授業コード 90350800 単位数 2
科目名 応用言語学研究Ⅷ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 阪上 辰也 配当年次 *下表参考

授業の題目 教材開発と学習分析 (Material Development and Learning Analytics)
学修の概要 この授業では、英語教育用の教材開発と学習分析にかかわる専門論文を読み、その手法や内容について議論する。
学修の到達目標 教材開発や学習分析の特徴と留意点を理解し、学術論文を正確に読解できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス、発表担当者決定
第2回 教材開発の理論と原則: 教材開発の理論と原則を理解する
第3回 第二言語習得(SLA)理論と教材設計: インプット仮説・アウトプット仮説と教材開発の関係を理解する
第4回 コーパスを活用した教材開発: 頻度ベースの語彙・文法教材の作成について理解する
第5回 タスクベースの教材開発: TBLT (Task-Based Language Teaching) の教材設計について理解する
第6回 教材評価の方法論: 教材の有効性を評価するための枠組みを理解する
第7回 異文化理解と教材開発: 異文化間コミュニケーションを促進する教材について理解する
第8回 前半のまとめと後半の発表者決定
第9回 学習分析の基礎理論: Learning Analytics の定義と主要概念について理解する
第10回 教材利用データの分析: LMS(Moodle, Canvas など)からのデータを活用について理解する
第11回 AI と学習分析: AI を用いた学習者の理解度測定・パフォーマンス予測について理解する
第12回 言語習得のコーパス解析: 英語母語話者・英語学習者コーパスを用いた SLA 研究について理解する
第13回 ゲーミフィケーションと学習分析: 学習のモチベーションを高めるデータ活用事例について理解する
第14回 形成的評価と学習分析: リアルタイムのフィードバックシステムについて理解する
第15回 学期の振り返りを行い、学期末のレポートを作成する
授業外学習の課題 指定論文を熟読し、疑問点を明らかにしておくこと。
履修上の注意事項 1) 基本的に対面で授業を実施し、履修者による報告内容についての議論を中心に進めます。
2) 履修者の希望に応じて講読する論文を変更することがあります。
3) この授業は、こども(乳幼児を含む)を連れて受講することができます。これに該当しない(=こども連れで受講する必要がない)受講希望者もこの条件を了承の上で受講をお願いします。
4) 欠席時には、必ずメール等で事前に連絡してください。
5) いかなる理由があろうとも、公認欠席を含め、4回を超えて欠席すると単位は認められません。(病気、交通機関の乱れ、冠婚葬祭等、一切の事情を含める)
6) 公認欠席は欠席として扱いますが、欠席した授業については、その回で提示した資料などの配布を行うことで対応します。
成績評価の方法・基準 授業での発表や討論での貢献度(30%)、授業内外での課題への取り組み(30%)、レポート(40%)を合計し、受講態度などを考慮し、総合的に判断します。
テキスト ありません。資料などを適宜配布します。
参考文献 授業内で適宜紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問に関しては、授業中・授業後に適宜対応し、フィードバックを行います。疑問点はすぐに解消しましょう。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M英文学専攻 2025~2025 1・2 - -