| 授業コード | 10046104 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 専門演習Ⅰ | クラス | 04 |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | NGUYEN Duc Lap | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 経済・ファイナンスの基礎学習(Basic Seminar in Economics and Finance) |
| 学修の概要 | 本専門演習は、経済・ファイナンスの基礎的な考え方を、実在企業のデータ分析と経済ニュースの読解を通じて理解することを目的とする。数式や理論の暗記ではなく、データと現実の出来事を結びつけながら、経済や金融の動きを自分の言葉で説明できるようになることを重視する。 前半では、グローバル企業の業績データを用い、Excelによるデータ整理・可視化・比較分析を繰り返し行う。売上構成、成長率、事業の変化を読み取ることで、「企業データから何が言えるのか」を段階的に学ぶ。同様の分析を複数回行うことで、分析手順を定着させ、考察の質を高める。 後半では、日本経済新聞を中心とした経済ニュースを題材に、金利、為替、株価、インフレーションなどの経済・金融現象を取り上げる。教員が用意する記事に加え、学生自身が関心を持った記事を選び、内容を読み取り、発表や意見交換を行う。これにより、経済ニュースを受動的に読むのではなく、問題意識を持って解釈し、多様な視点から議論する力を養う。 本授業を通じて、学生はデータ分析とニュース読解の双方を通じて、経済・金融を自ら考え、説明し、他者と議論できる力を身につけることを目指す。 |
| 学修の到達目標 | 本授業を修了した学生は、以下の能力を身につけることを目標とする。 •企業データや経済ニュースをもとに、商学的な視点から考察し説明できるようになる。 •データ整理・可視化・比較を通じて、意思決定に必要な情報を読み取れるようになる。 •Excelを用いた分析を通じ、今後のデータ分析学習につながる基礎的思考力を身につける。 |
| 授業計画 | 第1回 | ガイダンス(データとニュースで経済を読む):データとニュースを用いて経済を読み解く本演習の目的と進め方を理解し、データ分析と新聞記事がどのようにつながるかを把握できるようになる。 |
| 第2回 | 企業データを整理し、数字の意味をつかむ:企業データを整理し、売上や利益などの数値が企業活動の何を表しているのかを読み取れるようになる。 | |
| 第3回 | 企業データを可視化し、成長を読み取る:企業データをグラフ化し、売上規模や成長の推移を視覚的に捉えて説明できるようになる。 | |
| 第4回 | 企業データを比較して考える:複数企業のデータを比較し、一社だけでは見えない特徴や戦略の違いを考察できるようになる。 | |
| 第5回 | 事業構成の変化を読む:事業構成比の変化を可視化し、企業の成長戦略や経営判断の方向性を読み取れるようになる。 | |
| 第6回 | 金利とインフレーション:金利とインフレーションの関係を理解し、データや新聞記事を用いて日本経済の動きを説明できるようになる。 | |
| 第7回 | 企業の資金調達と資本構造:企業の資金調達方法と資本構成の考え方を理解し、企業行動をグローバルな視点から捉えられるようになる。 | |
| 第8回 | 日本経済新聞を読む①:経済新聞の記事の読み方を身につけ、経済ニュースと私たちの生活との関係を考えられるようになる。 | |
| 第9回 | 日本経済新聞を読む②(金融の役割):金融が経済の中で果たす役割を理解し、具体的な新聞記事を通じてその働きを説明できるようになる。 | |
| 第10回 | 日本経済新聞を読む③(景気変動と株価):景気の変動と株価の関係について、データと新聞記事をもとに考察できるようになる。 | |
| 第11回 | 日本経済新聞を読む④(為替と企業活動):為替の変動が企業活動や経済全体に与える影響を理解し、円高・円安の意味を説明できるようになる。 | |
| 第12回 | 日本経済新聞を読む⑤(インフレーションと経済活動):インフレーションが消費や投資に与える影響を理解し、経済活動との関係を整理して捉えられるようになる。 | |
| 第13回 | 日本経済新聞を読む⑥(デフレーションと経済活動):デフレーションが経済活動に与える影響を、過去の事例や新聞記事を通じて読み取れるようになる。 | |
| 第14回 | これまで扱ったテーマを統合し、日本経済の現状を多角的な視点から整理できるようになる。 | |
| 第15回 | 国際経済の視点を踏まえて日本経済を捉え直し、本授業全体の内容を総合的に理解できるようになる。 |
| 授業外学習の課題 | 授業外学習として、予習・復習および演習問題への取り組みに、毎週4時間程度を目安に学習時間を確保することが求められる。演習では、計算結果だけでなく、どのような前提や仮定のもとで分析を行っているのかを意識しながら取り組むことが重要である。 |
| 履修上の注意事項 | 授業では演習および質疑応答を重視するため、積極的に参加する姿勢が求められる。課題やレポート、小テストの提出期限は厳守すること。 公認欠席となる場合は、単位認定に不利とならないよう配慮するため、事前に必ず相談すること。 |
| 成績評価の方法・基準 | 定期試験は実施せず、レポート課題や報告(40%)、授業への取り組み(40%)、小テスト(20%)によって総合的評価する。 |
| テキスト | テキストは使用しません。必要に応じ、資料を配布する。 |
| 参考文献 | 西山 茂 (著)(2020)『決算書&ファイナンスの教科書』東洋経済 あずさビジネススクール(編)(2004) 『財務諸表分析入門』エクスメディア 真壁昭夫 (著), 株式会社フジトミ (著)(2017)『株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書 : アナリストの相場観に学ぶ、“勝つ"投資戦略』徳間書店 |
| 主な関連科目 | 金融システム論、金融政策論、金融演習 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業前後および授業中の質問は随時受け付ける。メールでの質問にも対応する。課題や小テストについては、原則として翌週に総合的なフィードバックを行う。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 商学部商学科(F群) | 11400 | 2024~2026 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |