| 授業コード | 90349900 | 単位数 | 4 |
| 科目名 | カルチュラル・スタディーズ調査演習Ⅰ | クラス | |
| 履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 野村 浩也 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 文化の政治に関する社会学的調査研究 |
| 学修の概要 | カルチュラル・スタディーズの特徴である「運動する学問」「学問する運動」という視点から、現代社会における文化と政治に関する問題を社会学的に調査分析する方法について議論する。 |
| 学修の到達目標 | カルチュラル・スタディーズの視点から社会問題を調査分析できるようになる |
| 授業計画 | 第1回 | イントロダクション:社会調査とは |
| 第2回 | 研究倫理について | |
| 第3回 | 文化の政治性について | |
| 第4回 | 「運動する学問」とは何か | |
| 第5回 | 「学問する運動」とは何か | |
| 第6回 | カルチュラル・スタディーズ研究の学説史 | |
| 第7回 | カルチュラル・スタディーズ研究の事例 | |
| 第8回 | カルチュラル・スタディーズと社会調査の関係性 | |
| 第9回 | 文化の政治性に関する社会調査について | |
| 第10回 | 文化の政治性を読み解く社会学的調査手法について | |
| 第11回 | 質的調査法の概要 | |
| 第12回 | 参与観察法について | |
| 第13回 | インタヴュー調査について | |
| 第14回 | ライフヒストリー調査について | |
| 第15回 | 既存データの収集について | |
| 第16回 | 既存データの分析について | |
| 第17回 | 文献の収集と分析について | |
| 第18回 | データと理論の関係 | |
| 第19回 | 仮説を立てる | |
| 第20回 | 仮説の検証とは何か | |
| 第21回 | 演繹法について | |
| 第22回 | 帰納法について | |
| 第23回 | アブダクション推論について | |
| 第24回 | データ分析とは何か | |
| 第25回 | カルチュラル・スタディーズのデータ分析の特徴 | |
| 第26回 | カルチュラル・スタディーズ的な調査報告とは | |
| 第27回 | 論文の作成に必要な作業について | |
| 第28回 | 「書く」とはどのような行為を意味するのか | |
| 第29回 | 「分析」とはどのような行為を意味するのか | |
| 第30回 | 論文作成のためのプレゼンテーション |
| 授業外学習の課題 | ・事前学習(2時間以上):必読文献(「教科書」)を精読すること。その上で、発表を担当する場合はレジュメ作成のために時間をかけて準備すること。 ・事後学習(2時間以上):授業ノートや発表レジュメを再読し、考えたことを可能なかぎり文章として書き残しておくこと。 ・課題:必読文献、授業ノート、各発表のレジュメを精読して考えを文章化すること。 |
| 履修上の注意事項 | 公認欠席時の資料は後日配布する。 |
| 成績評価の方法・基準 | 発表50パーセント、レポート50パーセント、総合100パーセントで評価する。 |
| テキスト | 適時指示する。 |
| 参考文献 | 野村浩也『増補改訂版 無意識の植民地主義』松籟社、2019年。 |
| 主な関連科目 | カルチュラル・スタディーズ、カルチュラル・スタディーズ演習 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後にも質問を受け付ける。発表等へのフィードバックについては授業内あるいは授業後に随時対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人文科学研究科M社会学専攻 | 23500 | 2024~2025 | 1・2 | ○ | - | ○ | ○ | ○ |