| 授業コード | 30097000 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 法律基礎B(法情報学) | クラス | |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 申 賢哲 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 法情報学 |
| 学修の概要 | 本講義は、法令、裁判例、研究図書、学術論文等を含む法律学に関連する情報・資料を適切に収集・整理する方法および引用の方法について説明する。具体的には、各種データベースや図書資料を用いた法情報の調査方法を学ぶとともに、レポートや判例研究、法律ディベート、卒業論文の作成に必要となる基本的なリサーチ手法と引用の作法を習得する。これにより、法律問題について信頼できる資料を基に論理的に検討し、適切な形で成果を表現する基礎的能力を養う。 |
| 学修の到達目標 | 1.法律学に関連する情報・資料(法令、裁判例、研究図書、学術論文等)の種類と特徴を理解する。 2.各種データベースや図書資料を用いて、必要な法情報を適切に検索・収集することができる。 3.法律文献の適切な引用方法および参考文献の表示方法を理解し、レポート等において適切に用いることができまる。 4.レポート、判例研究、法律ディベート及び卒業論文の作成に必要な基本的なリサーチ手法と作法を身につける。 |
| 授業計画 | 第1回 | <法情報学への招待と資料の種類> 法情報の全体像を把握し、1次資料と2次資料の違いを理解し、目的に応じてどの資料を優先すべきか判断できるようになる。 |
| 第2回 | <リサーチ方法と手順> 事案からキーワードを抽出し、最短ルートの「検索計画」を立てられるようになる。 |
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| 第3回 | <図書館・商用データベースの活用法> 専門データベースを使い、高度なフィルタリング検索ができるようになる。 |
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| 第4回 | <法令の調査> 法律の最新状態だけでなく、改正の経緯(沿革)まで正確に追跡できるようになる。 |
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| 第5回 | <立法過程と立法趣旨の探究> 会議録等の立法資料から、条文が作られた「背景と目的」を説明できるようになる。 |
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| 第6回 | <判例の調査> 自分の事案に適合する重要判例を特定し、その判断の要旨を抽出できるようになる。 |
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| 第7回 | <書籍(基本書・注解書)の調査> コンメンタール等を用いて、特定の条文に関する「通説」を素早く確認できるようになる。 |
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| 第8回 | <論文の調査と入手方法> 雑誌記事索引等を使い、最新の「学説の対立点」を把握できるようになる。 |
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| 第9回 | <判例評釈・判例関連文献の調査> 判例に対する学界の評価を調べ、その判決の「正当性と限界」を分析できるようになる。 |
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| 第10回 | <法律文献の正しい引用方法> 標準ルールに基づき、誰でも元の資料に辿り着ける正確な出典表記ができるようになる。 |
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| 第11回 | <リーガル・リサーチ統合演習> 法令・判例・文献を組み合わせ、特定の法律問題について体系的にリサーチし、論点整理ができるようになる。 |
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| 第12回 | <判例研究の資料作成方法> 事実・争点・判旨を構造化し、実務で通用する「検討レジュメ」を作成できるようになる。 |
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| 第13回 | <小論文・レポートの書き方> IRAC法を用い、客観的な根拠に基づいた「説得力のある論述」ができるようになる。 |
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| 第14回 | <小論文の発表・検討> 自身の論理を他者の視点で検証し、資料に基づいた建設的な応答ができるようになる。 |
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| 第15回 | <卒業論文の書き方> 膨大な資料を管理し、独自の「問い」を論文へと昇華させる管理術を習得する。 |
| 授業外学習の課題 | 各回の授業内容に関連する法令、裁判例、文献等について事前に調査を行い、授業で扱う内容を予習すること(2時間程度)。また、授業後は配布資料や参考文献を確認し、法情報の調査方法や引用方法について理解を深める復習を行うこと(2時間程度)。必要に応じて、レポート課題や簡単な調査課題に取り組むこと。 |
| 履修上の注意事項 | ・本講義では、法令・裁判例データベースやオンライン資料を用いた法情報の検索を扱うため、可能な限りノートパソコン等の端末を持参することが望ましい。 ・本講義はレポート、判例研究及び卒業論文作成の基礎となる内容を扱うため、各回の授業内容について十分な予習・復習を行い、主体的に授業に参加すること。 ・公認欠席の場合には、必要に応じて個別に対応する。 <注>上記の授業計画は目安であり、講義の進捗状況等により内容を変更する場合がある。 |
| 成績評価の方法・基準 | ・授業への参加状況・課題(40%)、小論文(40%)、プレゼン・討論(20%)により総合的に評価する。各回の課題については、法令・裁判例・文献等の検索方法の適切さ、資料の整理・提示の内容、引用方法の適切さ等を基準として評価する。 ・小論文については、法情報の調査方法の適切さ、資料の利用方法、引用の適切さおよび論述内容等を基準として評価する。 |
| テキスト | ・いしかわまりこ=藤井康子=村井のり子『リーガル・リサーチ〔第5版〕』(日本評論社、2016年) |
| 参考文献 | ・田髙寛貴=秋山靖浩=原田昌和『リーガル・リサーチ&リポート 法学部の学び方〔第2版〕』(有斐閣、2019年) ・法律編集者懇話会編『法律文献等の出典の表示方法[2014年版]』法教育支援センター(https://houkyouikushien.wixsite.com/bunken) ・大阪大学全学教育推進機構「阪大生のためのアカデミック・ライティング入門」第4版(https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/71454/) ・講義に必要な資料をその都度配布する。 |
| 主な関連科目 | 特に関連科目の指定はないが、本講義で修得するリサーチ手法や引用作法、論理構築の技術は、「基礎演習Ⅲ」および「ゼミナールⅢ・Ⅳ」における判例研究や報告資料の作成、ならびに「卒業研究」において実践的な基礎知識として不可欠なものとなる。 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・授業に関する質問は、授業終了後およびメールで随時受け付ける。また、水曜日のオフィスアワー(14時~17時)においても対応する。なお、期末試験の内容に関する質問については、オフィスアワーにおいて個別に対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学部法律学科(法律基礎) | - | 2014~2014 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科(法律基礎) | FLLA10111 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科(法律基礎) | FLLA10111 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
| 法学部法律学科(基本科目) | 31200 | 2024~2026 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |