授業コード | 90110128 | 単位数 | 4 |
科目名 | 研究指導 | クラス | 28 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 井奈波 晃 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 財務会計に関する研究(Accounting Research) |
学修の概要 | 各自が決定した研究テーマについて研究を行います。 最終的にその成果を文章化して修士論文を完成させます。 授業では、研究の報告および報告をふまえた議論を行い、研究内容を深めていきます。 文章の執筆開始後は、各自が執筆した論文の報告を行い、文章を推敲していきます。 |
学修の到達目標 | ①各自の研究テーマを深められるようになる。 ②研究内容を自分なりにまとめられるようになる。 ③研究内容を他者に伝えられるようになる。 ④論文の執筆方法を理解し実践することができるようになる。 ⑤アカデミックな文章が書けるようになる。 ⑥修士論文を完成させる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス、修士論文の執筆要領 本授業の概要と進め方について理解する。修士論文の執筆要領を知り、今後の研究に役立てることができる。 |
第2回 | 研究テーマの設定 研究テーマを設定できるようになる。 |
|
第3回 | 研究計画書の作成 研究計画書を作成できるようになる。 |
|
第4回 | 論文の段取りと構成について 論文の段取りと構成を決められるようになる。 |
|
第5回 | アウトラインの作成 アウトラインを作成できるようになる。 |
|
第6回 | 文献の調査と文献リストの作成 文献調査と文献リスト作成ができるようになる。 |
|
第7回 | プレゼンテーションの方法【オンデマンド】 プレゼンテーションの方法を理解し、その通りに実践できるようになる。 |
|
第8回 | プレゼンテーション資料の作成方法(基礎)【オンデマンド】 プレゼンテーション資料の作成方法の基礎を理解し、その通りに実践できるようになる。 |
|
第9回 | 文献収集 文献収集ができるようになる。 |
|
第10回 | 研究テーマの現状把握 研究テーマの現状把握ができるようになる。 |
|
第11回 | 先行研究の要約 先行研究を要約できるようになる。 |
|
第12回 | 追加の文献収集 追加の文献収集ができるようになる。 |
|
第13回 | 論文の段取り・構成・アウトラインの再検討 論文の段取り・構成・アウトラインの再検討ができるようになる。 |
|
第14回 | 前期の成果報告 前期の成果報告を実施し、内容を改善できるようになる。 |
|
第15回 | 前期の振り返りと今後の研究計画作成 前期の振り返りを実施し、今後の研究計画を立てられるようになる。 |
|
第16回 | これまでの研究成果の確認 研究の進捗を確認し、議論をふまえて内容を改善できるようになる。 |
|
第17回 | 目次の作成 目次の作成ができるようになる。 |
|
第18回 | 参考文献の作成 参考文献の作成ができるようになる。 |
|
第19回 | 序論の作成 序論の作成ができるようになる。 |
|
第20回 | 先行研究の整理 先行研究の整理ができるようになる。 |
|
第21回 | 本論の作成 本論の作成ができるようになる。 |
|
第22回 | 結論の作成 結論の作成ができるようになる。 |
|
第23回 | プレゼンテーション資料の作成方法(応用)【オンデマンド】 プレゼンテーション資料の作成方法の応用を理解し、その通りに実践できるようになる。 |
|
第24回 | 文章全体の推敲 文章全体の推敲ができるようになる。 |
|
第25回 | 体裁の確認 体裁の確認ができるようになる。 |
|
第26回 | 追加の文章執筆と推敲 追加の文章執筆と推敲ができるようになる。 |
|
第27回 | 文章全体の確認 文章全体の確認を実施し、内容を改善できるようになる。 |
|
第28回 | 文章の最終確認 文章の最終確認を実施し、内容を改善できるようになる。 |
|
第29回 | 最終報告 最終報告を実施し、内容を改善できるようになる。 |
|
第30回 | プレゼンテーション資料の作成【オンデマンド】 自らの研究成果を題材として、プレゼンテーション資料の作成ができるようになる。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):次回の授業で取り扱う内容が事前に判明している場合は、該当する資料等に目を通し、既習の内容を整理してから授業に参加すること。 事後学修(2時間程度):授業で扱った論点について、改めて内容を整理すること。前回の授業で消化が不完全であった箇所については、その内容について復習すること。 |
履修上の注意事項 | *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は期末試験の受験要件には影響しないように配慮します(期末試験を実施する場合)。 ・公認欠席時の資料は後日配付しますので、指示に従って受け取ってください。 ・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 ・公認欠席では資料配布等の配慮は行いますが、本授業の欠席回数の上限である5回には含めてカウントしますので注意してください。 *無断欠席は避けるようにしてください。 *報告担当回にやむをえず休む場合は、報告者を代わってもらうようにしてください。 *6回以上欠席した、課題を提出していない、不正行為をした(不正を疑われる行為も含む)、その他問題となる行為がみられた、のいずれかに該当する場合は、単位を認定しません。 *担当日に報告を忘れた場合や教科書等の必要なものを持っていない場合は、欠席として扱います。 *履修者の理解度や進度を鑑みて、計画が変更となることがあります。 *テキストは必ず最新版を使用してください。 *ブレンド型授業を実施します。Google Classroomを使用します。クラスコードはMoodleで指示します。 *修士論文の作成にあたっては、ひとりの研究者として自主的・積極的に研究に取り組む姿勢が必要となります。また、授業内で随時教授する研究倫理や研究不正防止について理解し真摯な姿勢で研究に取り組むことも必要です。こうした研究姿勢も、総合的評価の中に含みます。 *大学院生の受講が必須となっているe-Learningにより、研究倫理の理解度を随時確認します。 |
成績評価の方法・基準 | 提出物の内容(40%)、授業への取り組み姿勢(60%)で評価します。 ※出席そのものは加点対象としません。 |
テキスト | ・佐渡島沙織、吉野亜矢子『これから研究を書く人のためのガイドブック[第2版]』ひつじ書房、2021年。 ※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。 |
参考文献 | ・大出敦、直江健介『アカデミック・スキルズ プレゼンテーション入門』慶應義塾大学出版会、2020年。 ・川喜田二郎『発想法 改版』中公新書、2017年。 ・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』慶應義塾大学出版会、2018年。 ・佐藤望、他『アカデミック・スキルズ(第3版) 大学生のための知的技法入門』慶應義塾大学出版会、2020年。 ・千葉大学『千葉大学 人文社会科学教科書シリーズ No.3 プレゼンテーションの基礎』千葉大学大学院人文社会科学研究科 教育・学修支援研究会。 ・戸田山和久『思考の教室』NHKブックス、2020年。 ・戸田山和久『最新版 論文の教室』NHKブックス、2022年。 ・森重湧太『一生使える 見やすい資料のデザイン入門 完全版』インプレス、2024年。 ・野矢茂樹『新版 論理トレーニング』産業図書、2006年。 ・野矢茂樹『論理トレーニング101題』産業図書、2001年。 ・松本茂、河野哲也『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法 改訂第二版』玉川大学出版部、2015年。 ・宮野公樹『学生・研究者のための使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術』化学同人、2009年。 ・宮野公樹『学生・研究者のための伝わる!学会ポスターのデザイン術』化学同人、2011年。 ※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。 |
主な関連科目 | 会計関連の科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問はGoogle Classroom上の質問フォームで対応します。 ただし、授業中に発表・議論の時間を設けている場合は、質問は受講生全員で共有し、可能な限り時間内の解決を目指します。 質問への回答および試験・課題・小テスト等に対するフィードバックは、Google Classroomもしくは次回講義で、全体フィードバックという形で回答します。 |
AA | A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|---|
課題との関連 | 課題との関連が極めて明確であり、非の打ち所がない | 課題に対して的確かつ網羅的に答えている | 課題に対して一通り答えている | 課題に対する答えが不十分である | 課題と関係のない答えをしている |
論理性 | 全体を通じて非常に論理的で、わずかな破綻もない | 結論に至るまで論理的に一貫している | 論理的に整ってはいるものの、改善できる | 論理的に整理されておらず、論旨が曖昧である | 全体として論理的に破綻している |
参考資料 | 豊富な資料の中から適切な個所を極めて的確に引用したり、参照したりすることができている | 資料の選択が的確かつ十分であり、正しく引用できている | 妥当な資料が選ばれており、引用にも問題ない | 資料が示されていないか、引用方法に間違いがある | 資料を正しく用いていない |
文章 ・段落 ・句読点 ・主語と述語 ・文体の統一 | 的確かつ優れた日本語表現が用いられた文章であり、読みやすく誤りもない | 4項目とも問題なく、正しい文章で書かれている | 4項目中、1つの項目に問題がある/全体的に軽微な問題がある | 4項目中、2つの項目に問題がある/全体的に問題がある | 4項目中、3つ以上の項目に問題がある/文章に関して全体的に重大な問題がある |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M経営学専攻 | - | 2021~2022 | 1-2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1-2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学研究科M経営学専攻 | 12500 | 2024~2025 | 1-2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |