授業コード | 91210600 | 単位数 | 2 |
科目名 | 財務会計論研究Ⅰ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 井奈波 晃 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 財務会計の研究手法(The Method of Accounting Research I) |
学修の概要 | 財務会計論研究は、財務会計の知識と、その研究手法を扱う授業です。 本授業の目的は、会計学の修士論文の執筆が円滑に進むように、財務会計の知識と研究手法を習得することです。 具体的には、財務会計に関する文献の読解を通じて、既習の知識を正しくかつ抜け漏れなく習得できているかを確認し、その上で資料の読み方・整理の仕方・文章化の仕方等の手法を学びます。 授業では、扱う論点に関する説明と問題演習を実施します。 財務会計の主要な論点に関する文献を読解することで、論文執筆に必要な基礎知識を理解します。 そして問題演習を通じて、財務会計の知識の理解度を確認することで、財務会計の知識を整理し、論文執筆に使える知識として身につけます。 |
学修の到達目標 | ①現代の制度会計における主要な論点について、その内容を文章で理解できるようになる。 ②現代の制度会計における主要な論点について、その内容を正しく説明できるようになる。 ③会計学に関する文献の内容について、文章で適切にまとめられるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス、論述問題の解答方法 本授業の概要と進め方について理解する。論述問題の解答方法を知り、今後の学習に役立てられるようになる。 |
第2回 | 財務会計の機能と制度 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第3回 | 会計理論と会計基準 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第4回 | 利益測定と資産評価の基礎概念 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第5回 | 現金預金と有価証券 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第6回 | 売上高と売上債権 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第7回 | 利益計算の仕組み【オンデマンド】 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第8回 | 外貨建取引等の換算【オンデマンド】 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第9回 | 棚卸資産と売上原価 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第10回 | 有形固定資産と減価償却 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第11回 | 無形固定資産と繰延資産 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第12回 | 負債 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第13回 | 株主資本と純資産 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第14回 | 財務諸表の作成と公開 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
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第15回 | 連結財務諸表 論点について知り、内容を説明できるようになる。また問題演習を通じて、教科書の文言を正確に読み取ることができるようになる。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):次回の授業で取り扱う内容が事前に判明している場合は、該当する資料等に目を通し、既習の内容を整理してから授業に参加すること。 事後学修(2時間程度):授業で扱った論点について、改めて内容を整理すること。前回の授業で消化が不完全であった箇所については、その内容について復習すること。 |
履修上の注意事項 | *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は期末試験の受験要件には影響しないように配慮します(期末試験を実施する場合)。 ・公認欠席時の資料は後日配付しますので、指示に従って受け取ってください。 ・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 ・公認欠席では資料配布等の配慮は行いますが、本授業の欠席回数の上限である5回には含めてカウントしますので注意してください。 *無断欠席は避けるようにしてください。 *報告担当回にやむをえず休む場合は、報告者を代わってもらうようにしてください。 *6回以上欠席した、課題を提出していない、不正行為をした(不正を疑われる行為も含む)、その他問題となる行為がみられた、のいずれかに該当する場合は、単位を認定しません。 *担当日に報告を忘れた場合や教科書等の必要なものを持っていない場合は、欠席として扱います。 *履修者の理解度や進度を鑑みて、計画が変更となることがあります。 *商学研究科の履修者がいる場合のみ開講します。 *テキストは必ず最新版を使用してください。 *ブレンド型授業を実施します。Google Classroomを使用します。クラスコードはMoodleで指示します。 *履修者の受講状況を考慮して、期末試験を実施する可能性があります。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み姿勢(100%)をみて評価します。 ※出席そのものは加点対象としません。 ※期末試験を実施する場合は、期末試験(100%)で評価します。 |
テキスト | ・桜井久勝『財務会計講義』中央経済社。 ※最新版を使用してください。 |
参考文献 | ・佐渡島沙織、吉野亜矢子『これから研究を書く人のためのガイドブック[第2版]』ひつじ書房、2021年。 ※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。 |
主な関連科目 | 会計関連の科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問はGoogle Classroom上の質問フォームで対応します。 ただし、授業中に発表・議論の時間を設けている場合は、質問は受講生全員で共有し、可能な限り時間内の解決を目指します。 質問への回答および試験・課題・小テスト等に対するフィードバックは、Google Classroomもしくは次回講義で、全体フィードバックという形で回答します。 |
AA | A | B | C | D | |
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知識 | 論点を完全に理解している | 論点を十分に理解している | 論点の理解が不十分である | 論点の理解に若干の間違いがある | 論点をまったく理解できていない |
技能 | 問いに対して申し分のない解答ができる | 問いに対してある程度正しい解答ができる | 問いに対する解答が不十分である | 問いに対する解答に若干の間違いがある | 問いに対する解答がまったくできていない |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M経営学専攻 | - | 2021~2022 | 1・2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学研究科M経営学専攻 | 12500 | 2024~2025 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |