授業コード 91209300 単位数 2
科目名 経営戦略システム論研究Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 李 在鎬 配当年次 *下表参考

授業の題目 経営戦略の基本に関する研究 Study of basic issues of strategic management system
学修の概要 経済のグローバル化が加速化する環境変化を認識し、国際市場での企業戦略と事業の運営について学ぶ。
学修の到達目標 グローバルな視点で、企業の経営戦略を捉える。また研究の計画を作成し実行することができる。
授業計画 第1回 グローバル戦略のイントロダクション:戦略環境のローカル性とグローバル性の違いについて理解する。
第2回 国際企業の戦略と構造:多国籍企業の戦略と組織体系の類型について学ぶ。
第3回 4つの基本国際戦略:ローカル適応とグローバル標準化を両軸とする4つの戦略について考察する。
第4回 国際企業の組織:戦略パターンを支える組織体制の特徴について学ぶ。
第5回 市場参入戦略:新規参入の諸条件について理解する。
第6回 戦略的提携:組織の自律性を維持しつつ、他の組織と緊密に協業する意義と限界について学ぶ。
第7回 国際戦略に関する先行研究の整理及び報告:国際戦略論の系譜を捉え、自分の言葉で説明できるようになる。
第8回 国際企業の事業運営:国際企業の本国本社とホスト国の海外子会社や国際合弁企業との関係について理解する。
第9回 グローバル生産とロジスティクス:海外生産拠点から海外市場への物流の最適化の方法について学ぶ。
第10回 国際戦略とマーケティング:マーケティングの現地適応の方法について調べる。
第11回 研究開発とイノベーション戦略:組織内イノベーションの共有とオープンイノベーションを比較考察する。
第12回 戦略的人的資源管理:多国籍企業の人材獲得、育成制度について議論する。
第13回 グローバルM&A:多国籍企業の企業買収・合併の事例研究をレビューする。
第14回 国際戦略に関する事例研究報告:国際戦略論の理論に依拠し、事例分析を行い、その結果を発表する。
第15回 国際戦略論の位置づけ:経営戦略論における国際戦略の役割と限界について議論する。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること。
履修上の注意事項 公認欠席時の資料は後日配付しますので、指示に従って受け取ってください。
成績評価の方法・基準 参加と討論(50%) プレゼンテーション(50%)
テキスト 授業中に指定する。
参考文献 チャールズ・W・L.・ヒル『国際ビジネス3-企業戦略と事業運営』楽工社、2014年。リチャード・P・ルメルト『戦略の要諦』日本経済新聞出版、2023年。コリス=モンゴメリー 『資源ベースの経営戦略論』東洋経済新報社、2004年。
主な関連科目 経営戦略システム論研究Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後の30分の間、またはe-mailでの対応。
※メールアドレスは授業の時間にお知らせします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科M経営学専攻 2021~2023 1・2 - - - - -
商学研究科M経営学専攻 12500 2024~2025 1・2 - - - - -