| 授業コード | 24009900 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 伝統文化論演習(地域文化とレジリエンス) | クラス | |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 三隅 貴史 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 広島の伝統的村落調査入門 Introduction to Ethnographic Fieldwork (2) |
| 学修の概要 | 本授業は、2年次から履修可能な専門演習科目の一つである。本授業では、農村の伝統的生活を事例として、レジュメの作成・発表の技術、フィールドワークの手法、レポートの構造、問いの設定などの、卒業論文の執筆に必要な事項を学ぶ。 授業を履修するにあたって、いわゆる「コミュ力」(≒合コンで場を盛り上げられる能力)はまったく必要ではない。ただ本授業が、人間を質的に調査する手法を教授する以上、「オープンマインドに」、つまり、眼前の人間にたいして「私はあなたの話に興味を持っています、お話がしたいです」という姿勢ができるという意味でのコミュニケーション能力が必要となる。そのため、本授業では、初対面に近い学生同士でのコミュニケーションの機会を意識的に多数設ける。絶対にやりたくない人には、本演習の履修をおすすめしない。コミュニケーションが得意ではない人も、学生同士での会話に挑戦してみようという意気込みを持ったうえで、この授業に参加してほしい。それは、歓迎する。この理由から、仲良しグループ全員で本演習に申し込んだ上で、固まって排他的な雰囲気を作ることはやめてほしい。なお、演習を履修するにあたって、民俗学の知識は不要である。 詳しくは、Moodleの「演習ガイダンス」内にアップロードされている「宗教社会論演習・伝統文化論演習説明資料」を熟読すること。 |
| 学修の到達目標 | 「現地資料」(郷土資料・人口統計やローカルな新聞・雑誌における記述、そして、自らによる観察や聞き取り調査の結果などのことをさす)を用いて、広島県内・近郊自治体の伝統的生活についてまとめられるようになることを目標に、それに必要な技術を習得する。具体的には以下の通り。 ・レジュメの作成・発表、傾聴、オープンマインドな姿勢など、演習系授業を履修する上で必要となる技術。 ・「現地資料」を収集するための、フィールドワークの基礎的な手法。 ・「現地資料」を読解し、再構築したうえで発表する手法。 |
| 授業計画 | 第1回 | イントロダクション①:アイスブレイク :授業の目標を理解し、履修生同士でコミュニケーションする。 |
| 第2回 | イントロダクション②:演習授業の根本概念 :演習授業で必要な基本的技術の概要を学ぶ。 |
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| 第3回 | イエ・ムラ論に関する文献発表 :イエ・ムラ論に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第4回 | フィールドワークの準備①:現地資料と「調査地被害」論 :フィールドワークの心構えと、入手すべき現地資料について理解する。 |
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| 第5回 | 民家と野外民家博物館に関する文献発表 :民家と野外博物館に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第6回 | フィールドワークの準備②:ノート・カメラの利用 :ノート・カメラの利用について学ぶ。 |
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| 第7回 | 米作・農家生活の近代化に関する文献発表 :米作・農家生活の近代化に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第8回 | 都市伝説と現代民俗学に関する文献発表 :都市伝説と現代民俗学に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第9回 | 先行研究収集①:大学図書館の活用 〜座学編〜 :大学図書館を活用した、先行研究の収集手法を学ぶ。 |
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| 第10回 | 先行研究収集②:大学図書館の活用 〜実践編〜 :大学図書館を活用した、先行研究の収集手法を実践する。 |
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| 第11回 | 広島県の農家生活① :広島県内のイエ・ムラに関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第12回 | 広島県の農家生活② :広島県内の民家と野外博物館に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第13回 | 広島県の農家生活③ :広島県内の米作・農家生活の近代化に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第14回 | 広島県の農家生活④ :都市伝説と現代民俗学に関する履修生の発表を踏まえ、内容についてディスカッションする。 |
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| 第15回 | 調査内容を文章に落とし込む・授業のまとめ :現地資料調査の要約を文章化する手法を学ぶ。 |
| 授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):各回の授業の最後に、次の授業で利用する資料や論文、Webサイト、Youtubeなどで公開されている動画、サブスクリプションサービスなどで定額視聴可能な映画などを提示する。これらに目をとおした後、授業を受けること。 事後学修(2時間程度):各回の課題に取り組む。加えて、レポート・発表等に向けた準備を進める。 |
| 履修上の注意事項 | ・本授業は、演習形式で実施する。たとえ民俗学・宗教社会学に強い関心があっても、履修生同士での会話等に参加する気がない学生については、履修を認めない。 ・本授業で使用する資料(配布するレジュメ)等は、Moodleにてダウンロード可能な状態にする予定である。 ・双方向性授業支援システムを利用するため、毎回の授業にスマホ・タブレット・PCなどを持参してほしい。担当者は、システムの利用や調べごと、配布資料の確認などを目的として、自由にスマホ・タブレット・PCなどを履修生が利用することを許可する。 ・公認欠席時の資料は後日配布するので、指示に従って受け取ること。また、提出物等がある日に公認欠席となる場合は、1週間程度、提出期間を延長することで対応する。 ・4回以上欠席した場合、単位修得はできない。 ・サブゼミとしての履修を歓迎する。初回授業までに担当者のメールアドレス宛にその旨を連絡し、許可を得ること。担当者のメールアドレスは、Moodleの「演習ガイダンス」内にアップロードされている「演習・伝統文化論演習説明資料」に記載されている。 なお、担当者は、宗教者ではないし、神秘体験を経て宗教に没入しているわけではない。むしろ、「信仰」に深い関心を抱けないからこそ、宗教を研究している。ゆえに、「正しい宗教」に強いこだわりがある人、宗教者が宗教の授業を担当しないことに違和感がある人、「カルト宗教」問題に対して、多様な見解があることを認められない人の履修はお勧めできない。信仰上の・スピリチュアルな悩みについては、他の信頼できる方に相談してほしい。 |
| 成績評価の方法・基準 | 文献読解・伝統的生活に関する発表(約60点)と、約4回出題する課題10点×4回。合計100点で採点する。欠席1回につき、合計点から約5点を減点する。公認欠席の場合は減点しない。 |
| テキスト | |
| 参考文献 | 授業中に紹介する。 |
| 主な関連科目 | 宗教社会論/伝統文化論/宗教社会論演習/伝統文化論演習 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は、以下の手法で受け付ける。 ・授業前・後に、対面。 ・公開する担当者のメールアドレスへのメール。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2026 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |