授業コード 31010406 単位数 2
科目名 基礎演習Ⅲ クラス 06
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 鄭 芙蓉 配当年次 *下表参考

授業の題目 改正民法の研究(民法総則)
学修の概要 本基礎演習は、テキストの講読及び質疑応答を行うことにより、改正民法(民法総則分野)を学習します。進行方法は次の通りです。まず、3人1組でいくつかのチームに分けます。毎回その中から〔報告班〕を 指定します。〔報告班〕が希望のテーマについてレジュメを作成•報告し、報告班以外のメンバーが〔質問班〕となり、報告に対して質問します。また、全員が事前にMoodleの練習問題を解いて、当日、他のゼミ生と議論します。
学修の到達目標 改正民法(民法総則)の理解を深め、民法の基礎知識や運用能力を身につけられるようになる。また、演習を通じて、問題を自分で発見して解決できる能力、資料収集・調査能力、正確に伝えるプレゼンテーション能力、他者と議論するディベート能力を向上させることができるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス•各班の仕分けと報告順の確定:
ゼミの進め方と班活動の役割を理解し、自分の学習計画を立てることができるようになる。
第2回 教員によるサンプル報告:
報告書作成や口頭報告の構成・方法を理解し、自分の班の報告に応用することができるようになる。
第3回 第1班第1回報告(公序良俗):
公序良俗の意義と適用場面を理解し、具体的事例に当てはめて判断することができるようになる。
第4回 第2班第1回報告(意思能力):
意思能力の概念と判断基準を整理し、意思能力の有無が法律行為の効力に与える影響を説明することができるようになる。
第5回 第3班第1回報告(代理(1)有権代理):
有権代理の成立要件を理解し、本人・代理人・相手方の関係を整理して説明することができるようになる。
第6回 第4班第1回報告(代理(2)代理権の濫用・利益相反行為):
代理権の濫用や利益相反行為が問題となる場面を理解し、法律行為の効力を判断することができるようになる。
第7回 第5班第1回報告(代理(3)表見代理):
表見代理の各類型を整理し、第三者保護の仕組みを説明することができるようになる。
第8回 特別企画2(民法総則の中日比較)
中国民法総則の条文に触れ、日本の民法総則との相違点を自分の理解に基づいて整理し、具体的に説明することができるようになる。
第9回 第1班第2回報告(無効・取消し):
無効と取消しの違いを理解し、それぞれの効果や主張方法を説明することができるようになる。
第10回 第2班第2回報告(条件):
停止条件・解除条件の仕組みを理解し、条件付き法律行為の効果を説明することができるようになる。
第11回 第3班第2回報告(時効(1)時効期間、時効の起算点・効果):
時効の基本構造(期間・起算点・効果)を理解し、事例に適用して判断することができるようになる。
第12回 第4班第2回報告(時効(2)時効障害):
時効の進行が妨げられる事由を整理し、どのような場合に時効が完成しないかを説明することができるようになる。
第13回 第5班第2回報告(時効(3)時効期間の特例):
民法の特例による時効期間の違いを理解し、適切な期間を判断することができるようになる。
第14回 特別企画2(物権法の中日比較)
中国物権法の条文に触れ、日本の物権法との相違点を自分の理解に基づいて整理し、具体的に説明することができるようになる。
第15回 小括
各回の学習内容を総合的に整理し、民法総則の基本概念を自分の言葉で説明することができるようになる。
授業外学習の課題 ・〔報告班〕は指導を受けながら、レジュメを作成します。事前に用意された質問について調べて、ゼミ当日質問に答えます。
・〔質問班〕は事前に配った〔報告班〕のレジュメを読んで、参考文献を利用しながら自分なりの質問を用意します。
・〔全員〕は事前にMoodleの練習問題を解いて、解答ファイルを提出します。
・毎回の授業につき、事前学修(2時間程度)・事後学修(2時間程度)が必要です。
履修上の注意事項 ・理由なく休まないこと、レジュメ・報告をきちんとすること、積極的に発言することを期待しています。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 報告レジュメの内容(70%)、受講態度(30%)で評価します。
テキスト 潮見佳男など編『詳解 改正民法』(商事法務、2018年)
参考文献 適宜ブリントを配布します。
主な関連科目 民法総則
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は基本的にその場で受けて、その場で解答・対応します。それ以外の時間を希望する場合はメールでご連絡ください。個別に調整します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(演習) 31300 2024~2026 2