授業コード 40009100 単位数 2
科目名 応用ミクロ経済学 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 河合 伸治 配当年次 *下表参考

授業の題目 「決め方」の経済学
学修の概要  「決め方」の経済学は,公共選択論の一部である.公共選択論は集合的意思決定(collective decision making)に関心があり,様々な動機を持つ主体が行動する社会でどのような形で意思決定をすることが望ましいのかを考える学問である.本講義では世の中で起こっているさまざまな事例をもとに,どのように意思決定がおこなわれているのか,またその意思決定の方法で問題がないのか,考察していく.
学修の到達目標  どのように物事を決めればいいのかを知り,世の中で起こっているさまざまな事例についてどのような決め方をすればいいのかというアイデアを提案できる力を身に着けることを目標とする.
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 「民主的な」決め方を考える
第3回 一騎打ちで選択肢を競わせる
第4回 決め方が変わると歴史が変わる
第5回 決め方を精査する
第6回 ベストな配点を考える
第7回 「絶対評価」で決めるとどうなるか
第8回 多数決で正しい判断ができる確率
第9回 多数決と暴力は何が違うのか
第10回 国会は多数決を正しく使えているのか?
第11回 法廷の「決め方」を分析する
第12回 費用分担をフェアに決める
第13回 「決闘への満場一致」は尊重すべきか
第14回 個人の自由と満場一致はときに対立する
第15回 授業のまとめ
授業外学習の課題  ミクロ経済学の復習及び本講義の復習を可能な限り行うこと.また,「決め方」の経済学は選挙等の日々の暮らしと密接に関係しているため,常に新聞やニュースの報道にも目を配るようにすること.
履修上の注意事項  授業は対面かつ講義形式で行う予定であるが,受講生がおおむね20名を下回る場合には受講生と相談の上,学生による報告を中心とした演習形式の授業に変更する可能性もありうる.本講義は「応用」科目であるため,経済分析入門Ⅰ及びミクロ経済学で学習した基礎的な知識を十分に修得していることを前提に講義を進めていく.履修にあたってはこれらの科目の復習を十分に行なっておくことがこの科目を履修するための必須条件となる.公認欠席は欠席として扱うが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮する.
成績評価の方法・基準  期末試験(70%)+レポート(30%)を基本に総合的に評価する.ただし,レポートは毎回の講義の最後に課される小レポートとそれとは別に期末に課される大レポートから構成される.総合評価が60点を上回った者のみ単位を認めるものとする.詳細については1回目の授業で説明する.
テキスト  使用しない.毎回プリントを配布する.
参考文献 坂井 豊貴(2015)『多数決を疑う – 社会的選択理論とは何か 』,岩波新書(1541),岩波書店
坂井 豊貴(2016)『「決め方」の経済学 –「みんなの意見のまとめ方」を科学する』,ダイヤモンド社
 *その他の文献も適宜授業の中で紹介して行く予定である.
主な関連科目 ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ,経済政策Ⅰ・Ⅱ,公共経済学Ⅰ・Ⅱ など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 講義終了後及び時間がかかるものについては随時研究室にて対応する.なお,研究室での対応を希望する学生は,授業終了後もしくはメールにて事前にアポイントメントを取ることが望ましい.また,毎回の講義の最後に課される小レポートについては,次回の授業の冒頭で模範回答例として実際の学生のレポートを取り上げながら詳細な解説を加える.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(C群) FECE30301 2019~2022 3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(C群) FECE30301 2023~2023 3・4 - -
経済科学部現代経済学科(C群) 41300 2024~2026 3・4 - -
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI30813 2019~2022 3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI30813 2023~2023 3・4 - -
経済科学部経済情報学科(H群) 42300 2024~2026 3・4 - -