| 授業コード | 31010414 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 基礎演習Ⅲ | クラス | 14 |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 申 賢哲 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 知的財産法の基礎演習Ⅲ |
| 学修の概要 | 本演習では、技術・デザイン、ブランド、音楽・映画などのコンテンツといった創造的活動の成果を保護・活用する法分野である知的財産法を題材として、知的財産が社会や企業活動にどのように関わっているかを概観する。文献や事例の検討、報告や討論を通じて、知的財産法の基礎的理解を深めるとともに、知的財産をめぐる問題を法的に考察する基礎的能力を養うことを目的とする。 |
| 学修の到達目標 | 1.知的財産法の基本的な制度の概要を理解し、説明することができる。 2.知的財産をめぐる具体的な事例について、法的観点から考察することができる。 3.文献や資料を調査・整理し、その内容を報告・討論する基礎的能力を身につける。 *本講義の内容は、知的財産に関する基礎的知識を扱うものであり、知的財産管理技能検定(国家資格)の学習内容にも関連する。 |
| 授業計画 | 第1回 | <イントロダクション−<知的財産制度> 我が国法体系における知的財産法の位置づけおよび知的財産法制の全体像について確認し、本演習の進め方や報告方法、担当判例の割当てを行う。 |
| 第2回 | <特許法①:発明> 特許法上の「発明」の意義が問題となった判例を取り上げ、どのようなものが特許法の保護客体となるのかについて、事案・争点・裁判所の判断を整理して報告する。 |
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| 第3回 | <特許法②:特許要件> 発明が特許を受けるための要件(新規性・進歩性など)が争われた判例を取り上げ、その判断枠組みについて整理し報告する。 |
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| 第4回 | <特許法③:発明者・冒認出願・職務発明> 発明者の認定、職務発明の帰属、または冒認出願が問題となった判例を取り上げ、特許を受ける権利の帰属について整理し報告する。 |
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| 第5回 | <特許法④:出願、審査・審判> 特許出願や審査・審判手続に関する判例を取り上げ、特許権の成立やその効力に関わる手続の仕組みについて整理し報告する。 |
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| 第6回 | <特許法⑤:権利の活用> 特許権のライセンスや権利利用に関する紛争が問題となった判例を取り上げ、実施権の種類や権利利用の在り方について整理し報告する。 |
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| 第7回 | <特許法⑥:特許攻防> 特許権侵害の成否が争われた判例を取り上げ、侵害判断の枠組みや侵害に対する法的対応について整理し報告する。 |
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| 第8回 | <意匠法:デザインの保護> 意匠権侵害などが争われた判例を取り上げ、どのようなデザインが保護されるのか、また意匠権の効力について整理し報告する。 |
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| 第9回 | <商標法:ブランドの保護> 商標権侵害や類似判断が争われた判例を取り上げ、ブランド保護の観点から商標制度の役割について整理し報告する。 |
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| 第10回 | <不正競争防止法:営業秘密の保護> 営業秘密の侵害が問題となった判例を取り上げ、営業秘密として保護されるための要件や侵害の成否について整理し報告する。 |
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| 第11回 | <著作権法①:著作物性> 著作物性の有無が争われた判例を取り上げ、どのような創作物が著作権法によって保護されるのかについて整理し報告する。 |
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| 第12回 | <著作権法②:著作者・職務著作> 著作者の認定や職務著作の成立が問題となった判例を取り上げ、著作権の帰属について整理し報告する。 |
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| 第13回 | <著作権法③:著作権の内容> 著作権侵害の成否が争われた判例を取り上げ、著作権の内容および侵害判断の枠組みについて整理し報告する。 |
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| 第14回 | <著作権法④:著作権の制限> 引用など著作権の制限規定の適用が問題となった判例を取り上げ、著作権の保護と利用の調整について整理し報告する。 |
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| 第15回 | <著作権法⑤:著作者人格権> 著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権など)が争われた判例を取り上げ、創作者の人格的利益の保護について整理し報告する。 |
| 授業外学習の課題 | 各回の演習に向けて、教科書の該当UNITを読んだ上で、授業に参加することが望まれる。指定された文献や資料を読み、内容を整理するなどの事前学習を行う(2時間程度)。また、授業後には、授業で扱った内容や議論を整理し、関連する資料を確認するなどの復習を行う(2時間程度)。 |
| 履修上の注意事項 | ①第1回の授業では、担当判例の報告順序およびテーマを決定するため、履修希望者は必ず出席すること。やむを得ず欠席する場合には、事前に担当教員へ連絡すること。 ②本演習では、知的財産法の基礎知識や判例を扱う。知的財産法に関する理解をより深めるため、「特別講義A(知的財産法Ⅰ~Ⅲ)」の履修を推奨する。ただし、これは本演習の履修要件ではない。 ③公認欠席の場合には、必要に応じて個別に対応する。 <注>上記の授業計画は目安であり、演習の進捗状況等により内容を変更する場合がある。 |
| 成績評価の方法・基準 | ・成績は、以下の要素を総合して評価する。 ①担当報告(報告内容・資料の完成度) 70% ②授業への参加状況(発言・討論への貢献度等) 30% ・特に、文献や判例の内容を適切に整理し、論点を明確にした報告ができているか、また授業での討論に積極的に参加しているかを重視する。 |
| テキスト | ・茶園成樹編『知的財産法入門〔第3版〕』(有斐閣、2020) |
| 参考文献 | ・愛知靖之=前田健=金子敏哉=青木大也『知的財産法〔第2版〕』(有斐閣、2023年) ・平嶋竜太=宮脇正晴=蘆立順美『入門 知的財産法〔第3版〕』(有斐閣、2023年) ・前田健=金子敏哉=青木大也編『図録 知的財産法』(弘文堂、2021年) |
| 主な関連科目 | 特別講義A(知的財産法Ⅰ)、特別講義A(知的財産法Ⅱ)、特別講義A(知的財産法Ⅲ)、法律基礎B(法情報学) |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・授業に関する質問は、授業終了後およびメールで随時受け付ける。また、水曜日のオフィスアワー(14時~17時)においても対応する。なお、期末試験の内容に関する質問については、オフィスアワーにおいて個別に対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学部法律学科(演習) | 31300 | 2024~2026 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |