授業コード 30099200 単位数 2
科目名 特別講義A(ローマ法) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 渡辺 理仁 配当年次 *下表参考

授業の題目 ビザンツ法制史
学修の概要 現代大陸法に繋がるものとは異なる歴史的経過を辿ったものとして、ビザンツ帝国における法の発展過程を、ローマ法を中心として当時の歴史的背景・国制・教会との関係を併せて学習することで、当時の法的課題とそれらが制度を通じていかに解決されたのか、実例から学びます。
本講義ではビザンツ帝国における法と法学の歴史について、講義形式で学習します。
本講義では、Ⅰ. 「市民法大全」以前(2-4回)、Ⅱ.ユスティニアヌス期(5-7回)、Ⅲ. ユスティニアヌスから第4次十字軍まで(8-12回)、Ⅳ. 末期ビザンツ(13-15回)に分けて授業を進めていきます。
学修の到達目標 (1) ビザンツ法制史上の基本的な知識を身につけること。
(2) 異なる時代や場所において用いられていた法とそのコンテクストについて、歴史的視点から説明することができること。
(3) 異なる時代や場所において用いられていた法が、現代社会における法・法学のあり様といかなる関係にあるか、精査することができること。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 「市民法大全」以前① 後期古代のローマ国制
第3回 「市民法大全」以前② キリスト教化後のローマ
第4回 「市民法大全」以前③ 専制君主政期の勅法
第5回 「市民法大全」① 「市民法大全」全体の構成
第6回 「市民法大全」② 法学教授たち
第7回 「市民法大全」③ 初期教会法
第8回 ビザンツ法① 国制の変容と手引型法源
第9回 ビザンツ法② 教会分裂と教会法の広がり
第10回 ビザンツ法③ 「バシリカ」の編纂
第11回 ビザンツ法④ 勅法と司法制度
第12回 ビザンツ法⑤ 教会法学者たち
第13回 末期ビザンツ法① エピロス専制公国
第14回 末期ビザンツ法② パレオロゴス朝
第15回 末期ビザンツ法③ ビザンツ亡き後のビザンツ法
授業外学習の課題 授業の準備として、配布資料をよく読んでおくようにしてください。また、授業や講義資料で指示された項目について復習しておくことが必要になります。
受講者は、テキストの指定箇所を1時間程度かけて事前に読んでから授業に参加し、また、授業後は講義ノートを整理するなどして1時間程度かけて講義内容の理解を深めるとよいでしょう。
疑問点がある場合、授業後の質問や電子メール、オフィスアワー等を利用し、適宜教員に質問するようにしてください。
履修上の注意事項 ・授業中には資料提示のためにパワーポイントを使用します。履修者は各回毎にテキストの該当箇所を予習し、授業に臨むようにしてください。
・単元終了毎に学生の理解を測るために、moodle上でリアクションペーパーを実施します。
・レジュメ等についてはmoodle上にアップロードします。履修生は、そこでレジュメ等をダウンロードするようにしてください。
・公欠等で出席ができない場合は、必ず事前に連絡してください。公欠は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 期末試験(70 パーセント)、リアクションペーパー(30 パーセント)に応じて採点します。
それらの合計点を最終成績として広島修道大学の基準に従い評価します。
テキスト 講義ごとにレジュメを配布します。
参考文献 ジュディス・ヘリン『ビザンツ 驚くべき中世帝国』白水社、2021年
Penna D., Byzantine Law: The Law of the Eastern Roman Empire. Cambridge, 2026.
その他、周辺知識の学習のために有用な文献を授業内で適宜指示します。
主な関連科目 西洋法制史、西洋史概論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問や相談がある場合は、基本的に授業後に対応します。
Moodle、メールでの連絡も受け付けます。また、オフィスアワーに研究室に来ても構いませんが、その場合は必ず事前にアポイントメントを取るようにしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(発展科目) 2014~2014 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(発展科目) FLLA20942 2018~2023 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(演習) 31300 2024~2026 2・3・4 -