授業コード | 90335900 | 単位数 | 2 |
科目名 | 心理統計法特論 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 横田 晋大 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 心理統計法特論 |
学修の概要 | 本講義は「統計法」の概説である。すなわち、心理学の分野で活用される統計的データ解析法の習熟を目指すものである。前半では、記述統計学(度数分布、代表値、散布度、正規分布と標準得点など)の学習を行う。後半は、前半の内容を基礎として、様々な統計的検定法(相関関係、χ二乗検定、t検定、分散分析など)の基本原理について概説する。また、Rを用いて、それぞれの分析方法をデータを用いて実際に実施する。 |
学修の到達目標 | 統計法の基本的な考え方を理解し,簡単なデータ・セットに対する適切な統計手法を選択して分析し,分析結果を適切な形式で記述できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:心理学で用いられる統計法の紹介 様々な統計法があることを理解する。 |
第2回 | Rの使用方法 Rの使い方を理解する。 |
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第3回 | 度数分布、正規分布、標準化 分布について理解し、標準化を説明できるようになる。 |
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第4回 | 推測統計 推測統計について理解し、説明できるようになる。 |
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第5回 | 対応の無いt検定 対応のないt検定について理解し、説明できるようになる。 |
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第6回 | 対応のあるt検定 対応のあるt検定について理解し、説明できるようになる |
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第7回 | 相関と因果、相関分析 相関と因果の違いを理解し、相関分析を説明できるようになる |
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第8回 | クロス表とカイ二乗値 カイ二乗検定について理解し、説明できるようになる。 |
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第9回 | 一元配置の分散分析:参加者間計画 対応のない一元配置の分散分析について理解し、説明できるようになる。 |
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第10回 | 一元配置の分散分析:参加者内計画 対応のある一元配置の分散分析について理解し、説明できるようになる。 |
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第11回 | ノンパラメトリック検定 ノンパラメトリック検定について理解し、説明できるようになる。 |
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第12回 | 二元配置の分散分析:参加者間計画 対応のない二元配置の分散分析および交互作用効果について理解し、説明できるようになる。 |
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第13回 | 二元配置の分散分析:参加者内計画 対応のある二元配置の分散分析について理解し、説明できるようになる。 |
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第14回 | 重回帰分析 交互作用項を入れた重回帰分析について理解し、説明できるようになる。 |
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第15回 | 因子分析 因子分析および確認的因子分析について理解し、説明できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 事前学修として、各回のテーマに関する文献や関連する社会現象を各自で可能な限り調べておくこと(2時間程度)。 事後学修として、毎回の授業の後に、ノートや資料で復習し、授業中に分からなかった、知らなかった言葉を調べておくこと。また、授業で紹介された文献を調べて読んでみること(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | 対面形式にて実施する。 遅刻や早退は、授業の支障になるため、時間厳守のこと。また、社会的マナーとして、授業中の私語、携帯電話の操作などは一切認めない。繰り返しの注意にもかかわらず改善が見られない場合は退出を求め、欠席扱いとする。 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りとする。 1.公認欠席は欠席として扱う。ただし、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しない。 2.公的欠席の際の資料は、毎回Moodle上にあげるPDFファイルをダウンロードすること。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回授業で提出する小レポート(70%)+ 受講態度(30%) |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 授業時に紹介する。 |
主な関連科目 | 心理学研究法特論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
わからないことがあれば、遠慮なく質問をすること。 課題等に対するフィードバックは、授業内およびMoodleにて行う予定である。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2024~2025 | 1・2 | - | - | - | - | - |