授業コード 90347200 単位数 2
科目名 社会調査特論演習(調査企画・設計) クラス
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 伊藤 泰郎 配当年次 *下表参考

授業の題目 社会調査の方法について実践的に学習する。
学修の概要 調査の企画と設計(先行研究の検討、仮説の構築、対象者・フィールド・調査方法の検討)、調査項目・調査票の作成、実査、調査データの整理(データコーディング・クリーニング、フィールドノートの整理・検討)、データの分析と報告書の作成などを一通り経験する。
学修の到達目標 社会調査の一連の流れを経験することを通じて、実際に社会調査を遂行する能力を獲得する。
授業計画 第1回 ガイダンス
社会調査の一連の流れについて理解する。
第2回 社会調査の方法と倫理
社会調査の方法と調査倫理について理解する。
第3回 先行研究の検討
先行研究の探索方法と整理について理解する。
第4回 仮説の構築
検証の価値があり検証可能な仮説を立てられるようになる。
第5回 対象者・フィールド・調査方法の検討
有効かつ実施可能な調査方法を選ぶことができる。
第6回 調査項目・調査票の作成(1)
調査項目や調査票の作成において検討すべき点を理解する。
第7回 調査項目・調査票の作成(2)
調査項目や調査票の作成できるようになる。
第8回 実査(1)
実査を円滑に進め不測の事態にも対応できるようになる。
第9回 実査(2)
実査を円滑に進め不測の事態にも対応できるようになる。
第10回 調査データの整理(1)
調査データを整理する方法を理解する。
第11回 調査データの整理(2)
調査データを整理できるようになる。
第12回 データの分析(1)
データ分析の方法を理解する。
第13回 データの分析(2)
実査で得られたデータを分析できるようになる。
第14回 報告書の作成
報告書の作成を方法を理解し実際に作成できるようになる。
第15回 まとめ
調査について振り返り次回の調査につなげられるようになる。
授業外学習の課題 授業の復習をした上で次回の授業にのぞむこと。また、授業外の課題として指示したものは期限までに必ず提出すること。
履修上の注意事項 ・公認欠席は出席にはならない。
・一定の出席を満たさなければ単位修得はできない。
・公認欠席時の資料は後日配布する。
成績評価の方法・基準 平常点70%、学期末のレポート30%
テキスト 使用しない。
参考文献 森岡清志編『ガイドブック社会調査 (第2版)』日本評論社(2007)
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編『最新・社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房(2023)
轟亮・杉野勇・平沢和司編『入門・社会調査法―2ステップで基礎から学ぶ (第4版)』法律文化社(2021)
北川由紀彦・山口恵子『社会調査の基礎』放送大学教育振興会(2019)
玉野和志『実践社会調査入門』世界思想社(2008)
岸政彦・石岡丈昇・丸山里美『質的社会調査の方法』有斐閣(2016)
主な関連科目 社会調査特論演習(多変量解析)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中や授業後に受け付けます。メールでも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M社会学専攻 23500 2024~2025 1・2 - - - - -