授業コード 90325300 単位数 2
科目名 認知心理学研究指導Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 増田 尚史 配当年次 *下表参考

授業の題目 認知心理学修士論文研究指導II(To Master's Thesis of Cognitive Psychology II)
学修の概要 自らの研究テーマに基づき,複数の認知心理学的実験を実施して得た実証的データに基づくオリジナリティ(独自の発想、新たな問題提起)のある研究論文を作成するための指導を行なう。さらに,修士論文が目的,方法,結果,考察,文献などを備え,学術誌に投稿可能な要件を満たす形式となるように指導する。
学修の到達目標 修士論文を完成し提出すること。
授業計画 第1回 研究全体の計画について:前期および夏季休暇中の研究の進捗状況の振り返り
第2回 「結果」に関する検討(1):実験2の結果に対する統計的分析結果の報告
第3回 「考察」に関する検討(1):実験2の結果に対する解釈と実験仮説との対応
第4回 「問題と目的」に関する再検討(1):実験3の目的と仮説の再検討
第5回 「方法」に関する再検討:実験3の要因配置の再検討、刺激材料の再選定
第6回 「結果」に関する検討(2):実験3の結果に対する統計的分析結果の報告
第7回 「考察」に関する検討(2):実験3の結果に対する解釈と実験仮説との対応
第8回 「考察」に関する検討(3):実験1〜3の結果と研究仮説との対応
第9回 「考察」に関する検討(4):他の解釈可能性
第10回 「考察」に関する検討(5):今後の課題
第11回 論文題目の検討
第12回 「問題と目的」に関する再検討(2):研究目的・研究仮説の再検討
第13回 「問題と目的」に関する再検討(3):先行研究の再体制化
第14回 まとめ(1):修士論文様式の確認
第15回 まとめ(2):修士論文の最終確認
授業外学習の課題 実験の準備・実施・データ分析・考察に少なくとも60時間の授業外学習を要する。
履修上の注意事項 ・修士論文の作成にあたっては、ひとりの研究者として自主的・積極的に研究に取り組む姿勢が必要である。
・授業内で随時教授する研究倫理や研究不正防止について理解し,真摯な姿勢で研究に取り組む必要もある。
・授業の性質上,欠席は厳に慎むこと。公認欠席を除き4回以上欠席した場合には単位を認定しない。
・公認欠席の回については,後日資料を配布する。
・「認知心理学I・II」「認知心理学演習I・II」「認知心理学実験研究I・II・III・IV」を必ず修得もしくは履修していること。
成績評価の方法・基準 平常点(100%)により評価する。これには,「履修上の注意事項」に記した,研究に取り組む姿勢や研究上の倫理観を含む。
テキスト 使用しない。
参考文献 履修者の研究テーマ別に適宜紹介する。
主な関連科目 「認知心理学I・II」「認知心理学演習I・II」「認知心理学実験研究I・II・III・IV」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・研究内容に関するフィードバックは,その都度,授業内において行う。
・より複雑な事案については,事前にアポイントメントを取った上で質問・相談をすること。
 電話:082-830-1202(直通)もしくは内線3220
 電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp
 面談場所:協創館8410教室もしくは3号館2階談話スペース(質問・相談の内容による)

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M心理学専攻 2024~2025 1・2 - - - - -