| 授業コード | 31010906 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 基礎演習Ⅱ | クラス | 06 |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 鄭 芙蓉 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 民法の基礎 |
| 学修の概要 | これから民法の勉強を本格的に始める2年次生の皆さんは、何を勉強すれば良いでしょうか。「民法にはこのような条文があり、民法を適用するとこういう解決になります」、民法が生活の各場面における「生きた法律」であることの学習が実は重要です。そこで、本基礎演習は、テキストに書かれた18歳の人が関心を持ちそうな紛争場面を素材に、テキストの講読及び質疑応答を行うことにより、民法の基礎を学習します。 基礎演習の進行方法は次の通りです。まず、2人あるいは3人1組でいくつかのチームに分けます。毎回その中から〔報告班〕と〔質問班〕を 指定します。〔報告班〕が希望のテーマについてレジュメを作成•報告し、〔質問班〕がそれに対して質問します。また、全員が事前にMoodleの練習問題を解いて、当日、他のゼミ生と議論します。 |
| 学修の到達目標 | 民法が内包する基本的な考え方を理解すること、身の回りのことを民法の問題として分析する習慣を身につけることを目標とします。 |
| 授業計画 | 第1回 | 開講にあたって・研究倫理教育 授業の目的と進め方を理解することができるようになる。 |
| 第2回 | 教員によるサンプル報告――「親が家を新築したら」 教員によるサンプル報告を通じて、民法的思考の流れと事例報告の構成を理解し、自分の報告に応用することができるようになる。 |
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| 第3回 | 学生報告――「インターネット上で中傷されたら」 インターネット上の名誉毀損に関する法的問題を理解し、事例に即して権利侵害の成否を検討することができるようになる。 |
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| 第4回 | 学生報告――「スーパーで食品を買ったら」 日常的な食品購入に関する契約関係と責任のあり方を理解し、具体的事例に基づいて法的評価を行うことができるようになる。 |
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| 第5回 | 学生報告――「英会話教室に通ったら」 サービス契約の法的性質を理解し、契約内容と履行状況を踏まえて権利義務を説明することができるようになる。 |
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| 第6回 | 学生報告――「入学するときにお金を借りたら」 金銭消費貸借契約の基本構造を理解し、入学時の借入れ事例に適用して返済義務や契約内容を説明することができるようになる。 |
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| 第7回 | 学生報告――「自分のクレジットカードを作ったら」 クレジットカード契約の仕組みと責任関係を理解し、利用者の立場から法的問題を説明することができるようになる。 |
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| 第8回 | 特別企画1――「債権法改正について」 債権法改正の背景と主要ポイントを理解し、改正が社会や取引に与える影響を説明することができるようになる。 |
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| 第9回 | 学生報告――「アパートを借りたら」 賃貸借契約の基本的権利義務を理解し、アパートを借りた場合の典型的な法的問題を説明することができるようになる。 |
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| 第10回 | 学生報告――「ある友達の「結婚」 家族関係や法的効果について自分の言葉で整理して説明することができるようになる。 |
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| 第11回 | 学生報告――「親が離婚したら」 親権・養育費などの基本的な法的ポイントを、自分の立場から考察して述べることができるようになる。 |
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| 第12回 | 学生報告――「祖父がなくなったら」 相続の仕組みや家族内の役割について理解し、具体的な場面を想定して説明することができるようになる。 |
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| 第13回 | 学生報告――「民法の世界を整理したら」 これまで学んだ民法の主要な概念を自分なりに体系化し、関連性を踏まえてまとめて説明することができるようになる。 |
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| 第14回 | 特別企画2――「物権法改正について」 物権法改正の意義と課題を整理し、改正が社会や取引に与える影響を説明することができるようになる。 |
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| 第15回 | 小括 全15回の内容を総合し、民法の基本的な考え方を自分の言葉で整理して説明することができるようになる。 |
| 授業外学習の課題 | ・〔報告班〕は指導を受けながら、レジュメを作成します。事前に用意された質問について調べて、ゼミ当日質問に答えます。 ・〔質問班〕は事前に配った〔報告班〕のレジュメを読んで、参考文献を利用しながら自分なりの質問を用意します。 ・〔全員〕は事前にMoodleの練習問題を解いて、解答ファイルを提出します。 ・毎回の授業につき、事前学修(2時間程度)・事後学修(2時間程度)が必要です。 |
| 履修上の注意事項 | ・理由なく休まないこと、レジュメ・報告をきちんとすること、積極的に発言することを期待しています。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 |
| 成績評価の方法・基準 | 報告レジュメの内容70%、受講態度30%で評価します。 |
| テキスト | 潮見佳男・中田邦博・松岡久和編『18歳からはじめる民法(第5版)』(法律文化社、2023年) |
| 参考文献 | 米倉明『プレップ民法(第5版)』(弘文堂、2018年) 中田裕康・潮見佳男・道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ 総則・物権(第7版)』(有斐閣、2015年) 原田昌和・秋山靖浩・山口敬介『民法①総則 判例30』(有斐閣、2017年) 潮見佳男『民法(債権関係)改正法の概要』(金融財政事情研究会、2017年) 大村敦志・道垣内弘人『解説 民法(債権法)改正のポイント』(有斐閣、2017年) |
| 主な関連科目 | 民法総則、民事法の基礎、物権法、債権総論、債権各論、家族法 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は基本的にその場で受けて、その場で解答・対応します。それ以外の時間を希望する場合は、メールでご連絡ください。個別に調整します。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学部法律学科(演習) | 31300 | 2024~2026 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |