授業コード 10047600 単位数 2
科目名 C2群特殊講義a(日本流通史) クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 平下 義記 配当年次 *下表参考

授業の題目 日本流通史 History of Retail Business in Japan
学修の概要 本授業では1900から80年代における日本流通業の歴史を概説します。特に小売業態の歴史的展開に注目しつつ、それが地域商業のあり方とどのように関わっていたのかを問題とします。流通の役割とは、生産と消費を架橋する点にあります。日本の流通業の歴史を学ぶことで、歴史上、生産と消費がどのように結びつけられていったのかを理解していきます。
学修の到達目標 1900から80年代における流通業、特に小売業の具体像を理解し、その「零細過多」という特徴がなぜ形成されたのかを説明できるようになることです。
授業計画 第1回 ガイダンス
授業の概要・進め方・評価方法等を理解する。
第2回 百貨店の勃興と大衆化
百貨店の業態を理解し、日本で百貨店がどのように成立したのかを知る。
第3回 百貨店の発展と第1次百貨店法
百貨店の発展に対して反対運動がおきたこと、
それを受けて法規制がなされたことを理解する。
第4回 通信販売の歴史的役割
通信販売が明治期に広がった経緯と昭和期に停滞した要因を知る。
第5回 チェーンストアの模索と限界
チェーンストアの革新性を理解した上で、戦前日本にそれが定着しなかった要因を知る。
第6回 流通系列化の成立
戦前日本で流通系列化がどのように成立したのかを理解する。
第7回 公設小売市場の設立
地方自治体が公設小売市場を設立した経緯とその役割を知る。
第8回 商店街の成立
商店街の成立をイノベーションの視角から捉え、その画期性を理解する。
第9回 戦時・敗戦直後の流通機構
戦時・敗戦直後の流通機構のあり方から、戦前から戦後の流通業の構造変化を見通す。
第10回 百貨店の復興と第2次百貨店法
1950年代の百貨店の復興がどのようになされたのかと、第2次百貨店法の制定プロセスを理解する。
第11回 総合スーパーの成立と展開
スーパーの特徴を理解し、日本で総合的な品揃えをもつスーパーが発展した経緯を知る。
第12回 総合スーパーの発展と大規模小売店舗法
大店法が制定された経緯を知り、それが総合スーパーの展開に与えた影響を理解する。
第13回 食品スーパーの経営課題とその克服
食品スーパーがどのように生鮮食品を扱うことができるようになったのかを知る。
第14回 流通系列化の展開
戦後日本で流通系列化がどのように展開したのかを理解する。
第15回 総括
授業全体の論点を整理して理解を深める。
授業外学習の課題 事前学習として関連文献の抄録をPDFでLMS上に配信しますので、読み込んでご参加ください。
事後学習として毎回の課題(小テスト)を受けてください。2時間程度の授業外学習を期待します。
履修上の注意事項 授業プリントは教員が印刷して持参します。
授業後の配布はいたしません、LMS上でダウン
ロードして入手してください。
公認欠席の該当者は、不利な取扱をしないようにいたします。
その他、受講のマナーはきちんと守ってもらうことを
期待します。
成績評価の方法・基準 定期試験80%
毎回の課題20%
テキスト 使用しません、適宜プリントを配布して学習します。
そこで示された参考文献にアクセスすることで、より深い学習が期待できます。
参考文献 満薗勇『日本流通史』(有斐閣、2021年)
廣田誠ほか『日本商業史』、有斐閣、2017年)
石井寛治編著『近代日本流通史』(東京堂出版、2005年)
主な関連科目 日本経済史、日本史、日本近代史
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワー:(新任教員につき未定です)
質問・相談への対応:基本的には授業後に対面で対応いたします。立ち入った学習相談等は研究室でおこないますのでメールか対面で日程調整をお願いします

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(C2群) 11300 2024~2026 -