授業コード | 90344100 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教育心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開) | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 義田 俊之 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 「チーム学校」におけるスクールカウンセラーの活動 |
学修の概要 | 教育分野における公認心理師の実践活動の基盤となる理論と方法について学ぶ。学校教育現場(小学校,中学校,高等学校,特別支援学校等)や教育関連機関における心理支援活動の実際について理解を深める。教育相談,生徒指導,特別支援教育,いじめ・不登校支援等の具体的な実践方法を習得する。また,チーム学校における多職種連携や,保護者・地域との協働についても学ぶ。授業では実務経験をもとに,教育領域において公認心理師に求められる職能とその発揮の仕方について解説する。 【実務経験内容:精神科クリニックにおいて予診の聴取や臨床心理面接の実施。中学・高校のスクールカウンセラーとして生徒・保護者へのカウンセリングおよび教職員へのコンサルテーション】 |
学修の到達目標 | 1.教育分野で活動する公認心理師の役割と責務を理解し,学校教育システムにおける多職種連携の方法を習得する。 2.児童生徒の発達段階に応じた心理教育的支援について理解し,アセスメントから支援計画の立案・実施までの基本的なプロセスを実践できる。 3.実践場面で必要となる知識と技能を習得し,倫理的配慮のもとで適切な支援を展開できる。 |
授業計画 | 第1回 | 教育分野における公認心理師の役割と活動の基盤 |
第2回 | 教育相談の理論と実践 | |
第3回 | 生徒指導の理論と実践 | |
第4回 | 学習支援の理論と方法 | |
第5回 | 発達障害と特別支援教育の実際 | |
第6回 | インクルーシブ教育とユニバーサルデザイン | |
第7回 | 不登校・いじめ問題への理解と支援 | |
第8回 | スクールカウンセリングの実践 | |
第9回 | 心理教育的アセスメントの理論と実践 | |
第10回 | 学校におけるコンサルテーションとコーディネーション | |
第11回 | チーム学校と多職種連携 | |
第12回 | キャリア教育と学生相談 | |
第13回 | 多文化的背景を持つ子どもの理解と支援 | |
第14回 | 学校における危機管理と緊急支援 | |
第15回 | 教育分野における倫理的配慮と法的理解 |
授業外学習の課題 | ・事前学修(2時間程度):各回の資料を事前に読んでおく。 ・事後学修(2時間程度):学んだことをまとめる。課題レポートを書く。 ・事前学修および事後学修,課題レポートの作成に全体で60時間程度を要する。 |
履修上の注意事項 | ・事例検討やロールプレイ等の演習に積極的に参加すること。 ・守秘義務の観点から,事例検討で扱う内容について口外しないこと。 ・公認欠席は欠席として扱うが,単位認定要件には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | ・課題レポート(40%) ・試験(60%) |
テキスト | 生徒指導提要(改訂版) 文部科学省 |
参考文献 | 授業内で適宜紹介します。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・質問や相談は,授業内,あるいはメールなどで随時受け付ける。 ・対面を希望する場合は早めにアポイントを取ること。 ・課題に対するフィードバックは授業内に行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2024~2025 | 1・2 | - | - | - | - | - |