授業コード 24005500 単位数 2
科目名 ボーダー・スタディーズ演習(アジアの内部/アジアの外部) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 高田 峰夫 配当年次 *下表参考

授業の題目 オルタナティヴな働き方
学修の概要 グローバル化が進み、私たちの生活は大きく変化しました。人々の交流が活発化し、モノは何でもすぐに手に入るようになりました。ただし、その裏で格差がどんどん拡大し、再貧困化と呼ばれる現象も現れています。生成AIの登場は、すでに大きくなった格差を一層拡大する、と見方が広がっています。その中で労働はますます厳しさを増し、多くの人が燃え尽きたり、使い捨てに近い働き方を強いられたり、さらには現場から消え去る事態になっています。では、それ以外の働き方はないのでしょうか?

あります。実際にすでに多くの人が、従来の働き方とは異なる働き方を始めており、それを支える組織も登場しています。この授業では、そうした具体例を見ていきましょう。典型的なものとして、共同労働、ワーカーズ・コレクティヴ、フリーランス、理論的には「社会的連帯経済」と呼ばれるものも含まれます。一部のスタートアップさえも、見るべきものはありそうです。
学修の到達目標 オルタナティヴな働き方について、その可能性を理解することができる。
授業計画 第1回 教員による導入

以下、いくつかのテキストに沿って進める予定
第2回 共同労働
第3回 社会的連帯経済
第4回 「コモン」を支える
第5回 市民としての働き方
第6回 コミュニティと労働
第7回 ワーカーズコレクティヴ
第8回 定常型社会
第9回 定常型社会の中の労働
第10回 金融も福祉も
第11回 子育ても若者支援も
第12回 スタートアップ
第13回 フリーランス
第14回 働き方を固定して考えない
第15回 まとめ
授業外学習の課題 授業準備と振り返りで、最低2・3時間(恐らくそれ以上)の予習復習が欠かせないでしょう。
履修上の注意事項 講読を基礎とするゼミのため、毎回の講読範囲を全員が読んでから授業に臨むことが必須です。そのため、報告者以外の受講者も全員が予習することが必要です。また、授業後には、議論した内容を、再度振り返ることも欠かせません。そうしないで授業に出ると、議論についてこられないことになります。
また、ゼミ形式ですから、出席するだけでは無意味です。積極的に疑問を出し、議論することが求められます。

なお、公認欠席の場合には(他の欠席も)資料があれば次の回に渡します。
成績評価の方法・基準 毎回の授業での「参加」(質疑、発言、応答、等々)で40%、報告担当時の準備と発表で30%、司会等の担当で10%、最終レポートで20%、程度の割合で評価します。
テキスト 工藤律子『働くことの小さな革命』集英社新書
参考文献 多数ありますが、一部だけ挙げておきます。

広井良典『定常型社会』岩波新書
広井良典編『協同で仕事をおこす』コモンズ
斎藤充博『生きることがラクになるこれからのフリーランス』光文社
雨宮処凛『25年、フリーランスで食べてます』河出新書
井川直子『小さな店をつくりたい』家の光

加藤雅俊『スタートアップとは何か』岩波新書
主な関連科目 エリア・スタディーズ演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ゼミ形式ですから少人数です。その場で質問してください。すべてその場で答えます。
ただし、プライバシー等に関わる場合など、その場では聞きにくいことは、授業後に相談してください。必要に応じて適宜対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34306 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34306 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部社会学科(専門演習科目) 24400 2024~2026 2・3・4 - -