授業コード 90325000 単位数 1
科目名 認知心理学実験研究Ⅲ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 増田 尚史 配当年次 *下表参考

授業の題目 認知心理学実験研究(3)
学修の概要 認知心理学に関する研究技法について,具体的な研究テーマを想定しながら検討する。
学修の到達目標 認知心理学に関する各種の研究技法を修得すること。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 認知心理学における方法論
第3回 行動観察:社会的相互作用場面における行動や表情の検討
第4回 【オンデマンド授業】
プロトコル分析:問題解決過程における思考の検討
第5回 二重課題:処理資源の分割過程の検討
第6回 再生法と再認法:単語の記憶過程の検討
第7回 ダイアリー法:自伝的記憶の検索過程の検討
第8回 分類課題:潜在連合テストによる態度の検討
第9回 反応時間計測法:語彙判断過程の検討
第10回 眼球運動測定法:文処理過程の検討
第11回 生理的計測法:単語が持つ感情価の検討
第12回 評定法:単語が持つ心理学的属性の検討
第13回 連想法・SD法:単語の意味構造の検討
第14回 シミュレーション:単語認知に関するトライアングル・モデルの検討
第15回 まとめ:いくつかの技法を組み合わせることの意義
授業外学習の課題 予習として,各技法を用いた研究論文1本を読むこと。これには全体で少なくとも60時間を要する。
履修上の注意事項 ・授業の性質上,欠席は厳に慎むこと。公認欠席を除いて4回以上欠席した場合には単位を認定しない。
・公認欠席の場合には,資料等を後日配布する。
・ブレンド型授業を実施し,第4回(4月29日)はオンデマンド授業とする(Moodleを使用)。
・討論へ積極的に参加すること。
・討論内容の振り返りのために,授業内での発話を録音する。
・健康科学部科目の「知覚・認知心理学」の未履修者は、聴講することが望ましい。
成績評価の方法・基準 論文の読解の正確性(20%),読解に必要な周辺知識量(20%),討論における質問量(20%),自身の研究での利用可能性の検討(40%)により評価する。
テキスト 使用しない。
参考文献 適宜紹介する。
主な関連科目 「認知心理学演習Ⅰ・II」「認知心理学実験研究IV」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業内容に関するフィードバックは,その都度,授業内において行う。
・より複雑な事案については,事前にアポイントメントを取った上で質問・相談をすること。
 電話:082-830-1202(直通)もしくは内線3220
 電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp
 面談場所:協創館8410教室もしくは3号館2階談話スペース(質問・相談の内容による)

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M心理学専攻 2024~2025 1・2 - - - - -