授業コード 20055802 単位数 4
科目名 卒業研究 クラス 02
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 牧瀬 翔麻 配当年次 *下表参考

授業の題目 卒業研究論文の作成
学修の概要 本科目は、教育制度学・教育政策学・教育行政学の視点から、学生が自ら設定した研究課題について、先行研究の検討、資料収集、分析、論文執筆を体系的に行うことを目的とする。教育に関する制度・政策を対象とし、公的機関が公表する一次資料・統計・政策文書や受講生自身が収集したデータ等を用いながら、学術的妥当性を備えた研究を遂行する力を養う。担当教員および受講者間の報告・討議を通じて、研究倫理を遵守しつつ、論理的で検証可能な結論を導く能力の修得を目指す。
学修の到達目標 ①教育制度・教育政策に関する研究課題について学術的妥当性をもって設定できる。
②公的機関・自治体等が公表する一次資料・統計・政策文書を適切に収集・整理できる。
③先行研究を踏まえた分析枠組みを構築できる。
④客観的根拠に基づき、論理的に教育制度・政策を分析できる。
⑤学術論文の形式に則った卒業論文を自立して執筆できる。
⑥研究成果を口頭および文書で明確に説明・発表できる。
授業計画 第1回 卒業研究の目的と方法
本科目の目的と到達目標を理解し、卒業研究全体の進め方を説明できる。
第2回 研究倫理、公的資料の扱い
研究倫理の基本事項を理解し、適切な資料利用の留意点を説明できる。
第3回 研究テーマの設定と研究方法の吟味
各自の研究テーマ案を複数提示し、研究目的に対して適切な研究手法を列挙できる。
第4回 研究課題の絞り込み
研究可能性及び資料・データ入手可能性を踏まえて課題を具体化できる。
第5回 先行研究の探し方
学術論文・専門書及び研究報告書等を検索し、関連文献を抽出できる。
第6回 先行研究のレビュー
先行研究の論点・限界を整理し、自身の研究の位置づけを説明できる。
第7回 研究目的・研究上の問い
研究目的及び研究上の問いを明確な文章で記述できる。
第8回 研究方法論
歴史研究、制度・政策の分析、ヒアリング調査等の研究方法論を選択できる。
第9回 公的統計の利用
文部科学省・こども家庭庁、地方自治体等の公的統計を用いた基礎的な分析ができる。
第10回 政策文書・施策の読み解き
答申・白書・法令等の政策文書を構造的に整理できる。
第11回 分析枠組みの構築
研究目的に即した分析枠組みを設計できる。
第12回 中間報告①
研究計画及び研究の進捗状況を資料にまとめたうえで口頭で説明し、質疑に応答できる。
第13回 指摘事項の整理
中間報告での指摘を踏まえ、研究計画を修正できる。
第14回 資料・データ収集の深化
追加的に必要な資料やデータを特定し、収集できる。
第15回 分析の実施①:収集した資料・データのカテゴライズ
制度・政策の現状を根拠に基づき整理できる。
第16回 分析の実施②:資料・データに基づく分析・考察
制度・政策の課題を論理的に抽出できる。
第17回 比較・時系列分析
制度・政策の変遷や展開、比較を適切に示せる。
第18回 考察の構成
分析結果を踏まえた考察の構成案を作成できる。
第19回 論文構成の検討
卒業論文全体の章構成を設計できる。
第20回 論文執筆①:序論
研究背景・研究目的を明確に文章化できる。
第21回 論文執筆②:先行研究
先行研究を適切に整理・引用できる。
第22回 論文執筆③:研究方法
研究方法を学術的に記述できる。
第23回 論文執筆④:分析
分析結果を根拠とともに示せる。
第24回 論文執筆⑤:考察
分析結果の意味を論理的に考察できる。
第25回 論文執筆⑥:結論
研究成果と研究上の限界を明確にまとめられる。
第26回 引用・参考文献
学術的な引用規則に従った文献リストを作成できる。
第27回 草稿提出及び修正
担当教員の指導を踏まえて論文を修正できる。
第28回 卒業研究発表会(口頭試問)の発表準備
発表会に向けて自身の研究概要・結論を端的に説明できる。
第29回 卒業研究発表会(口頭試問)の発表準備と修正コメントの反映
発表会に向けて受講生間で発表練習を行い、相互に改善点を指摘できる。
第30回 総括・振り返り
卒業研究で修得した能力を言語化できる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):研究計画に応じて、関連論文の収集及び整理を進めておくこと。
事後学修(2時間程度):担当教員及び受講生からの指摘・意見について、自分なりに考え、改善のためにその後の研究に反映すること。
履修上の注意事項 公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
発表担当回での公認欠席は、代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 学科作成のルーブリックに基づき、研究の過程と成果物としての卒業研究論文を総合的に評価する。
担当教員(主査)及び副査の評価(90%)、学生間の相互評価を勘案した評価(10%)
テキスト 指定しない。
参考文献 広田照幸『教育論議の作法-教育の日常を懐疑的に読み解く』時事通信社、2011年。
上記のほか、授業で適宜紹介する。
主な関連科目 教育学演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問には授業の前後で対応するほか、オフィスアワーで対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科(演習科目群) FHED41103 2017~2022 4 - - - - -
人文学部教育学科(演習科目群) FHED41103 2023~2023 4
人文学部教育学科(演習科目群) 23400 2024~2026 4