授業コード 10046232 単位数 2
科目名 専門演習Ⅱ クラス 32
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 長濱 照美 配当年次 *下表参考

授業の題目  国際・財務会計ゼミⅡ International Financial Accounting Seminar Ⅱ
学修の概要  現代の社会において、わたしたちは答えのある問いと答えのない問いの両方に対応することが求められています。会計・簿記の分野では、前者の例として企業のもうけはいくらか、後者の例として経営者は従業員にいくら分配するべきなのかが挙げられます。
 本ゼミでは、「商業簿記」「国際会計の概念フレームワーク」「付加価値計算書」をキーワードとし、この全く性質の異なる問いに挑んでいきます。
 この挑戦の過程で、考える力・書く力・課題発見力などの「考え抜く力」、主体性・働きかける力などの「前に踏み出す力」、傾聴力・発信力・柔軟性・協働力などの「チームで働く力」、以上3つの社会人基礎力の修得を目標とします。
 また、将来、社会においてどのように活躍したいかを明確にすることも目標とします。

 実務経験内容:担当教員は税理士法人や一般企業に勤務した経験があります。したがって、本ゼミは、理論だけでなく実践的な学びを重視しています。さらに、実務で役立つ社会人基礎力の養い方や活かし方、企業の見方や評価方法をお伝えします。
学修の到達目標  3年次前期においては、特に、「考え抜く力」「前に踏み出す力」「チームで働く力」を養うことを目標とする。
 「社会においてどのように活躍したいか」を考える。
 (2年次・3年次後期の目標は別途シラバスを参照のこと。)

「考え抜く力」「前に踏み出す力」「チームで働く力」の具体例:
読み手に伝わる文章を書くことができる。
聞き手に伝わるプレゼンテーション資料を作成することができる。
考えをまとめ、他者に伝えることができる。
他者の考えに耳を傾けることができる。
他者の意見を尊重し、生産性のある議論ができる。
課題を発見することができる。
課題解決方法を模索し、提案することができる。
主体的に取り組み、ゼミ生と協働できる。
企業の経営者の話を聞き、質問することができる。
授業計画 第1回 第1回 ガイダンス

2年次の振り返りを行うことができる。
半期の学修内容と流れを説明することができる。
到達目標を説明することができる。
第2回 第2回 利益と付加価値①

2年次の第13回・第14回をもとに、グループに分かれる。
グループごとに、利益と付加価値のいずれに有用性があるかを考えることができる。

「チームで働く力」について、理解し実践することができる。
第3回 第3回 利益と付加価値②

グループごとに、結論と結論の根拠を明確にすることができる。
結論と結論の根拠を文章にすることができる。

「チームで働く力」について、理解し実践することができる。
第4回 第4回 利益と付加価値③

グループごとに、プレゼンテーション資料を作成することができる。
【オンデマンド】

「チームで働く力」について、理解し実践することができる。
第5回 第5回 利益と付加価値④

グループごとに、プレゼンテーション資料を作成することができる。
発表の手順等を決定する。

「チームで働く力」について、理解し実践することができる。
第6回 第6回  利益と付加価値⑤

中間発表会第1回目

利益と付加価値のどちらに有用性があるか、結論と結論の根拠をパワーポイント資料をもちいて説明することができる(グルーブ1)。

「考え抜く力」「前に踏み出す力」「チームで働く力」を活かすことができる。
第7回 第7回 利益と付加価値⑥

中間発表会第2回目

利益と付加価値のどちらに有用性があるか、結論と結論の根拠をパワーポイント資料をもちいて説明することができる(グルーブ2)。

「考え抜く力」「前に踏み出す力」「チームで働く力」を活かすことができる。
第8回 第8回 実践的な学び①経営者と対話する 

経営者の視点を学び、修得することができる。
経営者に会計学の視点から質問することができる。
経営者に自分の将来と関連する質問をすることができる。
社会人としての振る舞いを身に付け、実践できる。

「どのように活躍したいか」を考えることができる。
第9回 第9回 実践的な学び②意見交換

経営者との対話で考えたこと・自身の将来について考えていることを他者に伝えることができる。
自己分析を行うことができる。

「どのように活躍したいか」を考えることができる。
第10回 第10回 概念フレームワーク①

英国の概念フレームワークの歴史を説明することができる。

「考え抜く力」「前に踏み出す力」を活かすことができる。
第11回 第11回 概念フレームワーク②

IASBの概念フレームワークの視点を説明することができる。

「考え抜く力」「前に踏み出す力」を活かすことができる。
第12回 第12回 概念フレームワーク③

付加価値会計と概念フレームワークの接点を説明することができる。

「考え抜く力」「前に踏み出す力」を活かすことができる。
第13回 第13回 概念フレームワーク④

付加価値会計、概念フレームワーク、利益および包括利益の接点を説明することができる。

「考え抜く力」「前に踏み出す力」を活かすことができる。
第14回 第14回 GPS-Academicの受検
【オンデマンド】

GPS-Academicを受検し問題解決力を測定し、今後の学修に役立てることができる。
第15回 第15回 振り返りと後期に向けて

3年次前期の学修をふまえ、将来、社会においてどのように活躍したいかを考え、発表することができる。
3年次後期のゼミについて、説明することができる。
夏休みに行うこと(自己分析のアップデート・インターンシップ参加等)を明確に説明することができる。

「どのように活躍したいか」を考えることができる。
授業外学習の課題 事前学習(2時間)第5回目まで:教科書を読み込み、グループで意見をまとめる。役割分担を決め、得意分野で活躍できるよう、お互いに工夫して準備を進める。パワーポイント資料作成は2年次の学修を活かす。
事後学修(2時間)第5回目まで:他者の意見を聞いて分からなかったことを調べる。次回までに質問できるようにする。

事前学習(2時間)第6回目から第7回目:中間発表会に向けて、グループで準備をする。パワーポイント資料を完成させ、発表の予行演習を行う。
事後学修(2時間)第6回目から第7回目:ほかのグループの発表を聞き、感想を話し合う。質問等を要約して次回に備える。

事前学習(2時間)第8回目:教員指定の方法で企業訪問の準備を行う。当日のルート確認等を行う。
事後学修(2時間)第8回目:感想・気づきをメモしておく。

事前学習(2時間)第9回目:将来、どのように社会に貢献したいかをまとめる。人数分印刷し、持参する。
事後学修(2時間)第9回目:他者の意見を踏まえ、自身の将来について再考する。

事前学習(2時間)第10回目から第13回目:教科書①、②および③と自身の意見(疑問点を含む)を要約する。要約はなるべく手書きを避け、ワードを用いること(ただし、手書きも可とする)。資料を人数分印刷し、持参する。
事後学修(2時間)第10回目から第13回目:他者の意見を聞いて分からなかったことを調べる。次回に質問できるよう準備する。

事前学習(2時間)第14回目:GPS-Academicの受験準備をする。
事後学修(2時間)第14回目:問題解決力を測定し、今後の学修に役立てることができる。

事前学習(2時間)第15回目:今までの振り返りを行う。前期で分からなかったことなどの質問事項をまとめる。夏季休暇中の就職活動準備についてメモし持参する。
事後学修(2時間)第15回目:自己分析の表をまとめる。履歴書に書く内容を考える。就職活動の準備をする。
履修上の注意事項 本ゼミは簿記・会計に興味のある学生向けのゼミとなっています。

ゼミは、学生が主体となり協働して創りあげるものです。
したがって、学生には能動性・協働性を求めます。

シラバス上での企業訪問の日程は「仮日程」です。
先方と日程調整を行い、できるだけ早めに正式な日程をお知らせします。
必ず参加するようにしてください(企業訪問のために日程調整ができる学生のみ受け入れます)。

また、特定の人物に、役割分担をこえた過大な責任が課されないよう、教員や仲間と一緒に工夫ができる・話し合いができる学生のみ歓迎します。

ブレンド型授業を実施します(GoogleClassroomを使用)。
ゼミ中の私語(ゼミの内容に関係のない話)やスマートフォンの使用等の行為については厳しく対応をしていくので、十分注意してください。
「報告・連絡・相談」を徹底してください。
無断欠席は厳禁です。

<公認欠席に係る対応>
公認欠席は成績評価に影響しないよう配慮します。
公認欠席時の資料は後日配布します。
小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 期末試験はありません。
要約・報告・プレゼンテーションの内容(60%)、平常点(40%)の加重平均により評価します。
テキスト ①日本生産性本部新たな付加価値に関する研究会(座長:水野一郎関西大学名誉教授)編『高付加価値会計にむけた今日的な付加価値概念(CVA):社会的価値と経済的価値の統合をめざして』日本生産性本部生産性労働情報センター
②岩崎 勇『IASBの概念フレームワーク』税務経理協会
②簿記の教科書(手持ちのもので構いません)
※パワーポイントの教科書が必要な場合は、書店で自身のレベルにあったものを購入してください。
参考文献 適宜、指示します。
主な関連科目 簿記・会計系の講義
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談等にはオフィスアワー、メール、講義中、講義の前後等で対応します。
課題・報告・発表等に対するフィードバックは講義中に行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(F群) 12400 2024~2026 3・4