授業コード 93104700 単位数 2
科目名 刑事訴訟法研究Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 山﨑 俊恵 配当年次 *下表参考

授業の題目 犯罪者の処遇
学修の概要  2025年より、従来の懲役刑及び禁錮刑が廃止されて、新たに拘禁刑が実施される。そこで、犯罪者の処遇について学修する。
学修の到達目標  懲役刑や禁錮刑による従来の犯罪者の処遇等を学習した上で、犯罪者処遇の課題と拘禁刑のあり方を考えられるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス、資料紹介、授業の進め方、報告の仕方等
第2回 犯罪の動向
犯罪の動向を学修する。
第3回 科刑の状況
科刑の状況を学修する。
第4回 刑事施設の収容状況
刑事施設の収容状況を学修する。
第5回 犯罪者処遇法の歴史
犯罪者処遇法の制定・改正等の歴史を学修する。
第6回 従来の受刑者の矯正処遇①
懲役刑及び禁錮刑による従来の犯罪者処遇を学修する。
第7回 従来の受刑者の矯正処遇②(11月7日 オンデマンド)
①に引き続き、従来の犯罪者処遇を学修する。
第8回 従来の受刑者の矯正処遇③
特に矯正指導について学修する。
第9回 更生保護①
保護観察について学修する。
第10回 更生保護②
特に専門的処遇プログラムについて学修する。
第11回 少年非行①
(成人)矯正の課題を探るため、比較対象として、②で非行少年の処遇を学修するが、その前提として、少年非行の動向を学修する。
第12回 少年非行②
非行少年の処遇について学修する。
第13回 犯罪者処遇の課題
犯罪者処遇の課題は何かを検討する。
第14回 拘禁刑のあり方(12月23日 オンデマンド)
13回で検討した犯罪者処遇の課題に照らしながら、あるべき拘禁刑を検討する。
第15回 まとめ
授業外学習の課題 ・各授業で取り上げられるテーマについて各自予習する。
・報告担当回に向けてレジュメ等の報告準備を行う。
授業外学修時間の目安:3時間程度
履修上の注意事項 ・5年プログラム対象者については、学部の「刑事訴訟法I」又は「刑事訴訟法II」を履修済み又は履修中の者のみ、履修を認める。 
・授業中の議論への積極的な参加を望む。
・公認欠席時の資料は、後日、配付します。また、報告担当時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。
・ブレンド型授業を実施します。Moodleを利用します。
成績評価の方法・基準 報告内容(70%)、議論への参加度及び発言内容(30%)により評価する。
テキスト なし
参考文献 法務省法務総合研究所『令和6年版 犯罪白書』。その他、適宜指示する。
主な関連科目 刑事訴訟法研究Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
できる限り授業中に対応する。授業中に質問の機会等がなかった場合には、eメール等での質問・相談に応ずる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学研究科M法律学専攻 2022~2023 1・2 -
法学研究科M法律学専攻 31500 2024~2025 1・2 -