| 授業コード | 24006200 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | カルチュラル・スタディーズ演習(階級とジェンダー) | クラス | |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 野村 浩也 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 学びのための社会学的感受性の修得と映像読解の探求 |
| 学修の概要 | カルチュラル・スタディーズは、人種差別に抵抗する文化的闘争のなかで誕生した。音楽・映像・文学・思想等を通した文化的運動が、差別に対抗する手段として、きわめて重要な役割をはたしてきたことは、「文化を武器にする」ということばで表すことができる。特に、黒人文化においてその傾向は顕著であり、ステュアート・ホールという黒人研究者によって創始されたカルチュラル・スタディーズは、「運動する学問」「学問する運動」として発展してきたといえよう。それは、学問とは何か、学びとは何かについての根源的な疑問へと導くものでもあった。なぜなら、学びは暗記ではないからだ。学びはテストで高得点を得るためにあるのではないからだ。学びは金儲けの手段ではないからだ。そもそも学びは金で買えないからだ。 本演習では、日常生活において何気なく見過ごしてしまいがちな「学ぶ」という行為の意味について、社会学的に根源的に考えてみたい。そのための第一の目標は、学びに関する社会学的文献の精読によって社会学的感受性を身につけることである。それを映像表現の読解に応用することによって、社会学的な学びを実践することが第二の目標である。 |
| 学修の到達目標 | ①「学び」とは何かを社会学的に理解し、学生生活の分析に応用できるようになる。 ②「学び」とは情報量を増やすことでないことを分析的に理解し、日常的な学びに活用できるようになる。 |
| 授業計画 | 第1回 | 「学び」とは何か |
| 第2回 | 文献資料とは何か | |
| 第3回 | 映像資料とは何か | |
| 第4回 | 読書という文化 | |
| 第5回 | 本でものを見る | |
| 第6回 | 本で社会を見る | |
| 第7回 | 本で自分を見る | |
| 第8回 | 本に自分を落とし込む | |
| 第9回 | 本のなかに自分を見つける | |
| 第10回 | 「学び」は暗記ではない | |
| 第11回 | 「学び」は金儲けの手段ではない | |
| 第12回 | 読書と映像読解 | |
| 第13回 | 映像読解と社会学的感受性 | |
| 第14回 | 映像読解と社会学的な「学び」 | |
| 第15回 | 学ぶ=別人になる |
| 授業外学習の課題 | ・事前学習(2時間程度もしくはそれ以上):必読文献(「教科書」)を精読すること。その上で、発表のために時間をかけて原稿作成すること。 ・事後学習(2時間程度):授業ノートや発表原稿を再読し、新たに考えたことを可能なかぎり文章として書き残しておくこと。 |
| 履修上の注意事項 | ・対面授業を実施する。 ・三年次生以上は、講義科目「文化社会学」(前期金曜4限)を併せて履修するか既修であること。 ・無断欠席しないこと。 ・公認欠席時の資料は後日配付する。 |
| 成績評価の方法・基準 | 発表(40%)、授業への取り組み(20%)、期末レポート(40%)で評価する。 |
| テキスト | 授業時間中に必読文献としての資料を配布する。 |
| 参考文献 | 野村浩也『増補改訂版 無意識の植民地主義』松籟社、2019年。 |
| 主な関連科目 | 文化社会学(前期)、カルチュラル・スタディーズ(後期) |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
(1)授業時間中に質問の時間を設ける。 (2)授業時間終了後は教室および研究室にて随時質問を受け付ける。 (3)発表やレポートに対しては授業時間中にフィードバックする。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2026 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |