授業コード 90327200 単位数 2
科目名 発達心理学研究指導Ⅰ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 鈴木 亜由美 配当年次 *下表参考

授業の題目 発達心理学に関連する修士論文執筆のための研究指導(1)
学修の概要 発達心理学に関する修士論文を執筆するための指導を行う。研究指導Ⅰでは,主に研究計画の立案と,研究1の実施までを行う。
学修の到達目標 ①先行研究のレビューにもとづいたオリジナリティのある研究計画を立案できる。
②実験,調査,観察等によってデータを収集できる。
③収集したデータを適切な方法で分析し,結果を記述できる。
授業計画 第1回 ガイダンス
授業内容や学習の進め方を理解する
第2回 研究の概要についての発表と討論
これまでに行った研究をふまえて,今回行いたい研究の概要を説明できる
第3回 研究テーマに関わる文献の検索・収集
データベースを用いて先行研究の検索・収集を行える
第4回 研究テーマに関わる文献の講読
先行研究の内容を正確に理解し,概要を説明できる
第5回 研究計画の立案
先行研究にもとづき行いたい研究の目的・方法を提案できる
第6回 研究計画の修正
フィードバックにもとづいて研究計画を修正できる
第7回 研究1:実験・調査材料の作成
研究計画にもとづいて実験・調査材料を作成できる
第8回 研究1:実験・調査材料の修正・確定
フィードバックにもとづいて実験・調査材料を修正し,完成させられる
第9回 研究1:データの収集と入力
実験・調査によってデータを収集し,分析に向けて入力・成形できる
第10回 研究1:分析計画の立案
研究の目的・仮説に合わせて適切な分析方法を考案できる
第11回 研究1:分析計画の修正
フィードバックにもとづいて分析計画を修正できる
第12回 研究1:データ分析(記述統計)
データの各資料の平均・SD・α係数等を算出し,図表にまとめられる
第13回 研究1:データ収集(推測統計)
平均値の差の検定,相関分析等,分析計画に沿って分析を実施できる
第14回 研究1:結果のまとめと考察
分析結果を正確に記述し,先行研究をふまえて考察できる
第15回 研究成果の報告(中間発表)
ここまでの進捗状況をスライドにまとめて発表できる
授業外学習の課題 事前学習(2時間程度)研究の進行を報告するためのレジュメ等を作成する。
事後学習(2時間程度)授業時間内に終わらなかった作業を行う。
履修上の注意事項 ・修士論文執筆スケジュールに従って作業を進めること。
・関連学会・研究会での発表を求めることがある。
・公認欠席となる場合には,プレゼンテーションや討論の機会を別途与える。
成績評価の方法・基準 研究の内容(80%)と授業への取り組み(20%)により評価する。修士論文の評価のためのルーブリックを参考資料として添付する。
テキスト 使用しない。
参考文献 授業時に紹介する。
主な関連科目 「発達心理学」,「発達心理学演習」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・質問への対応は授業の前後に行う。授業外に質問・相談が必要な場合には,まずE-mailで問い合わせること。
・研究成果についてのフィードバックは授業内で行う。
添付ファイル 心理学専攻修士論文ルーブリック.pdf 説明

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M心理学専攻 2024~2025 1・2 - - - - -