授業コード 30002367 単位数 2
科目名 卒業研究 クラス 67
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 申 賢哲 配当年次 *下表参考

授業の題目 卒業研究
学修の概要 4年間の大学での学修の集大成として論文を作成する科目です。テーマ決定、資料の収集・分析、論文の作成に至るまで、原則として、自力で取り組みます。
この科目は成果を評価するものですので、固定した時間割はありません。論文のテーマに応じて主たる指導担当教員を定め、担当教員が質問や相談に適宜応じます。質問内容によっては、それ以外の教員に質問や相談をすることもできます。
学修の到達目標 ・リーガル・ライティングの習得
法学特有の論文作法(論理構成、引用の形式、出典の明示方法など)を正しく理解し、客観的で説得力のある文章を作成できます。
・研究プロセスの完遂(実際の執筆)
自ら設定した研究テーマについて、資料収集から分析・考察までを一貫して行い、体系的な学術論文として1本の作品を完成させます。
・論理的思考の体系化
断片的な知識を組み合わせ、一つの大きな法的論点に対して、一貫性のある論理(ストーリー)を構築できます。
授業計画 第1回 <オリエンテーション>
卒業研究の意義、全体の流れ、先行論文の探し方を確認する。
第2回 <関心領域の特定>
憲法・民法・刑法等の分野から、具体的な興味(判例等)を絞り込む。
第3回 <リサーチ・クエスチョン>
「何が法的問題か」という問いを言語化し、仮のテーマを決定する。
第4回 <先行研究・資料の探索>
図書館やデータベースを活用し、関連する文献・判例をリストアップする。
第5回 <基本文献の精読①>
収集した資料を読み込み、現在の通説・実務の到達点を把握する。
第6回 <基本文献の精読②>
対立する学説や、批判的な視点(反対説)を整理する。
第7回 <中間報告・骨子の作成>
論文の「目次(章立て)」案を作成し、論理の筋道を確認する。
第8回 <個別指導>
指導教員との面談を受け、テーマや構成の妥当性を検証する。
第9回 <執筆開始:序論・第1章>
問題の所在、および基礎的な事実関係・沿革について記述する。
第10回 <執筆展開:第2章>
判例分析や学説の検討を具体的に記述し、論理を深める。
第11回 <執筆展開:第3章(私見)>
前章までの分析に基づき、自らの考察や解決策を論理的に展開する。
第12回 <個別指導(後半)>
書き上げたドラフトの添削指導を受け、論理の飛躍や誤りを修正する。
第13回 <注釈・形式の整備>
法律論文の作法に基づき、脚注の形式や引用文献リストを整える。
第14回 <推敲・最終調整>
全体の接続を確認し、誤字脱字や表現の正確性を徹底的に見直す。
第15回 <論文提出・報告・総括>
完成した論文を提出。1年間の研究プロセスを振り返り、総括する。
授業外学習の課題 ・各自が執筆しようとする論文に関連する文献や判例を丁寧に読み、内容を正確に理解した上で、必要に応じて要旨を文章の形にまとめておく(研究ノートの作成)などの作業が求められます。
・学習時間の目安: 毎週4時間程度(資料精読や執筆準備に充てる標準的な時間です。提出直前期にはこれ以上の集中した時間が必要となります。)
履修上の注意事項 ・ゼミナールⅣに代えて特別に履修を認めることがあります。履修については教学センターに相談してください。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 この科目は成果としての論文の内容を評価します(論文:100%)。
テキスト ・特定のテキストは指定しません。各自の研究テーマに合わせ、主たる指導担当教員と相談の上、必要な基本書、判例集、学術論文などを自ら選定し、精読してください。
参考文献 ・担当教員から指示します。
主な関連科目 ・各自が執筆しようとする論文に関連する科目。
(例:民法に関する論文を執筆する場合は、民法総則、物権法、債権法等の関連諸科目を既に修得、あるいは並行して履修していることが望ましい。)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・日常的な相談
指導教員との個別面談や、適宜開催される講演会・イベント等の際に直接対応します。また、メールでの相談も随時受け付けます(連絡先や作法については掲示等を確認すること)。
・フィードバック
成績に関するフィードバックや、提出後の論文に対する詳細な講評については、オフィスアワーにて対応します。

■ルーブリック情報
  5(AA) 4(A) 3(B) 2(C) 1(D)
テーマとの関連 課題との関連が極めて明確であり、非の打ちどころがない 課題に対して明確かつ網羅的に答えている 課題に対して一通り答えている 課題に対する答えが不十分である 課題と関係のない答えをしている
論理性 全体を通じて非常に論理的で、わずかな破綻もない 結論に至るまで論理的に一貫している 論理的に整ってはいるものの、改善できる 論理的に整理されておらず、論旨が曖昧である 全体として論理的に破綻している
参考資料 豊富な資料の中から適切な箇所を極めて適格に引用したり、参照したりすることができている 資料の選択が的確かつ十分であり、正しく引用できている 妥当な資料が選ばれており、引用にも問題ない 資料が示されていないか、引用方法に間違いがある 資料を正しく用いていない
文章 ・段落 ・句読点 ・主語と述語 ・文体の統一 的確かつ優れた日本語表現が用いられた文章であり、読みやすく誤りもない 4項目とも問題なく、正しい文章で書かれている 4項目中、1つの項目に問題がある/全体的に軽微な問題がある 4項目中、2つの項目に問題がある/全体的に問題がある 4項目中3つ以上の項目に問題がある/文章に関して全体的に重大な問題がある

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(演習) 2014~2014 4 - - - - -
法学部法律学科(演習) FLLA40801 2018~2022 4 - - - - -
法学部法律学科(演習) FLLA40801 2023~2023 3・4 -
法学部法律学科(演習) 31400 2024~2026 3・4 -