| 授業コード | 24011000 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 比較社会学演習(歴史と記憶) | クラス | |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 佐藤 量 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 戦争記憶の比較社会学 |
| 学修の概要 | この演習では、「戦争記憶の比較社会学」をテーマに、日本各地に残る戦争の記憶を比較しながら、地域社会の視点から戦争の歴史と記憶のあり方を考えます。 国家中心の戦争の歴史とは異なり、地域ごとに異なる戦争記憶やファミリーヒストリーに注目し、誰にとっての歴史なのかという問いから戦争を捉え直します。記憶の主体性に焦点を当て、具体的な事例を通して戦争と社会の関係を考察します。戦争を体験していない世代が記憶を受け継ぐとき、誰のどのような記憶を語り継いでいくのかという意識は重要です。 本演習では、「加害/被害」「軍都」「記念碑」といったテーマを手がかりに、広島をめぐる戦争記憶を他地域と比較しながら相対的に理解することを目指します。方法としては、基礎文献の講読、研究報告とディスカッション、フィールドワークを行います。 |
| 学修の到達目標 | 地域ごとの多様な歴史実践を知ることができる。 戦争記憶をめぐる地域比較によって、記憶の形成と継承のあり方を多角的に分析できるようになる。 |
| 授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
| 第2回 | 加害/被害の記憶① アメリカの事例研究と文献講読 | |
| 第3回 | 加害/被害の記憶② 中国の事例研究と文献講読 | |
| 第4回 | 加害/被害の記憶③ 沖縄の事例研究と文献講読 | |
| 第5回 | 軍都の記憶①:軍都広島の形成と展開 | |
| 第6回 | 軍都の記憶②:呉・宇品・大竹の築港 | |
| 第7回 | 軍都の記憶③:鉄道と産業 | |
| 第8回 | 戦顕彰される記憶①:博物館の展示と変遷 | |
| 第9回 | 顕彰される記憶②:記念碑の意義と意図 | |
| 第10回 | 顕彰される記憶③:慰霊祭 | |
| 第11回 | 研究報告とディスカッション | |
| 第12回 | 研究報告とディスカッション | |
| 第13回 | 研究報告とディスカッション | |
| 第14回 | 研究報告とディスカッション | |
| 第15回 | 研究報告とディスカッション |
| 授業外学習の課題 | 講義のなかで読むことを求められた文献は必ず事前に読んで理解するようにしてください。 |
| 履修上の注意事項 | 演習で講読する文献を事前に読み、授業中は積極的に発言することが望まれます。研究テーマをある程度考えていること。 なお、公認欠席は出席としてカウントしません。公認欠席となる場合、追試や代替措置で対応します。 |
| 成績評価の方法・基準 | 授業内での複数回のプレゼンテーションや授業内での発言などを総合して評価します。欠席については減点することがあります。 |
| テキスト | 授業内で適宜指示します。 |
| 参考文献 | 蘭信三・小倉康嗣・今野日出晴編,2021年,『戦争体験をなぜ継承するのか:ポスト体験時代の歴史実践』みずき書林. 坂根嘉弘編,2014年,『西の軍隊と軍港都市:中国・四国』(地域のなかの軍隊 5)吉川弘文館. 竹本知行,2025年,『軍都広島の形成 遠くて近い原爆以前の広島』錦正社. 藤原帰一,2001年,『戦争を記憶する 広島・ホロコーストと現在』講談社現代新書. |
| 主な関連科目 | マイグレーション・スタディーズ、比較社会学 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義内容に関する質問は、授業時間内および講義終了後に対応します。メールでも受けつけています。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2026 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |