授業コード | 90340400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 臨床心理査定演習Ⅰ(心理的アセスメントに関する理論と実践) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 蓑﨑 浩史 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 臨床心理査定演習Ⅰ(心理的アセスメントに関する理論と実践:Theory and Practice of Psychological Assessment) |
学修の概要 | この科目ではまず、心理アセスメントの意義や留意点について講義を行ったうえで、心理アセスメントで用いる検査の内、特に知能検査を取り上げ、実施実習をとおして、実施方法、結果の整理、結果の解釈、所見の書き方について学ぶ。 【実務経験内容】 児童発達支援センター(旧知的障害児通園施設)、認定子ども園、市町村保健センター、医療機関等における心理的アセスメント及び心理学的援助。 この経験を活かし、この授業では、臨床現場での課題も踏まえた解説を行う。 |
学修の到達目標 | 心理アセスメントの意義や留意点、限界点について理解することができる。また、知能検査の実施、結果の整理及び解釈について習得することができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション: 心理的アセスメントの意義と留意点について理解することができる |
第2回 | 心理的アセスメントに関する理論と方法: 心理的アセスメントに関する理論と方法について理解することができる |
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第3回 | WAIS-Ⅳ1: 概要と実施法について理解することができる |
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第4回 | WAIS-Ⅳ2: 検査項目を実施することができる |
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第5回 | WAIS-Ⅳ3: 結果を整理・解釈することができる |
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第6回 | WAIS-Ⅳ4: 所見を作成することができる |
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第7回 | WISC-Ⅳ1: 概要と実施法を理解することができる |
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第8回 | WISC-Ⅳ2: 検査項目を実施することができる |
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第9回 | WISC-Ⅳ3: 結果を整理・解釈することができる |
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第10回 | WISC-Ⅳ4: 所見を作成することができる |
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第11回 | WISC-Ⅳ/WAIS-Ⅳの講評: 振り返りを行い、身についた力と課題を認識することができる |
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第12回 | 田中ビネー: 概要と実施法を理解することができる |
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第13回 | KABC-Ⅱ: 概要と実施法を理解することができる |
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第14回 | Vineland-Ⅱ、PARS-TR: 概要と実施法を理解することができる |
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第15回 | フィードバック面接: 検査結果を踏まえた相談、助言、指導への応用を理解することができる |
授業外学習の課題 | <授業外学習に要する目安時間:全体で60時間程度> ・毎回授業の復習を行い、授業内で解消されなかった疑問点等については自分なりにも調べること。 ・知能検査や発達検査に関する文献を積極的に精読すること。 ・授業内で実施した検査の所見をレポートとして作成する。 |
履修上の注意事項 | 知識的な理解だけでなく、ロールプレイやディスカッションを取り入れて、体験的な理解や多様な視点の獲得を目指すため、自分の意見を話すなど、積極的に授業に参加すること。 【公認欠席の取扱い】 公認欠席時の資料は後日配付する。 公認欠席となる場合は代替措置で対応する。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 レポート課題(70%)、授業への参加態度(30%) |
テキスト | 必要に応じて資料を配布する。 |
参考文献 | ・藤田和弘ら(編著)『日本版WAIS-Ⅲの解釈事例と臨床研究』(日本文化科学社) ・上野一彦(監訳)『エッセンシャルズWISC-Ⅳによる心理アセスメント』(日本文化科学社) ・上野一彦ら『日本版WISC-Ⅳによる発達障害のアセスメント』(日本文化科学社) ・上野一彦(監訳)『WISC-Ⅳの臨床的利用と解釈』(日本文化科学社) その他、授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 臨床心理査定演習Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は講義中に積極的に行うこと。 レポート課題のフィードバックは授業内で行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2024~2025 | 1・2 | - | - | - | - | - |