授業コード 00041500 単位数 2
科目名 芸術文化学 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 古川 裕朗 配当年次 *下表参考

授業の題目 カントの芸術文化思想と目的論
学修の概要 あらゆる概念がそうであるように,「芸術」や「文化」という概念は歴史的な経緯を持っている。それゆえ,「芸術」や「文化」という言葉によって何が意味されているかということは決して自明ではなく,それぞれの時代や地域において様々な使われ方をしてきた。本講義では西洋の芸術文化思想を代表するカントの思想を取り上げ,その思想の特徴およびその根底に流れる目的論的思考について学ぶ。前半はカントおよびそれ以降の「芸術」概念の変遷について学び,後半はカントの芸術文化思想についてより詳しく学ぶ。また、西洋の芸術文化思想を学ぶことの現代的な意義について現代の諸問題に照らしつつ考えを深める。なおこの分野に関わる研究倫理教育を実施する。
学修の到達目標 1)カントの芸術文化思想およびその根底に流れている目的論的思考について説明できる。
2)カントの芸術文化思想を学ぶことの現代的な意義について、現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
授業計画 第1回 「芸術」概念の誕生:美と感性、および授業の概要
一般的な「芸術概念の誕生」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
研究倫理をめぐる基本事項を理解し、公正な研究方法を身につけることができる。
第2回 「芸術」概念の誕生:美しい技術(カント)
カントの「美しい技術」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第3回 「芸術」概念の誕生:精神豊かな技術(カント)
カントの「精神豊かな技術」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第4回 「芸術」概念の成熟:古典的芸術形式とロマン的芸術形式(ヘーゲル)【オンデマンド】
「課題(1)」
ヘーゲルの「古典的芸術形式とロマン的芸術形式」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第5回 「芸術」概念の変容:美しくない芸術(マルセル・デュシャンとアンディ・ウォーホル)
デュシャンとウォーホルの「美しくない芸術」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第6回 「芸術」概念の変容:アートワールド(ダントー)
ダントーの「アートワールド」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第7回 前半の授業のまとめ【オンデマンド】
「課題(2)」
「考察と感想(1)」
「芸術」概念の誕生・成熟・変容について基礎的な知識を定着させ、それを述べることができる。
「芸術」概念の誕生・成熟・変容に関して学ぶことの現代的な意義について、現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
第8回 カントの文化思想①:自然の合目的性
カントの「自然の合目的性」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第9回 カントの文化思想②:自然の最終目的と究極目的
カントの「自然の最終目的と究極目的」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第10回 カントの文化思想③:美しいものに対する経験的関心
カントの「美しいものに対する経験的関心」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第11回 カントの文化思想①~③のまとめ
「課題(3)」
カントの「文化思想」について基礎的な知識を定着させ、それを述べることができる。
第12回 カントの文化思想④:美しいものに対する知性的関心
カントの「美しいものに対する知性的関心」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第13回 カントの文化思想⑤:数学的崇高
カントの「数学的崇高」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第14回 カントの文化思想⑥:力学的崇高
「考察と感想(2)」
カントの「力学的崇高」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
カントの目的論に関して学ぶことの現代的な意義について、現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
第15回 カントの文化思想④~⑥のまとめ【オンデマンド】
「課題(4)」
カントの芸術文化思想と目的論について基礎的な知識を定着させ、それを述べることができる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度が目安):配付教材およびグーグルクラスルーム上にアップされる資料に目を通し、その内容に関連する事柄を各自で調べておく。
事後学修(2時間程度が目安):授業内で学んだ芸術文化思想について復習し記憶を定着させる。また西洋の芸術文化思想を学ぶことの現代的な意義について現代の諸問題に照らしつつ自分自身の考察を深める。その上でグーグルクラスルーム上にアップされている課題等に取り組む。
履修上の注意事項 1)google classroomを使用して「ブレンド型授業」を実施する。
2)単位を修得するためには、4回分の「課題」および2回分の「考察と感想」をすべて提出しなくてはならない。
3)第2回の授業までに指定の教科書を用意すること。
4)この授業は「西洋」という異文化を理解する試みでもある。西洋の異文化に対して関心の無かった人や西洋の異文化を快く思わない人も歓迎する。ただし「集団ストーカー(ギャングストーキング)」等の手法を用いて授業の妨害や他の学生に嫌がらせ行為をするなど、異文化(特にユダヤ・キリスト教文化など)に対する集団的なヘイトクライム(憎悪犯罪)を行う者は受講することができない。異文化に対する敬意を持って臨んでください。
5)履修者の書いた「感想」等については、氏名を伏せてその内容を履修者全員に向けて紹介する場合がある。
6)公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件や課題等の提出要件(期限やテーマ)には影響しないよう配慮する。
7)学生証を忘れた場合の代替措置は行わない。
8)成績評価方法や課題の解答について意図的に誤情報を流布させたり、生成AIに関連した不正行為へと誘導したりしている集団が存在する可能性があります。信頼のおける情報に基づいて課題に取り組んでください。
成績評価の方法・基準 4回分の「課題(25%)」の合計(100%)を基礎点として、「考察と感想」等への取り組み状況を考慮しつつ加点・減点を行い、総合的に評価する。「課題」や「考察と感想」等の未提出および出席状況の良くない者は減点の対象となり得る。公認欠席の場合も課題や「考察と感想」等の未提出は減点の対象になるが、提出期限の延長等の配慮が行われる。
テキスト 主要教材を授業内で配付する
参考文献 カント『判断力批判(上)』(カント全集8)岩波書店
カント『判断力批判(下)』(カント全集9)岩波書店
主な関連科目 「美学」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は基本的に次の2通りの方法で受け付ける。
1)google classroom内の「限定公開のコメント」
2)対面授業の開始前や休憩時間や終了後

課題や感想のフィードバックはgoogle classroom上で行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 2-4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 2026~2026 2-4 - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2026 2-4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -