授業コード 00040600 単位数 2
科目名 人間と生命の倫理学 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 嶋﨑 太一 配当年次 *下表参考

授業の題目 生と死の倫理学(Ethics on Life and Death)
学修の概要 生きるとは、死に向かうことです。今を生きる我々は、刻々と死に向かっています。生きているということ、それは我々にとってきわめて身近であり、かつ、きわめて根源的なものであり、そして、大いなる迷宮でもあります。特に医療技術の進展する現代、従来の生と死の在り方は根本から問い直されつつあります。
本講義では、人間の誕生にかかわる局面の現代医療技術の倫理問題、そして死に向かう局面の現代医療の性格に関する倫理問題、また死そのものの倫理について概説、検討します。
学修の到達目標 ・現代医療技術に伴う生命倫理の諸課題について説明することができる。
・医療の在り方について、自ら考察し、自らの見解を述べることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス、生命倫理とは何か
生命倫理とは何か、なぜ生命倫理が重要なのかを説明できるようになる。
第2回 生命倫理の成立背景
ヒポクラテスの生命倫理観とその継承、戦後のニュルンベルク綱領、ヘルシンキ宣言など、生命倫理の成立史を理解し、説明できるようになる。
第3回 生命倫理の考え方と原則
倫理学における基本的考え方としての義務論と功利主義、また生命倫理の四原則について、それらの問題点も含めて理解し、説明できるようになる。
第4回 人工妊娠中絶をめぐる倫理問題
中絶をめぐる倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第5回 生殖医療をめぐる倫理問題(オンデマンド)
不妊治療など生殖医療技術をめぐる倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第6回 出生前診断をめぐる倫理問題
着床前診断、出生前診断をめぐる倫理問題について、優生学の問題を含めて理解し、説明できるようになる。
第7回 再生医療の倫理
ES細胞やiPS細胞など再生医療に関する倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第8回 真実告知の倫理
病名告知の問題など死に直面する医療現場の倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第9回 ケーススタディ①
ケーススタディ(終末期医療関係)を通して医療倫理について考察し、意見を述べることができるようになる。
第10回 自己決定とインフォームド・コンセント
インフォームド・コンセントの概要を理解し、説明できるようになる。
第11回 ケーススタディ②
ケーススタディ(インフォームド・コンセント関係)を通して医療倫理について考察し、意見を述べることができるようになる。
第12回 脳死の倫理
脳死をめぐる倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第13回 臓器移植の倫理
臓器移植をめぐる倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第14回 安楽死と尊厳死の倫理
安楽死と尊厳死をめぐる倫理問題について理解し、説明できるようになる。
第15回 まとめ
生命倫理の重要性と今後の課題について考え、意見を述べることができるようになる。
授業外学習の課題 事前学習(2時間程度):授業前に配信される資料をあらかじめ読む。
事後学習(2時間程度):授業で学んだことを振り返り、簡潔にまとめて提出する。
           授業資料を読み返し、授業内容について復習する。
履修上の注意事項 倫理学においては、自ら考えることが重要です。授業は基本的に講義形式ですが、適宜学生に質問をするので、積極的に自らの考えなどを答えるようにしてください。受講にあたり特別な知識や技能は前提としませんが、自ら考え抜く姿勢をもつようにしてください。
Moodleを用いて資料配信や振り返りの提出などを行います。
欠席の上限は5回とします。公認欠席に対して、評価に影響がないよう配慮します。
ブレンド型授業を実施します。オンデマンドは、Moodle上で録画動画を配信することによって行います。その際の課題提出等については授業時に説明します。
成績評価の方法・基準 試験(70%)とレポート(30%)で評価する。
試験は持ち込み可とする。
テキスト 授業ごとに資料を配布します。
参考文献 小林亜津子『はじめて学ぶ生命倫理』ちくまプリマ―新書、2011年
浅見昇吾・盛永審一郎(編)『教養としての応用倫理学』丸善出版、2013年
主な関連科目 倫理学、一般教養特殊講義(情報・研究の倫理)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワーは「金曜日3限」としますが、それ以外の時間帯も在室時は可能な限り対応します。
またメールでの連絡も受け付けます。メールで質問や連絡をする際の留意点については初回授業でお話しします。
なお、授業ごとに振り返りのコメント(質問や感想など)を提出する機会があります。そこに記入された内容については次の授業にてフィードバックを行います。なお学生のコメントを全体に提示する際には匿名性を確保します。

■ルーブリック情報
 
生命倫理の諸問題の理解 生命倫理の諸問題を正確に理解できている。 生命倫理の諸問題をおおむね理解できている。 生命倫理の諸問題を理解できていない。
論理的な議論展開 十分に論理的な議論展開ができている。 一部に論理の飛躍がある。 論理的な議論になっていない。
主体的な考察 十分に主体的な考察ができている。 主体的な考察がおおむねできている。 主体的な考察ができていない。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 2026~2026 1・2・3・4 - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2026 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -