授業コード 20079300 単位数 2
科目名 比較社会学Ⅰ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 佐藤 量 配当年次 *下表参考

授業の題目 「他者理解」の比較社会学
学修の概要 この授業では、「他者理解」をテーマに、異なる社会・異なる暮らし・異なる時代を比較しながら、私たち自身のものの見方を相対的に捉える力を養います。
アマゾンの少数民族の暮らしや日本社会の事例を取り上げ、比較を通して、私たちが「当たり前」だと思っている社会のあり方や価値観を見直していきます。
また、人類社会を理解するために用いられてきた「人種」「民族」「国民」という基礎的な概念を学び、なぜ社会は人びとを分類し、分けて捉えてきたのかを問い直します。
本授業では、私たちがどのように他者と共に生きているのかを考え、社会構造を俯瞰的に捉える視点を身につけることを目指します。これらの学びを通して、持続可能な共生社会とは何かについて考察していきます。
学修の到達目標 多文化共生をめぐる基礎的な文化理論を身につけることができる。
現代社会における社会的・文化的な分断や共生について理解を深めることができる。
授業計画 第1回 イントロダクション
比較社会学の基本的な考え方を理解する
第2回 比較社会学と他者理解
多文化共生と他者理解をめぐる理論的枠組みを理解する
第3回 アマゾンの少数民族を知る①
ドキュメンタリー『ヤノマミ』を鑑賞する
第4回 アマゾンの少数民族を知る②
「野蛮」と「文明」について考える
第5回 アマゾンと日本を比較する①
比較社会学の視点から出産・育児について考える
第6回 アマゾンと日本を比較する②
比較社会学の視点から水俣病について考える
第7回 アマゾンから世界を見る
比較社会学の視点から環境問題を考える
第8回 確認テスト
第1回〜第7回分
第9回 人種とは何か?①
人種概念を理解する。人種主義と同化主義について考える
第10回 人種とは何か?②
ナチズムと優生学について理解する
第11回 民族とは何か?①
民族概念を理解する。エスニック・アイデンティティ(Ethnic identity)について考える
第12回 民族とは何か?②
エスノセントリズム(Ethnocentrism)について理解する
第13回 国民とは何か?①
国民概念を理解する。国境と国籍について理解する。
第14回 国民とは何か?②
ナショナリズム(Nationalism)について理解する
第15回 確認テスト
第9回〜第14回分
授業外学習の課題 2時間程度の事前学習。授業前にテキストや参考資料を予習して授業に臨んでください。
2時間程度の事後学習。授業ノートをまとめ、講義内でわからなかった事例や用語を調べてください。
履修上の注意事項 社会的に周縁におかれた人々を理解したいという意識のある学生の受講を望みます。
授業計画は状況によって前後、もしくは若干の変更が伴う可能性があります。
欠席が6回以上の場合は失格とし、評価の対象に含めません。
公認欠席は出席としてカウントしません。公認欠席となる場合、追試や代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 2回の確認テスト(60%)と毎回の授業の参加度(40%)を総合して評価します。
テキスト 授業内で適宜指示します。必要に応じて資料およびレジュメを配布します。
参考文献 宇都宮京子・西澤晃彦編著(2020)『よくわかる社会学[第3版]』ミネルヴァ書房
川島浩平(2012)『人種とスポーツ:黒人は本当に「速く」「強い」のか』中公新書
アントニー・D. スミス(2018)『ナショナリズムとは何か』ちくま学芸文庫
塩川伸明(2008)『民族とネイション:ナショナリズムという難問』岩波新書
その他、適宜授業中に掲示します。
主な関連科目 マイグレーション・スタディーズ、マイグレーション・スタディーズ演習、比較社会学演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義内容に関する質問は、授業時間内および講義終了後に対応します。メールでも受けつけています。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23210 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23210 2023~2023 2・3・4 - - -