| 授業コード | 93106302 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | 法制史研究Ⅱ | クラス | 02 |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | ＊下表参考 |
| 担当者 | 前田 星 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業の題目 | 法制史研究方法論Ⅱ |
| 学修の概要 | 本授業は、西洋法制史の研究および論文執筆のための専門的訓練を目的とする。 西洋法制史を研究するにあたって、史料読解能力は必須である。そのため本授業では、中高･初期新高ドイツ語またはラテン語で書かれた法学関係史料の精読を通じて、法制史学の基礎的な研究能力を身に着ける。 また、法制史学の研究手法を学ぶことで、法･制度について歴史的に考える能力を涵養する。 |
| 学修の到達目標 | 1,ドイツ語またはラテン語で書かれた法学関係史料を辞書等を使いながら読めるようになる。 2,法･制度についての歴史的視座を獲得し、自らの研究テーマをより深掘りできるようになる。 3,学術論文の構造や書き方を理解し、研究の方法論を理解する。 |
| 授業計画 | 第１回 | ガイダンス |
| 第２回 | ラテン語史料読解① ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第1部第41問 大逆罪 | |
| 第３回 | ラテン語史料読解② ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第1部第42・43問 偽罪 | |
| 第４回 | ラテン語史料読解③ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第1部第44問 異端 | |
| 第５回 | ラテン語史料読解④ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第1部第45問 涜神 | |
| 第６回 | ラテン語史料読解⑤ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第1部第46・47問 偽証 | |
| 第７回 | 研究報告① 中間報告 | |
| 第８回 | ラテン語史料読解⑥ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第1部第48～50問 魔術・魔女 | |
| 第９回 | ラテン語史料読解⑦ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第2部第51～65問 姦通 | |
| 第１０回 | ラテン語史料読解⑧ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第2部第66問 重婚 | |
| 第１１回 | ラテン語史料読解⑨ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第2部第71問 売春 | |
| 第１２回 | ラテン語史料読解⑩ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第2部第76問 ソドミー | |
| 第１３回 | ラテン語史料読解⑪ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第2部第77問 窃盗 | |
| 第１４回 | ラテン語史料読解⑫ ベネディクト･カルプツォフ『ザクセン刑事新実務』第2部第90問 強盗 | |
| 第１５回 | 研究報告② 期末報告 |
| 授業外学習の課題 | 予習しての参加が求められる。予習には3時間程度を要する。 |
| 履修上の注意事項 | ・上記のシラバスは飽くまでも一例であり、参加者の関心によって変化する。 ・具体的な授業兄用は、第1回のガイダンスにて決定する。 ・参加者には、しっかり予習しての参加が求められる。また、学期中に研究報告をしてもらう。 ・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定には影響しないよう配慮する。 |
| 成績評価の方法・基準 | 授業への参加60％、発表報告40％を基準として評価する。 |
| テキスト | 授業中に提示する |
| 参考文献 | 授業中に提示する |
| 主な関連科目 | 法制史方法論Ⅰ |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問等には授業中または授業後に対応する。 オフィスアワーは水曜14時～17時(要アポイントメント)。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学研究科M法律学専攻 | － | 2022～2023 | 1･2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 法学研究科M法律学専攻 | 31500 | 2024～2025 | 1･2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 法学研究科M国際政治学専攻 | 31500 | 2024～2025 | 1･2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |