| 授業コード | 30038117 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | ゼミナールⅣ | クラス | 17 |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 申 賢哲 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 著作権法判例研究 |
| 学修の概要 | 本ゼミナールでは、著作権法に関する重要判例を題材として、学生による報告と討論を中心に授業を行う。参加者は担当判例について、事案の概要、争点、裁判所の判断およびその理由を整理し、関連する学説や他の判例も参照しながら報告を行う。報告後には参加者全員による討論を行い、判決の意義や問題点について多角的に検討する。 著作権法は、文化の発展に寄与することを目的として著作物の保護と利用の調整を図る法制度であり、裁判例を通じてその具体的な内容が形成されてきた。本ゼミでは、判例の精読を通じて著作権法の基本的な考え方を理解するとともに、法的論点を整理し、論理的に議論する能力を養うことを目的とする。 |
| 学修の到達目標 | 著作権法の重要判例の内容を正確に理解し、事案、争点、裁判所の判断を整理して説明できる。 2.判例から法的論点を抽出し、著作権法の制度や理論との関係を理解できる。 3.判例の意義や問題点について、自らの見解を論理的に述べることができる。 4.討論に積極的に参加し、法的観点から建設的な議論を行うことができる。 *本ゼミナールの内容は、知的財産管理技能検定(国家資格)の学習内容にも関連する。 |
| 授業計画 | 第1回 | <ガイダンス:著作権制度と判例研究の方法> 授業の進め方や報告方法を説明するとともに、著作権制度の目的と基本構造を確認する。また、判例の読み方や報告資料(レジュメ)の作成方法について解説する。 |
| 第2回 | <著作物性> 著作物とは何かについて検討する。創作性の判断基準などについて、判例を素材として理解する。 |
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| 第3回 | <著作者と著作権の帰属> 著作者の認定や共同著作物などについて、判例を通じて理解する。 |
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| 第4回 | <著作者人格権> 公表権、氏名表示権、同一性保持権など、著作者人格権の内容とその侵害について検討する。 |
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| 第5回 | <著作権の内容①:複製権> 著作権の中心的権利である複製権について、判例を通じて理解する。 |
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| 第6回 | <著作権の内容②:公衆送信権> インターネット時代に重要な公衆送信権について、判例を素材として検討する。 |
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| 第7回 | <翻案権と二次的著作物> 翻案の判断基準や二次的著作物の保護について理解する。 |
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| 第8回 | <著作権の制限①:私的使用> 私的使用のための複製など、著作権の制限規定について判例を通じて検討する。 |
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| 第9回 | <著作権の制限②:引用> 引用の要件や適法性判断について、判例を素材として理解する。 |
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| 第10回 | <著作権侵害の判断> 依拠性や類似性など、著作権侵害の成立要件について検討する。 |
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| 第11回 | <著作権侵害に対する救済> 差止請求や損害賠償など、著作権侵害に対する法的救済について理解する。 |
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| 第12回 | <職務著作> 企業や組織における著作物の帰属について、職務著作制度を中心に検討する。 |
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| 第13回 | <著作権とデジタル社会> インターネットやデジタル技術の発展に伴う著作権法の課題について検討する。 |
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| 第14回 | <著作権制度をめぐる現代的課題> AI生成物など、近年の技術発展に伴う著作権法の問題について検討する。 |
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| 第15回 | <総括> これまで扱った判例や制度を振り返り、著作権制度の意義と課題について総合的に議論する。 |
| 授業外学習の課題 | ・各回の授業に備えて、指定された判例および参考文献を読み、事案の概要、争点、裁判所の判断およびその理由を整理しておくこと。また、報告資料に目を通し、関連する制度や論点との関係を意識しながら予習を行うこと。予習時間の目安は各回2時間程度とする。 ・授業後は、討論で扱われた論点や判例の意義について整理し、著作権法の制度との関係を確認するなどの復習を行うこと。復習時間の目安は各回2時間程度とする。 |
| 履修上の注意事項 | ①第1回の授業では、担当判例の報告順序およびテーマを決定するため、履修希望者は必ず出席すること。やむを得ず欠席する場合は、必ず事前に担当教員へ連絡すること。 ②本ゼミナールでは、著作権法に関する判例を扱うため、知的財産法の基礎知識を有していることが望ましい。基礎的理解を深めるため、特別講義A(知的財産法Ⅱ)の履修登録を強く推奨する。ただし、これは本ゼミナール履修の必須条件ではない。 ③公認欠席の場合には、必要に応じて個別に対応する。 <注>上記の授業計画は目安であり、ゼミナールの進捗状況等により内容を変更する場合がある。 |
| 成績評価の方法・基準 | ・判例報告(プレゼンテーション):40% 担当判例について、事案の概要、争点、裁判所の判断を適切に整理し、判決の意義や問題点について分析できているかを評価する。 ・報告資料(レジュメ等):30% 判例の内容および論点が適切に整理され、授業での議論に資する資料となっているかを評価する。 ・授業への参加・討論への貢献:30% 他の学生の報告に対する質問やコメントなど、授業内の討論への参加状況を評価する。 |
| テキスト | ・小泉直樹・田村善之・駒田泰士・上野達弘 『著作権判例百選〔第7版〕』(有斐閣、 2025年) |
| 参考文献 | ・茶園成樹編『著作権法〔第3版〕』(有斐閣、2021年) ・中山信弘『著作権法〔第4版〕』(有斐閣、2021年) ・加戸守行『著作権法逐条講義〔7訂新版〕』 (著作権情報センター、2021年) ・島並良・上野達弘・横山久芳『著作権法入門〔第4版〕』(有斐閣、2024年) ・高林龍『標準著作権法〔第6版〕』(有斐閣、2025年) |
| 主な関連科目 | 特別講義A(知的財産法Ⅱ)、法律基礎B(法情報学) |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・授業に関する質問は、授業終了後およびメールで随時受け付ける。また、水曜日のオフィスアワー(14時~17時)においても対応する。なお、期末試験の内容に関する質問については、オフィスアワーにおいて個別に対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学部法律学科(演習) | - | 2014~2014 | 3・4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科(演習) | FLLA30804 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科(演習) | FLLA30804 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 法学部法律学科(演習) | 31400 | 2024~2026 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |