授業コード 93106802 単位数 2
科目名 憲法演習Ⅱ クラス 02
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 片上 孝洋 配当年次 *下表参考

授業の題目 憲法演習Ⅱ
学修の概要  本演習では、受講生が各自で現代の憲法問題に関連するテーマを選定し、国内外の判例・裁判例、学術論文等を網羅的に収集し、比較検討・批判的考察を行います。定期的な個別指導や報告などを行います。最終的には、論理的な構成、説得力のある論述、正確な引用などを備えた、質の高い学術論文としての水準を満たす演習論文を執筆します。
学修の到達目標 ①現代の憲法問題に関するテーマについて、国内外の判例・裁判例、学術論文等を網羅的に収集し、その意義・射程を分析し、既存の研究の限界や問題点を指摘できるなど、批判的に評価した上で、自身の研究に適切に活用できる。
②自身の研究テーマについて、明確な問題意識を持ち、序論、本論、結論を含む論文構成を構築し、条文解釈、判例分析、学説の検討に基づき自説を論述するなど、説得力のある論述を展開し、適切な引用に基づいた、学術論文としての水準を満たす文章を執筆し、口頭で明晰に発表できる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 テーマの選定
第3回 テーマに関する争点・論点の整理と理解
第4回 テーマに関連する資料の収集・検討・考察(1)― 判例・裁判例
第5回 テーマに関連する資料の収集・検討・考察(2)― 学術論文、学説
第6回 収集・検討・考察した判例・裁判例についての報告
第7回 収集・検討・考察した学術論文、学説についての報告
第8回 中間報告 ― 論文の構成・内容の報告
第9回 序論の作成
第10回 本論の作成(1)― 学説、判例・裁判例を整理し、記述する
第11回 本論の作成(2)― 学説、判例・裁判例を検討・考察し、記述する
第12回 本論の作成(3)― 自説を検討し記述する
第13回 結論の作成
第14回 演習論文草稿の検討
第15回 演習論文の報告
授業外学習の課題 事前・事後学修(各3時間程度)
・演習論文を執筆するために、判例・裁判例、学術論文などを収集・読解し、文章にまとめるなどの積極的な取り組みを求めます。
・演習論文執筆の進捗状況について報告書を作成してもらいます。
履修上の注意事項 *憲法研究Ⅱの単位を修得していること、または憲法研究Ⅱを並行履修していることを求めます。
*報告のための資料、論文を作成してください。
*公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。
・公認欠席時の資料は後日配付します。
・報告を担当する時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 演習論文作成への取り組み(準備、報告の内容等)〈20%〉および演習論文〈80%〉で評価します。
テキスト 適宜指示します。
参考文献 適宜指示します。
主な関連科目 憲法研究Ⅰ・Ⅱ、憲法演習Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業時、メール、研究室にて質問・相談に随時対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学研究科M法律学専攻 2022~2023 1・2 -
法学研究科M法律学専攻 31500 2024~2025 1・2 -