授業コード 90703500 単位数 4
科目名 情報ネットワーク特殊研究 クラス
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 出木原 裕順 配当年次 *下表参考

授業の題目 クライアントサーバシステムの発展的研究
学修の概要 現代社会はネットワークを利用した情報システムで成り立っているといっても過言ではない。本講義では、主要な情報システムの一つであるクライアントサーバシステムを取り上げ、現実空間の情報とサイバー空間の情報をつなぎあわせるサイバーフィジカルシステムについて研究していく。
学修の到達目標 研究課題に対してクライアントサーバシステムを構築し、適切に運用を行いデータを収集した上で、独自に検証、分析、および考察ができる。
授業計画 第1回 前期ガイダンスと研究課題についての議論(1)
研究計画および執筆計画のタイムテーブルを検討・協議し立案する。
第2回 プレ実験(1)企画
これまでの研究背景に基づいて新しい課題・問題を検討・協議し、サイバーフィジカルシステムの基盤となるクライアントサーバシステムの要件を整理する。
第3回 プレ実験(2)調査
設定した要件を満たすクライアントサーバシステムを調査する。
第4回 プレ実験(3)準備
調査した中から採用するクライアントサーバシステムを選定し、運用に向けた事前準備を行う。
第5回 プレ実験(4)運用
選定したクライアントサーバシステムを仮運用して問題点などを抽出する。
第6回 プレ実験(5)検証
抽出した問題点を分析してサイバーフィジカルシステムへの開発案を検討する。
第7回 プレ実験(6)評価と考察
検討した開発案を評価し考察する。
第8回 まとめ(1)
開発案の考察結果をレポートにまとめて協議を行い、研究計画にフィードバックする。
第9回 プレ開発(1)企画
研究課題の解決を実現するサイバーフィジカルシステムの要件を整理する。
第10回 プレ開発(2)調査
設定した要件を満たす手法を調査・立案する。
第11回 プレ開発(3)準備
調査した中から採用する手法を検討し、開発に向けた事前準備を行う。
第12回 プレ開発(4)開発
検討した手法を基にシステムを開発する。
第13回 プレ開発(5)検証
開発結果を分析して手法の効果を検討する。
第14回 プレ開発(6)評価と考察
検討した手法を評価し考察する。
第15回 まとめ(2)
プレ開発の考察結果をレポートにまとめて協議を行い、研究計画にフィードバックすると共に、本開発の研究計画を立てる。
第16回 後期ガイダンスと研究課題についての議論(2)
研究計画および執筆計画のタイムテーブルを再検討・再協議する。
第17回 本開発(1)企画
プレ開発の考察結果に基づき研究課題の解決を実現するサイバーフィジカルシステムの要件を再整理する。
第18回 本開発(2)調整
再整理した要件を提案手法にフィードバックさせて改良し、必要があれば本開発に向けた事前準備を行う。
第19回 本開発(3)開発
改良した手法を基にシステムを本開発する。
第20回 本開発(4)検証
本開発の結果を分析して提案手法の効果を検討する。
第21回 本開発(5)評価と考察
検討した提案手法を評価し考察する。
第22回 まとめ(3)
本開発の考察結果をレポートにまとめて協議を行い、研究計画にフィードバックすると共に、評価実験の計画を立てる。
第23回 評価実験(1)企画
本開発の考察結果に基づき研究課題の解決を実現する提案手法を評価する要件を整理する。
第24回 評価実験(2)調査
整理した要件を満たす実験方法を調査・立案し、必要があれば評価実験に向けた事前準備を行う。
第25回 評価実験(3)開発
本開発したシステムを基に評価実験を行う。
第26回 評価実験(4)検証
評価実験の結果を分析して提案手法の効果を検討する。
第27回 評価実験(5)評価と考察
検討した評価実験の結果を評価し考察する。
第28回 発表準備
これまでの研究結果を整理し発表準備を行う。
第29回 研究成果の発表と討議
研究結果を整理した上で発表し、内容について検証・協議を行う。
第30回 総括
研究を振り返り、深い理解を得る。必要があれば追加の実験や作業を行い、研究を仕上げる。
授業外学習の課題 自ら立案した研究計画を実現するように、能動的に研究活動を行うことが求められる。
研究活動や実験結果をレポートとして提出してもらう。
授業前後の予習復習に各2時間の学習を目安とする。
履修上の注意事項 コンピュータとネットワークに関する深い知識を要する。
情報技術とプログラミングに関する深い知識と技術を要する。
公認⽋席の場合は授業内課題の代替となる課題を課すので、それを締切⽇時までに実施して提出すること。
成績評価の方法・基準 レポート(50%)、発表(30%)、活動態度(20%)で総合的に評価する。
テキスト 必要に応じて指示する。
参考文献 必要に応じて指示する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
簡単な質問は授業時間中および授業時間前後に対応する。ただし、回答に時間を要する質問の場合、質問人数が多い場合、回答時間が十分に確保できない場合、授業準備等で教員が十分に対応できない場合は授業時間外での対応とする。
授業時間外ではShudo moodleのメッセージ機能による質問対応を主とすると共に、オフィスアワー(水曜日12:30-13:00)でも対応する。また、オフィスアワー以外での対応は事前予約制とする。
課題に対するフィードバックは、実施後の解説、Shudo moodle上での正答・講評の掲示、個別対応などで実施する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学研究科D経済情報専攻 2023~2023 1・2・3 - -
経済科学研究科D経済情報専攻 42600 2024~2025 1・2・3 - -