健:地球規模の健康問題と国際協力について取り扱う。
第15回 まとめ
第1回から第14回の授業における重要なポイントの振り返りを行う。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):シラバスの授業計画を参考にして、テキストの次回の授業で行われる予定範囲に目を通し、分からない用語等については事前に調べておくこと。
事後学修(2時間程度):授業後にテキストや授業で使用した配布資料を用いて復習し、理解を深めること。
履修上の注意事項 授業は対面で実施します。
出席確認は授業後に取り組むレスポンスシートの提出により行います。
授業はテキストとパワーポイントスライドおよび授業内で配布する資料を活用して進めます。
公認欠席は欠席として扱います。公認欠席時の資料は配布するので取りに来てください。
成績評価の方法・基準 出席日数が2/3に満たない場合(欠席日数が6日以上)は成績評価の対象外となります。
成績評価は期末試験の成績(60%)、授業内での小テストの成績(30%)、毎回の授業後のレスポンスシートへの取り組み(10%)を総合して行います。
テキスト 後藤政幸、田口良子 編著/ 「Nブックス 六訂 公衆衛生学 第2版」(建帛社) ISBN: 978-4-7679-0776-5
参考文献 医療情報科学研究所 編/「公衆衛生がみえる 2024-2025 第6版」(メディックメディア)
主な関連科目 健康管理概論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後の対面での質問や毎回のレスポンスシートを利用しての質問、メールでの質問など随時受け付けています。質問内容についてはその都度説明を行います。
授業の時間帯以外については、オフィスアワーを中心として対応します。オフィスアワー以外の時間帯については、事前に予約してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) FHNU20102 2018~2022 2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) FHNU20102 2023~2023 2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) 62200 2024~2026 2・3・4 - -