授業コード 90507151 単位数 2
科目名 研究指導(国際法研究) クラス 51
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 柳生 一成 配当年次 *下表参考

授業の題目 国際法の研究
学修の概要 前期に開講された研究指導(国際法研究)を履修し、修士論文のテーマについて理解が進んだ履修生に対し、修士論文の執筆・仕上げに向けた資料の分析等を行います。
学修の到達目標 この授業を受けることによって、
①履修者の修士論文のテーマに関して、より深い学説の分析と判例の理解を習得できる
②上記をもとに修士論文を完成できるようになる
ことが目標です。
授業計画 第1回 ガイダンス
修士論文の執筆状況の確認と授業進め方の相談を行います。今後の執筆スケジュールの確認も行います。
第2回 参考文献の確認①(国内資料)
参考文献に邦語の必要な資料が網羅されているか、先行研究の中で中心的な著書や論文がどれか等を確認します。
第3回 参考文献の確認②(海外資料)
参考文献に外国語とくに英語の必要な資料が網羅されているか、先行研究の中で中心的な著書や論文がどれか等を確認します。
第4回 参考判例の確認①(国内判例等)
参考文献に邦語の必要な判例・事例が網羅されているか、その中で中心的な判決・事例がどれか等を確認します
第5回 参考判例の確認②(国際事例・判例等)
参考文献に海外の必要な判例・事例が網羅されているか、その中で中心的な判例・事例等がどれか等を確認します
第6回 参考資料の分析①(国内資料)
先行研究の中で中心的な著書や論文の要旨等を確認し、それを基に論文執筆に必要な分析・考察を行います。
第7回 参考資料の分析②(外国語資料)
先行研究の中で中心的な著書や論文の要旨等を確認し、それを基に論文執筆に必要な分析・考察を行います。
第8回 参考判例の分析①(国内判例)
中心的な判決の重要部分、すなわち「判例」等を確認し、それを基に論文執筆に必要な分析・考察を行います。
第9回 参考判例の分析②(海外判例)
中心的な判決の重要部分、すなわち「判例」等を確認し、それを基に論文執筆に必要な分析・考察を行います。
第10回 修士論文の中間報告
序論を含めて7割程度まで完成させて暫定版の修士論文を基に中間報告を行い、今後の執筆の課題等を探ります。
第11回 修士論文の論理の確認
暫定版の修士論文の中で、執筆に問題を抱えている点の解決方法などを学生と共に探ります。
第12回 修士論文の執筆①(序論)
論文の序論の妥当性を確認します。
第13回 修士論文の執筆②(本論)
論文の本論の妥当性を確認します。
第14回 修士論文の執筆③(結論)
論文の結論の妥当性を確認します。
第15回 修士論文の総括・講評
修士論文の講評を行い、今後の研究の課題を履修者と共に考えます。
授業外学習の課題 修士論文のテーマに関わる資料(邦語資料、外国語資料など)を自ら収集し、内容を分析し、授業報告できるようにしておいて下さい。それと並行して修士論文を執筆して下さい。
・授業外学習は最低60時間以上行って下さい。
履修上の注意事項 ・国際法研究Ⅰ・Ⅱを必ず履修して下さい。
・国際法演習Ⅰ・Ⅱと合わせて履修して下さい。
成績評価の方法・基準 授業における報告の内容85%、授業への参加度15%を基礎として総合的に評価します。
テキスト 履修者の修士論文のテーマに関連した文献や資料を初回授業で指示します。
参考文献 山本草二『国際法』(有斐閣、新版補訂版、1994)等。くわえて、授業で学生の修士論文のテーマに沿った文献を適宜指示します。
主な関連科目 国際法研究Ⅰ・Ⅱ、国際法演習Ⅰ・Ⅱ、研究指導(国際法研究)(前期)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
原則として授業前後で対応します。学生の報告等への講評は適宜行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学研究科M法律学専攻 2022~2023 1・2 -
法学研究科M法律学専攻 31500 2024~2025 1・2 -
法学研究科M国際政治学専攻 31500 2024~2025 1・2 -