授業コード 00019001 単位数 2
科目名 美学 クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 古川 裕朗 配当年次 *下表参考

授業の題目 カントと西洋近代美学
学修の概要 本講座では、西洋近代美学の成立に大きく寄与したカントの哲学的な美学思想について学ぶ。前半は、御子柴善之『自分で考える勇気』に基づいて、「認識」「行為」「判断」をテーマに西洋思想の基本を押さえながらカントの哲学思想についてその概要を学ぶ。後半は、カントの美学的な理論書である『判断力批判』の「美の分析論」を読解し、事物を「美しい」という言葉によって名指す趣味判断なるものが、いかなる事態であるかを学ぶ。また、カント美学を通じて現代の諸問題について考える。本科目は教養科目「思想・芸術と言語空間」の一つに位置づけられる。なおこの分野に関わる研究倫理教育を実施する。
学修の到達目標 1)カントの美学思想が提示する諸概念を頼りに、西洋近代美学がいかなる問題意識に基づいていたかを説明できる。
2)カントの美学を学ぶことの現代的な意義を自分自身の経験を踏まえながら現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
授業計画 第1回 近代美学の成立(感性・美・芸術)、および授業の概要
近代美学の成立について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
研究倫理をめぐる基本事項を理解し、公正な研究方法を身につけることができる。
第2回 認識①(コペルニクス的転回)
カントの「コペルニクス的転回」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第3回 認識②(現象と物それ自体)
カントの「現象と物それ自体」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第4回 行為①(意志と道徳法則)【オンデマンド】
「課題(1)」
カントの「意志と道徳法則」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第5回 行為②(自由のリアリティ)
カントの「自由のリアリティ」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第6回 判断①(反省的判断力)
カントの「反省的判断力」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第7回 判断②(美の経験)【オンデマンド】
「考察と感想(1)」
カントの「美の経験」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
カントの趣味判断を学ぶことの現代的な意義を自分自身の経験を踏まえながら現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
第8回 前半のまとめとユダヤ・キリスト教
「課題(2)」
カントの思想およびユダヤ・キリスト教について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第9回 美の分析論①:趣味判断は美感的である
カントの美学思想「趣味判断は美感的である」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第10回 美の分析論②:趣味判断は関心と関わらない
カントの美学思想「趣味判断は関心と関わらない」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第11回 美の分析論③:趣味判断は普遍的な賛意を要求する
カントの美学思想「趣味判断は普遍的な賛意を要求する」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第12回 美の分析論①〜③のまとめ
「課題(3)」
カントの美学思想について基礎的な知識を定着させて、それを述べることができる。
第13回 美の分析論④:趣味判断では対象の判定が快に先行する
カントの美学思想「趣味判断では対象の判定が快に先行する」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
第14回 美の分析論⑤:趣味判断は合目的性の形式を気づかせる
「考察と感想(2)」
カントの美学思想「趣味判断は合目的性の形式を気づかせる」について基礎的な知識を得て、それを述べることができる。
カントの合目的性の美学を学ぶことの現代的な意義を自分自身の経験を踏まえながら現代の諸問題に照らしつつ説明することができる。
第15回 全体のまとめ【オンデマンド】
「課題(4)」
カントの美学思想について基礎的な知識を定着させて、それを述べることができる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度が目安):テキスト『自分で考える勇気 カント哲学入門』(各自で購入)とサブテキスト『カントと西洋近代美学』(授業内で配付)の該当箇所を読み込み、その内容に関連する事柄を各自で調べておく。
事後学修(2時間程度が目安):授業内で学んだカントの思想について復習し理解を定着させる。またカントの思想を学ぶことの現代的な意義について現代の諸問題に照らしつつ自分自身の考察を深める。その上でグーグルクラスルーム上にアップされている課題等に取り組む。
履修上の注意事項 1)google classroomを使用して「ブレンド型授業」を実施する。
2)単位を修得するためには、4回分の「課題」および2回分の「考察と感想」をすべて提出しなくてはならない。
3)授業内で取り上げる芸術作品にはグロテスクな表現や過激な表現が含まれる場合がある。そうした表現に強い抵抗感を持つ者は受講できない。
4)この授業は「西洋」という異文化を理解する試みでもある。西洋の異文化に対して関心の無かった人や西洋の異文化を快く思わない人も歓迎する。ただし「集団ストーカー(ギャングストーキング)」等の手法を用いて授業の妨害や他の学生に嫌がらせ行為をするなど、異文化(特にユダヤ・キリスト教文化など)に対する集団的なヘイトクライム(憎悪犯罪)を行う者は受講することができない。異文化に対する敬意を持って臨んでください。
5)履修者の書いた「感想」等については、氏名を伏せてその内容を履修者全員に向けて紹介する場合がある。
6)公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件や課題等の提出要件(期限やテーマ)には影響しないよう配慮する。
7)学生証を忘れた場合の代替措置は行わない。
8)成績評価方法や課題の解答について意図的に誤情報を流布させたり、生成AIに関連した不正行為へと誘導したりしている集団が存在する可能性があります。信頼のおける情報に基づいて課題に取り組んでください。
9)第2回の授業までに指定の教科書を用意すること。
成績評価の方法・基準 4回分の「課題(25%)」の合計(100%)を基礎点として、「考察と感想」等への取り組み状況を考慮しつつ加点・減点を行い、総合的に評価する。「課題」や「考察と感想」等の未提出および出席状況の良くない者は減点の対象となり得る。公認欠席の場合も課題や「考察と感想」等の未提出は減点の対象になるが、提出期限の延長等の配慮が行われる。
テキスト 御子柴善之『自分で考える勇気 カント哲学入門』岩波ジュニア新書
参考文献 カント『判断力批判 上(カント全集8)』岩波書店、1999年
主な関連科目 「総合教養講義b(芸術文化学)」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は基本的に次の2通りの方法で受け付ける。
1)google classroom内の「限定公開のコメント」
2)対面授業の開始前や休憩時間や終了後

課題や感想のフィードバックはgoogle classroom上で行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 2026~2026 1・2・3・4 - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) WGEL11103 2017~2017 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2018~2023 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2026 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL11103 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL11103 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL11103 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL11103 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2026 1・2・3・4 - -