| 授業コード | 31010910 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 基礎演習Ⅱ | クラス | 10 |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 三阪 佳弘 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 現在の法をめぐる問題の批判的検討 |
| 学修の概要 | この授業では、現在の法をめぐる問題を、理念・現状・歴史・比較の4つの視点で批判的に検討する手法を学びます。理念とは、問題となっている法がどのような価値を実現しようとしているのか、現状とは、その法をめぐってどのような問題が生じているのか、歴史とは、その問題が歴史的になぜ生じてきたのか、比較とは他の国では、その問題をどのように解決しているのか、をそれぞれ検討することです。 例えば夫婦同氏の是非という問題を例にすると、理念は、氏に対する個人のアイデンティティをどこまで尊重するか、現状は、婚姻する人々への夫婦同氏の事実上の強制がどのような問題を引き起こしているのか、歴史は、なぜ夫婦同氏制がうまれたのか、比較は、他の国々ではどうしているのか、をそれぞれ検討し、この問題に対してどのような意見を持つのかを検討していくことになります。 この授業ではこうした手法を身につけることで、現在の問題に対する批判的視座を身につけることが出来るようにします。 |
| 学修の到達目標 | 1.ものごとを客観的な根拠に基づき、客観的に把握することができる。 2.理解や意見の異なる者との間で意思疎通、意見交換、問題の共有、冷静な議論をすることができる。 3.自分の理解や意見を口頭または文書でわかりやすく伝えることができる。 |
| 授業計画 | 第1回 | イントロダクション 自己紹介、ゼミの運営方法等 また、研究公正、研究倫理をめぐる基本事項を理解し、公正な研究方法を身につけるために、研究倫理教育を行う。 最初の5回は現在の法的問題(夫婦別姓、死刑、裁判員裁判、同性婚、冤罪等のメジャーな問題から文献を選択)についての文献を教員が指定し、それに基づいて文献の読み方、まとめ方、報告の仕方などを学んでいきます。それを下に、各自で自らテーマを立てて実践していきます。最初の5回は基本文献を教員が指定し、それに基づいて文献の読み方、 まとめ方、報告の仕方などを学んでいきます。第4回以降のテーマは仮のもので、 参加者の希望等をふまえて変更することがある。 |
| 第2回 | 文献の購読 ① 文献をまとめてレジュメを作る | |
| 第3回 | 文献の購読② 対立する考え方を整理する | |
| 第4回 | 文献の購読 ③ レジュメを作成して報告して自分の意見を述べる1 憲法関係のトピック | |
| 第5回 | 文献の購読④ レジュメを作成して報告して自分の意見を述べる2 家族法関係のトピック | |
| 第6回 | 文献の購読⑤ レジュメを作成して報告して自分の意見を述べる3 刑事法関係のトピック | |
| 第7回 | 過去あるいは現在の法をめぐる問題について自分でテーマを立てる | |
| 第8回 | 過去あるいは現在の法をめぐるテーマについて基本文献を探す | |
| 第9回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論① 憲法関係のトピック | |
| 第10回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論② 家族法関係のトピック | |
| 第11回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論③ 刑事法関係のトピック | |
| 第12回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論④ 刑事司法関係のトピック | |
| 第13回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論⑤ 民事司法関係のトピック | |
| 第14回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論⑥ 重大事件の分析 | |
| 第15回 | まとめ |
| 授業外学習の課題 | 1.講義で検討する教材があるときにはそれを熟読して講義に臨み議論に参加する。 2.自らの関心に基づいてテーマを立てて、それについて、資料を収集検討し、そのテーマに関する自己の主張を、根拠を持って伝えられるように、レジュメやパワーポイントにまとめる。テーマ設定に基づく報告の準備には相応に時間がかかる(2週間~1ヶ月程度)。 以上の授業外学習時間は4時間程度を予定している。 |
| 履修上の注意事項 | ・皆さんが報告する際に守るべき事柄(レジュメの作成、提出方法等)は授業の際に説明します。 ・議論には積極的に参加してください。 ・無断欠席、とくに発表があたっている授業回の無断欠席は厳禁です。 ・授業計画は、参加者の数や進行度合いに応じて変更することがありますので注意してください。 ・公欠制度の欠席と発表回が重ならないように配慮します。 |
| 成績評価の方法・基準 | 出席して、積極的に議論に参加することが前提です。 報告への取り組みと課題提出の内容(70点)、授業での議論へ積極さ(30点)、欠席による減点等により評価します。 |
| テキスト | |
| 参考文献 | |
| 主な関連科目 | |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了時に対応します。そのほか、説明に時間を要したりややこみいった質問・相談・成績評価に関しては、研究室で対応します。この場合は事前にアポイントメントをとってください。 メールでも対応します。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学部法律学科(演習) | 31300 | 2024~2026 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |