授業コード 02404700 単位数 2
科目名 外国語特殊講義(スペイン) クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 COSME GOMEZ, Erick 配当年次 *下表参考

授業の題目 クリティカル・グローバル・スタディーズのためのスペイン語(Spanish for Critical Global Studies(Advanced CLIL))
学修の概要 本クラスは、既に接続法(subjuntivo)までの文法を学習済みで、上級レベルに相当する学生を対象としています(例:「上級外国語(スペイン語)」の単位取得者、またはスペイン語圏での留学経験者)。授業はネイティブ教員がスペイン語で行い、レベルの高い教材を用いて読む力・書く力・話す力・聞く力を総合的に伸ばします。

スペイン語を用いて学際的なグローバル課題を分析し、上級のコミュニケーション能力を育成することを目的とした科目です。

本コースは、スペイン語を単なる言語学習の対象とするのではなく、経済、法、健康、環境などの現実的な問題を調査・分析するためのツールとして活用したい学生を想定しています。授業では口頭・筆記の積極的な表現を重視します。

本コースは、CLIL(Content and Language Integrated Learning)アプローチを採用しており、言語学習と学術的・専門的な内容の学習を統合します。セメスターを通じて、テキスト分析、構造化されたディスカッション、指導付きリサーチ、協働作業を通して言語的・学術的スキルを育成します。学生が初めからその分野の専門家であることは期待していません。語彙、批判的思考、情報検索の方略を段階的に習得できるよう設計されています。

学期を通して学生は以下の活動を行います:

• 記事・映像・ポッドキャストなどの実資料を理解し、議論する練習を行う。
• 批判的読解力と情報源評価の能力を養う。
• 根拠に基づいた意見をスペイン語で表明する能力を高める。
• チームで小規模な調査プロジェクトを企画・発表する。

本コースの主目的は、スペイン語を使用することが学生の学術的・専門的関心と結びつき、意味のある学習となるような、能動的かつ協働的な学習環境を作ることです。単に文法を学ぶだけでなく、スペイン語を用いて「考え、調べ、伝える」ことを目指します。
学修の到達目標 コース修了時に履修者が以下の目標を達成できることを目指します:

1. 複雑度の高いスペイン語の学術文書・報道記事を理解し、主旨や議論を把握する。

2. グローバルな課題を学際的に批判的に分析し、情報に基づく解決策を提案する。

3. 学術的な討論に参加し、スペイン語による適切な表現を用いて、構造化された議論をおこなう。

4. スペイン語で研究発表を行う(簡潔な研究発表)。

5. 上級語彙や専門語彙を、口頭・筆記表現のなかで適切に統合して使用する。

6. 情報源の管理、引用、自己評価などの方略を含む学習の自律性を高める。
授業計画 第1回 Course Introduction & Diagnostic

コースとCLIL(4C)の紹介。シラバス、評価方法、ポートフォリオの説明を行う。ミニ診断(読解+簡単な会話)を実施し、グループの実際のレベルに合わせて進度を調整します。

活動: 3–5分の短い動画を視聴し、ガイド質問を使って討議。その後、グループでグローバルな課題に関するマインドマップを作成。

成果物: 各学生の学習プラン(個人計画)を作成し、必要に応じてA/Bの学習ルートを割り当てます。
第2回 Global Media Literacy

スペイン語で配信される国際ニュースを読み/視聴し、異なるメディアが同じ出来事をどのように伝えているかを比較します。学生はペアで要約とコメントを作成します。

活動: 見出しの分析と短い意見文の執筆(マイクロエディトリアル)。
第3回 Business & Global Markets

輸出・輸入・契約・企業など、国際ビジネスに関する基本語彙を学び、ヒスパニック圏の企業や商取引の実際について話し合います。

活動: 企業や製品に関する短い記事を読み、主要点をグループで話し合い、ペアで簡単な「交渉」活動(ガイド付きフレーズ使用)を行います。

成果物: 各ペアは交渉の結果を3–4文でまとめて提出。
第4回 Law & Human Rights

人権や法に関する基礎語彙(例:「derecho(権利)」「violación(違反)」「protección(保護)」「refugiados(難民)」)と、それらがニュースや報告でどのように扱われるかを学びます。

活動: グループワーク(役割割当:政府、NGO、企業、地域社会など)で問題に対する簡単な質問に答え、解決策を提案。簡単な発表で共有します。

成果物: 各役割についての立場を3–5文でまとめます。
第5回 Economy & Inequality

成長、失業、教育、賃金、格差といった基本的な経済概念に触れ、経済的不平等が日常生活に与える影響を、事例を通して考察します。

活動: 生活の事例や短いレポートを読み、ペアで違いを話し合い、想定される解決策を考えます。
第6回 Sustainability & Environment

日常的な環境問題とその対策(リサイクル、再生可能エネルギー、生活習慣)に関する基本語彙を学びます。

活動: グループ/ペアで、日常生活で実行可能な環境改善のアイデアを考え、クラスで簡単に共有します。

成果物: 簡単な環境改善案をクラスで発表。
第7回 Public Health & Society

メンタルヘルス、デジタル生活、高齢化、パンデミック、ライフスタイル等、現代の公衆衛生に関わる課題を取り上げます。これらを扱う際の配慮ある表現や語彙を学びます。
活動: 短い動画や記事を視聴/読解し、ペアで啓発用の簡単なメッセージ(インフォグラフィック案やポッドキャストのアイデア)を作成し、クラスで共有します。
第8回 Culture, Identity & Society

ヒスパニック圏における文化・アイデンティティ・多様性について映像資料等を通じて考察します。特に、メディアや各種集団がどのようにこれらを提示しているかを批判的に分析する力を養います。

活動: 短い映像を視聴し、グループでどのように情報が提示されているか、どの視点が欠けているかを議論します。

成果物: 他の学生の視点を要約して説明し、短い振り返り(数行)を記述します。
第9回 Academic Research Skills

スペイン語での情報検索の基礎(キーワードの使い方、信頼できる情報源の見分け方、情報の整理方法)を学びます(機械翻訳に頼らない検索の基本を含む)。

活動: ペアでのガイド付き検索と、プロジェクトに有用な小さな情報源リストの作成。
第10回 Lesson 10 — Project Planning Workshop

期末プロジェクト(グループ課題)を正式に開始します。社会・文化・各自の専攻に関係するグローバルなテーマを選び、プロジェクトの目的、役割分担、スケジュールを決めます。

活動: チーム編成、ブレインストーミング、テーマ選定、タスク割当て、簡単な学期計画の作成。
第11回 Research & Sources Workshop

プロジェクトで使用する情報源の選定・組織化をさらに深めます。信頼できる情報源(学術記事、機関レポート、信頼できるメディア)とそうでないものの区別方法を実践的に学びます。

成果物: 参考文献の簡単なリスト(注記付き)と、それぞれがなぜ有用かを1文で説明するメモ。
第12回 Academic Writing Workshop

導入・主要意見・結論といった小さな単位で、明確でフォーマルな文章の組み立て方を練習します。説明・比較・具体例を挙げるための表現も扱います。

活動: プロジェクトに関する短い段落(もしくはミニ要約)を作成し、ペアでレビューして改善します。
第13回 Presentation Skills Workshop

分かりやすく説得力のあるプレゼンテーションの基礎(構成、視覚資料の使い方、質疑応答の受け方)を学びます。導入表現や説明に使える定型表現も練習します。

活動: グループ/ペアで短いプレゼンの準備とリハーサルを行い、クラスでフィードバックを受けます。
第14回 Final Presentations I

期末プロジェクトの発表(前半)。各グループはテーマ、主要な発見、分析結果を発表します。

活動: グループ発表(質疑応答を含む)とクラスからの簡単なコメント。
第15回 Final Presentations II & Reflection

期末プロジェクトの発表(後半)とコースの総括。学期中の学びや進捗状況について振り返ります。

活動: 残りの発表、簡潔な自己評価、ポートフォリオの提出。
授業外学習の課題 事前準備

各回、簡単なリーディング素材や視聴素材を事前に確認しておくことが求められます。
履修上の注意事項 出席

毎週、授業にきちんと出席することが期待されます。欠席が続く場合は参加度の評価に影響します。

事前準備
各回、簡単なリーディング素材や視聴素材を事前に確認しておくことが求められます。

学術倫理
情報源を適切に引用することは必須です。盗用や無断の転載は大学の規定に従って取り扱われます。

プライバシー
評価目的で発表を録画する場合、事前に同意を求めます。

柔軟性(コース内容の調整)

学生の関心に応じてテーマを一部変更することがあります。プロジェクトのテーマは学生と共同で決める方針を取ります。

公認次席制度の配慮内容は以下の通りとします。

• 公認次席は欠席としてカウントしない。
• 公認次席時の資料は後日配布する。
• 公認次席時に提出出来なかった課題に関しては、追試又は代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 • 参加・出席:20%(討論・ピアフィードバックを含む)
• 毎週の課題(要約・リフレクション等):25%
• グループによるレポート(期末プロジェクト):25%
• グループによる最終発表:20%
• ポートフォリオまたは個別試験:10%

(評価は CEFR の記述基準に整合させ、詳細なルーブリックをプラットフォーム上で提示します。第5週および第10週に形成的フィードバックを行います。課題の再提出は正当な理由と事前連絡があれば一定のペナルティのもとで可能です。)
テキスト 単一の教科書は指定しません。最新の一次資料・実資料(記事・レポート)を中心に使用します:

• 教員配布のリーディング素材(記事・レポート)
• オンライン媒体(El País、BBC Mundo 等)や公的機関の報告書
• ドキュメンタリー、教育系YouTube動画、ポッドキャスト等の映像・音声教材
参考文献 内容や最新性に応じて随時更新する動的なリストを提供します。必要に応じてリンクや印刷資料を配布します。
主な関連科目 このコースは、国際研究(グローバルスタディーズ)、経済学、法学、国際ビジネス、環境学、公衆衛生、人文学に関心のある学生に特にお勧めします。

また、ヒスパニック圏の文化に興味がある学生や、交換プログラム、国際ボランティア、留学・海外滞在を検討している学生にも適しています。本コースは専門科目を補完し、国際的な場での学術的・職業的経験への橋渡しを目指します。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
担当教員:Erick Cosme Gómez

メール:ecosmego [at mark ]alpha.shudo-u.ac.jp

教材、ルーブリック、フィードバック等はプラットフォーム(Moodle / Google Classroom)で管理します。
添付ファイルの注意事項 授業で使用する資料や課題関連ファイルは、本シラバスの添付ファイルとしてダウンロードできます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
商学部経営学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
経済科学部現代経済学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
経済科学部経済情報学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
人文学部教育学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
人文学部英語英文学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 3・4
人文学部英語英文学科(国際理解科目) 2026~2026 3・4
人文学部社会学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
法学部法律学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
人間環境学部人間環境学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
健康科学部心理学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
健康科学部健康栄養学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(国際理解科目) 00100 2024~2026 3・4