授業コード 20056000 単位数 2
科目名 教育政策論 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 牧瀬 翔麻 配当年次 *下表参考

授業の題目 教育政策論
学修の概要 「権力に支持された教育理念」(宗像誠也)と定義される教育政策が、どのような理念に基づき、どのような組織を通して展開されているのかについて、基礎的な概念や知識を修得する。
学修の到達目標 ①教育政策が、どのような組織や過程を通して策定されているのかを説明できる。
②戦後の教育政策がどのような視点から策定され、展開されてきたのかを調べることがきでる。
③現代の教育政策がいかなるものか、また、そこに通底する大きな力の構造を関係づけることができる。
授業計画 第1回 教育政策を学ぶための基礎知識
教育法規の基本構造と制度について説明できる。
第2回 教育を受ける権利と教育を受けさせる義務
国際人権規約及び日本国憲法等の法令に基づいて、教育を受ける権利と教育を受けさせる義務の関係を説明できる。
第3回 外国にルーツのある子どもの教育
外国にルーツのある子どもの教育機会保障や日本国内の現況について課題を指摘できる。
第4回 就学義務と教育義務
不登校をめぐる教育法令上の課題と学びの多様化学校制度の特徴を列挙できる。
第5回 夜間中学と教育機会保障
学校教育制度における夜間中学の意義と課題を説明できる。
第6回 いじめ①:いじめの社会的注目の端緒
中野冨士見中学校いじめ事件等の検討を通して、いじめ発生の社会的背景について調べることができる。
第7回 いじめ②:いじめの構成要素
大津市立中学校いじめ事件報告書の検討を通して、いじめ発生の背景・要因・構造について説明できる。
第8回 いじめ③:いじめの法的対応
いじめ防止対策推進法について理解し、法令上の対応の限界と課題を列挙できる。
第9回 特別支援教育と教育政策
特別なニーズのある子どもの教育機会保障について特別支援学校制度の現状や設置基準を踏まえて説明できる。
第10回 教育政策立案の主体と教育行政機構(中央教育行政)
文部科学省と他省庁の比較を通して、特徴や相違点を説明できる。
第11回 学級編制の標準と基準
義務教育費国庫負担制度や学級編制の弾力化の展開について理解し、義務教育制度における機会均等と質保証について説明できる。
第12回 教育課程政策①:何を教えるか(学ぶか)を誰が決めるか
教育権論争当時の社会的背景と論点を踏まえ、学習指導要領の策定過程について説明できる。
第13回 教育課程政策②:教科用図書の作成・検定・採択の政治
教科用図書の作成・検定・採択の過程と制度運用について理解し、現行制度の特徴と課題を指摘できる。
第14回 教育政策立案の主体と教育行政機構(地方教育行政)
教育委員会制度の理念と制度の変遷について説明できる。
第15回 学校安全とスクール・コンプライアンス
教育の法化現象の背景と論点について、代表的な裁判例を引用して説明できる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):次回の講義内容についてわからない事柄や関連テーマを事前に調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義内容を整理してまとめておくこと。講義中にわからなかった用語について次回までに調べておくこと。
履修上の注意事項 ・講義資料はすべてMoodleで事前に共有する。各自プリントアウトして持参するか、ノートパソコン等を持参して受講すること。
・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないように配慮する。
・欠席日数が5回を超える学生は、期末レポートの提出資格を失う。
成績評価の方法・基準 講義内外の課題(40%)、期末レポート(60%)
テキスト 指定しない。
参考文献 古田薫・山下晃一編著『法規で学ぶ教育制度』ミネルヴァ書房、2020年。
上記のほか、講義内で適宜紹介する。
主な関連科目 教育制度・教育課程論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は、講義前後の時間のほか、オフィスアワーに対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27212 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27212 2023~2023 2・3・4 -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22105 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22105 2023~2023 2・3・4 -
人文学部教育学科(専攻科目A群) 23300 2024~2026 2・3・4 -