| 授業コード | 41018000 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 公共経済学Ⅱ | クラス | |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 田中 藍子 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 公共経済学Ⅱ |
| 学修の概要 | この授業では数学的なモデルやグラフをとりいれた学部標準的な公共経済学を学びます ミクロ経済学の理解を前提に、財政問題に対する課題を考えるための理論的な枠組みを学習します 実際の財政制度を詳細にみるというより、一般化・抽象化によって理解・分析・評価する側面が強い授業です |
| 学修の到達目標 | 1. 中級者向けの公共経済学の基礎を理解できる 2. 理解の不足分を自ら分析し、問題を解決することができる |
| 授業計画 | 第1回 | イントロダクション 授業ついて概要および基本事項を理解できる |
| 第2回 | 課税と経済主体の反応 政府が家計や企業に課税するときの消費や生産への基本的な影響を理解できる |
|
| 第3回 | 市場と効率性 生産がないときの効率性、生産があるときの効率性、厚生経済学の第1基本定理、厚生経済学の第2基本定理を理解できる |
|
| 第4回 | 市場の失敗と市場の限界 市場の失敗と政府介入および政府の失敗について理解できる |
|
| 第5回 | 外部性 コースの定理、ピグー税、外部効果の内部化について理解できる |
|
| 第6回 | 公共財 サミュエルソン条件、公共財の自発的供給、リンダール・メカニズムについて理解できる |
|
| 第7回 | メカニズムデザイン incentive compatibility, クラーク=グローブス・メカニズム、ヴァリアン・メカニズムについて理解できる |
|
| 第8回 | 社会的決定と政治過程 合意形成と投票ルール、Arrowの一般可能性定理、政治と官僚、オストロゴルスキーのパラドックスについて理解できる |
|
| 第9回 | 地方分権と政府間財政関係 地方分権化と地方公共財との関係、地方政府間および地方政府と中央政府との関係を理解できる |
|
| 第10回 | 社会保険 社会保険、不確実性のもとでの意思決定、逆選択、モラル・ハザードについて理解できる |
|
| 第11回 | 社会厚生関数と再分配のコスト 社会厚生関数、分配の最適性、再分配と効率性との関係について理解できる |
|
| 第12回 | 公的扶助と効率的な再分配 所得維持と公的扶助、貧困の罠、勤労と公的扶助、情報の非対称性について理解できる |
|
| 第13回 | 財政政策と時間 現時点で政府が行う課税や財政支出、規制などが将来の家計の効用や経済成長経路にどのような影響を与えうるか理解できる |
|
| 第14回 | 財政運営と世代 リカード=バローの中立命題、公的年金のマクロ経済的効果、世代間の公平性について理解できる |
|
| 第15回 | まとめ |
| 授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度) 授業計画の次回実施予定範囲を確認し、テキストをよく読んで予習してください 事後学修(2時間程度) 授業で学んだ範囲をよく復習してください 復習をしてわからなかったところや新たに生じた疑問については、「どこまでどのように調べて、どのようなことがわからなかったのか」内容を整理してください そのうえで担当教員に質問してください |
| 履修上の注意事項 | ・神取道宏「ミクロ経済学の力」日本評論社、2014年の内容を7割程度は理解できていることを前提とした授業です 公共経済学Ⅰと比べて大きく難易度が上がりますのでご注意ください ・この授業は対面形式で行います ・内容のボリュームや受講者の様子などによって講義予定が多少変動することがあります ・公認欠席時の成績評価については代替措置で対応します ・遅刻は厳禁です |
| 成績評価の方法・基準 | 小テスト: 100% 授業内容から出題する小テストをランダムに実施します 十分に予習復習を行い準備してください +α: 到達目標2および受講姿勢に応じたプラス評価 ・質問 ・積極的な受講姿勢 ・講義スライド等の修正 など 欠席などによる小テスト未受験は0点として評価します(公欠を除く) 小テスト全実施回数に対し、以下のいずれかに該当する場合は成績評価対象外です ・未受験回数が1/3以上 ・0点の回が1/2以上 例)小テストが全部で10回実施された場合 未受験 4回 → 評価対象外 0点4回+未受験1回 → 評価対象外 |
| テキスト | 林正義、小川光、別所俊一郎「公共経済学」有斐閣アルマ、2010年 |
| 参考文献 | 板谷淳一、佐野博之「コア・テキスト公共経済学」新世社、2013年 林正義「財政学」有斐閣、2025年 J. E. スティグリッツ、J. K. ローゼンガード、藪下史郎 [訳]「スティグリッツ 公共経済学(第3版)上・下」東洋経済新報社、2022年 など |
| 主な関連科目 | 公共経済学Ⅰ、ミクロ経済学、財政学 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中および前後に質問にご対応します 質問を受けたフィードバックは授業内に行います |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 経済科学部現代経済学科(C群) | FECE30306 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
| 経済科学部現代経済学科(C群) | FECE30306 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
| 経済科学部現代経済学科(C群) | 41300 | 2024~2026 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
| 経済科学部経済情報学科(H群) | FEEI30818 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
| 経済科学部経済情報学科(H群) | FEEI30818 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
| 経済科学部経済情報学科(H群) | 42300 | 2024~2026 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |