授業コード 00041301 単位数 2
科目名 西洋の図像学 クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 古川 裕朗 配当年次 *下表参考

授業の題目 システィーナ礼拝堂と聖書物語
学修の概要 西洋美術の多くは様々な既存の物語を題材にしており、いわば本の挿絵のような役割を果たしてきた。本講義では主として旧約聖書を題材にした美術作品、特にシスティーナ礼拝堂内の天井画を取り上げる。受講者は、図像表現上の慣習的な約束事を学びながら、そこで表現されている場面がどのような物語の流れの中にあり、登場人物が誰であり、いかなる図像的意味を持つのかなどについて理解を深める。また、これによって西洋の図像学を学ぶことの現代的な意義について現代の諸問題に照らしつつ考えを深める。本科目は教養科目「思想・芸術と言語空間」の一つに位置づけられる。なおこの分野に関わる研究倫理教育を実施する。
学修の到達目標 1)システィーナ礼拝堂の天井画をはじめとする様々な聖書美術に関して、作品の配置・構成、図像の基本的な意味、背景となる物語のあらすじなどについて説明できる。
2)聖書物語とその図像表現を学ぶことの現代的な意義について、現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
授業計画 第1回 創世記①(光と闇の創造)、および授業の概要
システィーナ礼拝堂の「光と闇の創造」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
研究倫理をめぐる基本事項を理解し、公正な研究方法を身につけることができる。
第2回 創世記②(大洪水)
システィーナ礼拝堂の「大洪水」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第3回 創世記③(三位一体の予型)
システィーナ礼拝堂の「三位一体の予型」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第4回 創世記④(キリストの予型)
「課題(1)」
システィーナ礼拝堂の「キリストの予型」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第5回 民族の英雄①(青銅の蛇)
「考察と感想(1)」
システィーナ礼拝堂の「青銅の蛇」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
創世記の物語とシスティーナ礼拝堂の図像表現を学ぶことの現代的な意義について、現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
第6回 民族の英雄②(ダヴィデとゴリアテ)
システィーナ礼拝堂の「ダヴィデとゴリアテ」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第7回 民族の英雄③(ハマンの懲罰)
システィーナ礼拝堂の「ハマンの懲罰」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第8回 民族の英雄④(ユディトとホロフェルネス)
「課題(2)」
システィーナ礼拝堂の「ユディトとホロフェルネス」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第9回 メダイヨン①(イサクの犠牲)
システィーナ礼拝堂の「イサクの犠牲」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第10回 メダイヨン②(ヨラムの死)
システィーナ礼拝堂の「ヨラムの死」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第11回 メダイヨン③(ヘリオドロスの追放)【オンデマンド】
「考察と感想(2)」
システィーナ礼拝堂の「ヘリオドロスの追放」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
民族の英雄の物語とシスティーナ礼拝堂の図像表現を学ぶことの現代的な意義について、現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
第12回 預言者と巫女①(キリストの受肉)
「課題(3)」
システィーナ礼拝堂の「キリストの受肉」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第13回 預言者と巫女②(救済と刑罰)
システィーナ礼拝堂の「救済と刑罰」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第14回 預言者と巫女③(キリスト教的歴史観)
システィーナ礼拝堂の「キリスト教的歴史観」に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第15回 全体のまとめ【オンデマンド】
「課題(4)」
システィーナ礼拝堂に関し、その物語内容と図像表現について基礎的な知識を定着させ、それを述べることができる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度が目安):グーグルクラスルーム上にアップされる資料に目を通し、その内容に関連する事柄を各自で調べておく。
事後学修(2時間程度が目安):授業内で学んだ美術表現上の慣習や図像の背景となる物語内容について復習し記憶を定着させる。また西洋の聖書物語やその図像表現を学ぶことの現代的な意義について現代の諸問題に照らしつつ自分自身の考察を深める。その上でグーグルクラスルーム上にアップされている課題等に取り組む。
履修上の注意事項 1)google classroomを使用して「ブレンド型授業」を実施する。
2)単位を修得するためには、4回分の「課題」および2回分の「考察と感想」をすべて提出しなくてはならない。
3)授業内で取り上げる芸術作品にはグロテスクな表現や過激な表現が含まれる場合がある。そうした表現に強い抵抗感を持つ者は受講できない。
4)この授業は「西洋」という異文化を理解する試みでもある。西洋の異文化に対して関心の無かった人や西洋の異文化を快く思わない人も歓迎する。ただし「集団ストーカー(ギャングストーキング)」等の手法を用いて授業の妨害や他の学生に嫌がらせ行為をするなど、異文化(特にユダヤ・キリスト教文化など)に対する集団的なヘイトクライム(憎悪犯罪)を行う者は受講することができない。異文化に対する敬意を持って臨んでください。
5)履修者の書いた「感想」等については、氏名を伏せてその内容を履修者全員に向けて紹介する場合がある。
6)公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件や課題等の提出要件(期限やテーマ)には影響しないよう配慮する。
7)学生証を忘れた場合の代替措置は行わない。
8)成績評価方法や課題の解答について意図的に誤情報を流布させたり、生成AIに関連した不正行為へと誘導したりしている集団が存在する可能性があります。信頼のおける情報に基づいて課題に取り組んでください。
成績評価の方法・基準 4回分の「課題(25%)」の合計(100%)を基礎点として、「考察と感想」等への取り組み状況を考慮しつつ加点・減点を行い、総合的に評価する。「課題」や「考察と感想」等の未提出および出席状況の良くない者は減点の対象となり得る。公認欠席の場合も課題や「考察と感想」等の未提出は減点の対象になるが、提出期限の延長等の配慮が行われる。
テキスト 必要な資料をgoogle classroom上に掲載する
参考文献 ・若桑みどり『光彩の絵画』哲学書房
・ジェイムズ・ホール『西洋美術解読事典』高階秀爾監修、河出書房新社
主な関連科目 「芸術学」
「教養講義(西洋の美術)」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は基本的に次の2通りの方法で受け付ける。
1)google classroom内の「限定公開のコメント」
2)対面授業の開始前や休憩時間や終了後

課題や感想のフィードバックはgoogle classroom上で行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 2-4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 2026~2026 2-4 - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2026 2-4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 2-4 - -