| 授業コード | 10008100 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 日本経済史 | クラス | |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 平下 義記 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 日本経済史 Economic History of Japan |
| 学修の概要 | 日本の歴史、特に社会経済史の側面に注目して講義します。扱う時期は、江戸時代から大正時代に及びますが、資本主義社会が成立と展開をみせる明治時代の産業発展に力点を置きます。そのことで、後発国であった日本が、どのようにして欧米先進国と肩を並べるまでに発展したのかを考えていきます。 |
| 学修の到達目標 | 現代日本は世界的にみても高度な経済発展と生活水準の高さを維持しています。本講義では、このような現代日本経済の在り方を方向づけた江戸時代から大正時代の産業発展を取り上げます。この産業発展を理解することで、①現代社会を歴史的に捉えていく視点、②提示されたデータから的確な情報を読み取る能力、③歴史的事実を正確に説明する能力、を獲得できるようになってほしいと考えます。 |
| 授業計画 | 第1回 | ガイダンス:なぜ日本経済史を学ぶのか、授業全体の主要論点は何かといった点について、1人あたりGDPの成長を国際比較したデータや講義計画の解説から、概括的に理解する。 |
| 第2回 | 江戸時代のマクロ経済:マクロ経済指標、人口変動の背景、大開発の時代を論点として学修し、マクロ経済の時期的変化とその要因について理解する。 | |
| 第3回 | 江戸時代の小農経済:「家」と「村」、小農の生活史、経済発展の行方を論点として学修し、小農の「家」インセンティブが生活水準向上や経済発展を支えていたことを理解する。 | |
| 第4回 | 江戸時代の市場経済:市場経済の枠組み、江戸時代の大都市、流通構造の変化を論点として学修し、閉鎖経済での経済発展の在り方について理解する。 | |
| 第5回 | 幕末開港の経済的インパクト:不平等条約、居留地貿易、世直し状況をキーワードとして学び、外交問題をきっかけに幕府が経済のコントロールに失敗していった様相を理解する。 | |
| 第6回 | 明治維新の制度変革:明治政府の課題、制度変革の内実、新政反対運動をポイントとして学修し、財政のために制度変革がなされるも産業育成とインフレ抑制が新たな課題となったと理解する。 | |
| 第7回 | 殖産興業政策と松方財政:殖産興業政策、政策の転換点、松方財政の意味を論点として学び、企業モデルの提示や起業コストの低下が後の経済発展を可能としたと理解する。 | |
| 第8回 | 産業革命期から両大戦間期のマクロ経済:マクロ経済の変化、産業革命の内実、企業家と資本家を論点に学修し、工業化や人口集中の概要について理解する。 | |
| 第9回 | 紡績業の発展:紡績業の移植、生産動向と輸出入、大企業化をキーワードとして学び、女性労働に依存して大規模生産がなされ、独占企業が生まれていった過程を理解する。 | |
| 第10回 | 製糸業の発展:工場生産の展開、原料と資金調達、アメリカ市場の制覇をポイントとして学び、小規模工場が政策金融に支えられつつ、製糸業が輸出産業として成長したことを理解する。 | |
| 第11回 | 織物業の発展:市場の拡大、機械化の模索、産地の形成を論点として学び、工場生産によらない農家副業として発展した織物業の特徴を理解する。 | |
| 第12回 | 醸造業の発展:産地の分布、醸造業の技術、生産の変化を論点としつつ、地理的条件に制約されて産地形成されつつも、税制や機械化を受けて生産量が変化したと理解する。 | |
| 第13回 | 鉱山業の発展:財閥による経営、鉱山労働者、「鉱害」問題をポイントとして学修し、地下水対策と肉体労働者の酷使の実態を理解し、環境負荷の問題についても考える。 | |
| 第14回 | 農業の発展:地主制、環境としての大字、明治農法を論点として学び、土地貸借市場の広がりや近世的「村」と大字の機能的な違い、多収を目的とした農業技術の在り方を理解する。 | |
| 第15回 | 総括 授業全体の論点を整理して理解を深める。 |
| 授業外学習の課題 | 事前学習として関連文献の抄録をPDFでLMS上に配信しますので読み込んでご参加ください。 事後学習として毎回の課題(小テスト)を受けてください。 2時間程度の授業外学習を期待します。 |
| 履修上の注意事項 | 授業プリントは教員が印刷して持参します。 授業後の配布はいたしません。LMS上でダウンロードして入手してください。 公認欠席について成績上不利な取扱はいたしません。 その他、受講のマナーはきちんと守ってもらうことを期待します。 |
| 成績評価の方法・基準 | 定期試験80% 毎回の課題20% |
| テキスト | 使用しません、適宜プリントを配布して学習します。 そこで示された参考文献にアクセスすることで、より深い学習が期待できます。 |
| 参考文献 | 三和良一『概説日本経済史 近現代』(東京大学出版会、2012年、第3版) 杉山伸也『日本経済史 近世〜現代』(岩波書店、2012年) 浜野潔ほか『日本経済史 1600〜2000』(慶應義塾大学出版会、2009年) |
| 主な関連科目 | 日本史、日本近代史、経営史 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
オフィスアワー:(新任教員につき未定です) 質問・相談への対応:基本的には授業後に対面で対応いたします。立ち入った学習相談等は研究室でおこないますので、メールか対面で日程調整をお願いします。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 商学部商学科(B1群) | FCBS22118 | 2020~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
| 商学部商学科(B1群) | FCBS22118 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
| 商学部商学科(B1群) | 11200 | 2024~2026 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
| 商学部経営学科(D1群) | FCBA24123 | 2020~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
| 商学部経営学科(D1群) | FCBA24123 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
| 商学部経営学科(D1群) | 12200 | 2024~2026 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |