| 授業コード | 63005910 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 演習Ⅲ | クラス | 10 |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 藤川 卓也 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 「臨床心理学の研究の応用I」 Applications of Clinical Psychology Research I |
| 学修の概要 | 演習I,IIを通して学修した研究の基礎力(思考力,表現力,協創力)を応用し,受講生各自の興味・関心に沿った研究計画・構想を立案し,研究を実行していく。 演習IIIでは,明確なリサーチクエスチョンを立て,研究の社会的な必要性や重要性を自分以外の他者に分かってもらえるレベルまで説明できるようになることを目指す。また,研究の実行可能性を高めるため,データの収集方法や分析方法などを含めた具体性をもった研究計画・構想を考えていく。 研究はプロジェクトであり,公共性の高いものである。そのため,他者の協力や理解が必要不可欠である。まずは身近な受講生を中心に自身の研究について分かってもらい,一緒に取り組んでいく協力体制を築いていく。 実務経験内容:教員は,臨床心理学の研究者であると同時に,臨床心理士や公認心理師として心理学的支援を行う実践家でもある。精神科クリニック,児童精神科での病院臨床や大学附属心理相談室や地域コミュニティでの臨床実践活動の経験がある。実務経験を踏まえて実践のリアリティをもって研究ができるような学びにつなげる。 |
| 学修の到達目標 | ・興味・関心に基づいた研究を計画・構想できる。 ・研究計画を他者にわかりやすく説明できる。 ・相手の考えを尊重した質問や意見を述べることができる。 |
| 授業計画 | 第1回 | 【オリエンテーション】 近況・進捗報告をし,お互いを知りながら,この授業の流れを理解する。 また,研究を実施し,論文化するスケジュールを理解し,演習IIIでの発表順など決定する。 |
| 第2回 | 【ワーク:リサーチクエスチョンの立て方を学ぼう】 研究を行うためには,リサーチクエスチョンを立て,研究の必要性や重要性などの意義を考えていくことが必要である。それでは,リサーチクエスチョンを“立てる”とはどのようなことなのか。 演習IIで立てた自身の研究計画を実例として,実際にリサーチクエスチョンを立案するワークを行う。 以上を通して,研究の問いを立て,その意義を主張できるようになることを目指す。 |
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| 第3回 | 【ワーク:研究倫理を学ぼう】 研究は公共性の高いもので,研究協力者だけでなく社会全体に影響のあるものである。そのために,研究を行う上で,研究者が守るべきルールや規範がある。 以下を講義・ワーク形式で学修し,研究倫理を遵守して研究を計画・実行できるようになることを目指す。 ・研究協力者の権利 ・研究の侵襲性や参加者への影響(研究倫理) ・研究の同意の取り方(インフォームドコンセント) ・研究不正(捏造,改ざん,盗用,二重投稿,不適切なオーサーシップ) ・正しい引用の方法 |
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| 第4回 | 【リトリート:研究計画を修正する(オンデマンド)】 演習IIで,立てた研究計画に担当教員がコメントをするので,そのコメントを読んで研究計画を修正していく。 ①リサーチクエスチョンが立っていること,②研究の意義を主張すること,③研究倫理を守ることの3つを大事したうえで,結果の扱いまでを想定した研究計画に改定していく。 以上を通して,自身の研究の実現可能性を高めていく。 |
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| 第5回 | 【発表会:研究計画の発表とディスカッション①】 第4回で修正した研究計画を発表する。 発表者は聞き手にわかってもらうように発表し,聞き手も発表者に関心を持って聞き,質問する。 以上を通して,他者の意見を取り入れながら,研究計画をブラッシュアップさせていく。 |
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| 第6回 | 【発表会:研究計画の発表とディスカッション②】 第5回の続きを行う。 以上を通して,他者の意見を取り入れながら,研究計画をブラッシュアップさせていく。 |
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| 第7回 | 【発表会:研究計画の発表とディスカッション③】 第5回の続きを行う。 以上を通して,他者の意見を取り入れながら,研究計画をブラッシュアップさせていく。 |
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| 第8回 | 【発表会:研究計画の発表とディスカッション④】 第5回の続きを行う。 以上を通して,他者の意見を取り入れながら,研究計画をブラッシュアップさせていく。 |
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| 第9回 | 【発表会:研究計画の発表とディスカッション⑤】 第5回の続きを行う。 以上を通して,他者の意見を取り入れながら,研究計画をブラッシュアップさせていく。 |
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| 第10回 | 【リトリート:研究計画の修正(オンデマンド)】 第6~9回の研究計画の発表を通して,受講生や担当教員から得た意見をもとに,さらに研究計画を精緻なものに改定していく。 |
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| 第11回 | 【研究計画の確定にむけた発表①】 第10回で改定した研究計画を発表する。 内容は,研究計画だけでなく,実際に研究で用いる材料(同意書,アンケート画面・用紙,実験機材など)についても検討することが望ましい。 発表者は聞き手にわかってもらうように発表し,聞き手も発表者に関心を持って聞き,質問する。 以上を通し,研究計画を確定させ,実際に実施に向けて具体的に動く準備を行う。 |
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| 第12回 | 【研究計画の確定にむけた発表②】 第11回の発表の続きを行う。 以上を通し,研究計画を確定させ,実際に実施に向けて具体的に動く準備を行う。 |
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| 第13回 | 【研究計画の確定にむけた発表③】 第11回の発表の続きを行う。 以上を通し,研究計画を確定させ,実際に実施に向けて具体的に動く準備を行う。 |
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| 第14回 | 【研究計画の確定にむけた発表④】 第11回の発表の続きを行う。 以上を通し,研究計画を確定させ,実際に実施に向けて具体的に動く準備を行う。 |
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| 第15回 | 【研究計画の確定にむけた発表⑤】 第11回の発表の続きを行う。 以上を通し,研究計画を確定させ,実際に実施に向けて具体的に動く準備を行う。 |
| 授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):発表資料の作成 など 事後学修(2時間程度):発表に対する担当教員や受講生からのFBに基づく振り返り など |
| 履修上の注意事項 | ●授業の形態:ブレンド型授業(オンデマンド時には,Microsoft Teams(以下Teams)を利用する) ●授業資料等の共有方法 ・原則Teamsを利用してオンライン上で共有する。 ・定期的にTeamsにアクセスすること。 ・授業中にTeamsにアクセスできる機器(PC・タブレットなど)を持参すること。 ●欠席の対応について ・欠席の場合は,事前に連絡が必要。 ・欠席時の授業資料は,Teamsで確認すること。 ・課題が出る場合や発表時に欠席となる場合は個別に対応する。 ・公認欠席制度を利用する場合,授業資料配布などの配慮は行うが,本授業の欠席回数の上限である5回には含めてカウントする。 ●発表資料の作成について ・必ず引用文献を記載すること。 (引用文献は心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠して作成すること) |
| 成績評価の方法・基準 | ・計2回の発表内容を評価する(40%:第6~9回,第11~15回の2回で,20%ずつ) ・期末レポートとして研究論文の問題(序論)と方法の執筆を求める。その内容を評価する(50%)。 *評価は【心理学科】卒業論文・ルーブリックを用いて行う。 ・授業への取り組み態度を評価する(10%)。 |
| テキスト | 使用しない。 |
| 参考文献 | 心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」https://psych.or.jp/manual/ 心理尺度の構成の方法:基礎から実践まで 小塩編 誠心書房 ISBN:978-4414300284 |
| 主な関連科目 | 臨床心理学概論,演習Ⅱ,演習IV,卒業論文 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中において,適宜質問を受け付ける。 授業時間外においては,対面およびTeamsを用いて質問や相談に対応する。 対面の場合,授業等で席を外している時もあるので,事前に連絡すること。 |
| 添付ファイル | 【心理学科】卒業論文・ルーブリック.pdf | 説明 | 【心理学科】卒業論文・ルーブリック |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37305 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
| 健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS35305 | 2023~2023 | 4 | - | ○ | - | ○ | ○ |
| 健康科学部心理学科(専門発展) | 61400 | 2024~2026 | 4 | - | ○ | - | ○ | ○ |