授業コード | 93106202 | 単位数 | 2 |
科目名 | 法制史研究Ⅰ | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 前田 星 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 法制史研究方法論 |
学修の概要 | 本授業は、西洋法制史の研究および論文執筆のための専門的訓練を目的とする。 西洋法制史を研究するにあたって、外国語能力は避けては通れない。そのため本授業では、ドイツ語等で書かれた法学的・歴史的文章の精読を通じて、外国語文献の基礎的な読解能力を身に着ける。 また、法制史学の研究手法を学び、法・制度について歴史的に考える能力を涵養する。 |
学修の到達目標 | 1.ドイツ語またはラテン語で書かれた学術的文章・歴史的文章を辞書等を使いながら読めるようになる。 2.法・制度についての歴史的視座を獲得し、自らの研究テーマをより深掘りできるようになる。 3,学術論文の構造や書き方を理解し、研究の方法論を理解する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 外国語文献講読① 『ドイツ法制史事典 [新版]』 | |
第3回 | 外国語文献講読② カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「ドイツ法制史とは何か」 | |
第4回 | 外国語文献講読③ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「いかにしてドイツ法制史を学ぶのか」 | |
第5回 | 外国語文献講読④ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「ゲルマン部族法」 | |
第6回 | 外国語文献講読⑤ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「自力救済、贖罪、裁判」 | |
第7回 | 外国語文献講読⑥ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「判告と方式」 | |
第8回 | 研究報告① 中間報告 | |
第9回 | 外国語文献講読⑦ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「メロヴィング帝国」 | |
第10回 | 外国語文献講読⑧ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「カピトゥラリア」 | |
第11回 | 外国語文献講読⑨ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「カロリング帝国」 | |
第12回 | 外国語文献講読⑥ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「貴族、農民、修道院」 | |
第13回 | 外国語文献講読⑥ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「譲渡帳簿と徴税台帳」 | |
第14回 | 外国語文献講読⑥ カール・クレッシェル『ドイツ法制史』第1巻 「市場法と商人」 | |
第15回 | 研究報告② 期末報告 |
授業外学習の課題 | 参加者には予習して参加することが求められる。予習には1~3時間程度が必要である。 |
履修上の注意事項 | ・上記のシラバスは、飽くまでも一例である。実際には、参加者の希望や専門に応じて変更する。 ・具体的な授業内容は、第1回のガイダンスにて決定する。 ・参加者には、しっかり予習しての参加が求められる。また、学期中に研究報告をしてもらう。 ・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への参加60%、発表報告40%を基準として評価する。 |
テキスト | 授業中に提示する |
参考文献 | 授業中に提示する |
主な関連科目 | 法制史研究Ⅱ_02 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問等には授業中または授業後に対応する。 オフィスアワーは水曜14時~17時(要アポイントメント)。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学研究科M法律学専攻 | - | 2022~2023 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
法学研究科M法律学専攻 | 31500 | 2024~2025 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
法学研究科M国際政治学専攻 | 31500 | 2024~2025 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |