授業コード | 90335800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 心理学研究法特論 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 横田 晋大 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 心理学研究法特論 |
学修の概要 | 人間の行動は複雑かつ多様であるが,そこから人間のこころの働きを理解するために,心理学では様々な研究方法が提案されてきた。本講義では,人間の行動を科学的に研究するために必要な基礎知識と,科学としての心理学を支える方法のひとつである要因計画の基礎を解説する。 |
学修の到達目標 | 心理学の研究に必要な考え方を身につけ、自分で研究を計画することや研究の問題点を指摘することができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:心理学の研究法 心理学ではどのような研究法が用いられているかを理解し、説明できるようになる。 |
第2回 | 科学と実証:心理学における科学的な観点と倫理 心理学での科学的な観点と研究倫理について理解し、説明できるようになる。 |
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第3回 | 実験と観察:実験法を学ぶ 心理学における実験法を理解し、説明できるようになる。 |
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第4回 | 独立変数の操作:実験における独立変数の設定方法を学ぶ 心理学実験における独立変数の設定法を理解し、説明できるようになる。 |
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第5回 | 従属変数の操作:実験における量的変数の設定方法を学ぶ 心理学実験における独立変数の設定法を理解し、説明できるようになる。 |
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第6回 | 従属変数の操作:実験における質的変数の設定方法を学ぶ 心理学実験における独立変数の設定法を理解し、説明できるようになる。 |
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第7回 | 剰余変数の統制:実験における第3の変数の統制方法を学ぶ 第3の変数の統制方法を理解し、説明できるようになる。 |
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第8回 | 調査法:サンプリング法を学ぶ サンプリング法を理解し、説明できるようになる。 |
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第9回 | 調査法:尺度の設定と作成を学ぶ 尺度の設定法と作成方法を理解し、説明できるようになる。 |
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第10回 | 調査法:質問紙の作成を学ぶ 質問紙の作成方法を理解し、説明できるようになる。 |
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第11回 | 観察法:観察法について学ぶ 観察法を理解し、説明できるようになる。 |
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第12回 | 面接法:面接法について学ぶ 面接法を理解し、説明できるようになる。 |
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第13回 | コンピューター・シミュレーション:シミュレーションについて学ぶ シミュレーションを理解し、説明できるようになる。 |
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第14回 | 実践研究計画の立案(1):これまで学んだ研究法を用いた研究計画を立案する。 研究計画の立案方法を修得する |
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第15回 | 実践研究計画の立案(2):立案した研究計画を発表する。 プレゼンテーション方法を修得する |
授業外学習の課題 | 事前学修として、各回のテーマに関する文献や関連する社会現象を各自で可能な限り調べておくこと(2時間程度)。 事後学修として、毎回の授業の後に、ノートや資料で復習し、授業中に分からなかった、知らなかった言葉を調べておくこと。また、授業で紹介された文献を調べて読んでみること(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | 対面形式にて実施する。 ・他の学生に迷惑をかける行為(授業中の私語、携帯電話の操作など)は禁止する。繰り返しの注意にも関わらず改善が見られない場合は退出を求め、欠席扱いとする。 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りとする。 1.公認欠席は欠席として扱う。ただし、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しない。 2.公的欠席の際の資料は、毎回Moodle上にあげるPDFファイルをダウンロードすること。 |
成績評価の方法・基準 | 授業中に提出する小レポート 70% + 受講態度 30% |
テキスト | 資料を適宜配布する。 |
参考文献 | 心理学研究法 補訂版 (有斐閣アルマ) なるほど! 心理学研究法 (心理学ベーシック 第 1巻) |
主な関連科目 | 心理学統計法特論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問や要望がある学生は、講義最後のリアクションペーパーに記入すること。次の講義の最初に可能な限り回答する。直接質問したいことがある学生は、講義終了後に受け付ける。 課題等に対するフィードバックは、授業内およびMoodleにて行う予定である。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2024~2025 | 1・2 | - | - | - | - | - |