授業コード | 90110025 | 単位数 | 4 |
科目名 | 特殊研究指導 | クラス | 25 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 松尾 洋治 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | マーケティング・マネジメントに関する博士論文の作成指導 |
学修の概要 | 博士論文を作成するのがこの研究指導の目的であるが、そのためには博士後期課程の3年間で、学会発表を行い、3本の論文を執筆することを目標とする。先行研究のレビュー、論文のテーマとリサーチクエスチョンの設定、研究方法の決定をおこなう。授業では、これらについて、進捗状況、成果の報告を行い、それについて検討・指導しながら論文の完成を目指す。 |
学修の到達目標 | 先行研究を精読し、自らのテーマや解くべき問題、研究方法を決定し、オリジナルの論文を作成できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 研究テーマの設定①:研究題目、研究テーマ、リサーチクエスチョン問題の検討 これまでの研究成果の振り返りを行い、今後の研究テーマや問題関心を明確にすることができる。 |
第2回 | 研究テーマの設定②:研究計画の作成 研究テーマにもとづき、今後の研究計画を作成できるようになる。 |
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第3回 | 研究テーマの設定③:先行研究の収集方法について指導、参考文献の紹介 先行研究に関する参考文献(基礎文献)を収集できるようになる。 |
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第4回 | 先行研究の文献レビュー①:学生発表と指導(紹介文献1:日本語) 先行研究について報告をするとともに、自らの論文の学説史的位置づけとその研究意義を確認することができる。 |
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第5回 | 先行研究の文献レビュー②:学生発表と指導(紹介文献2:日本語) 先行研究について報告をするとともに、自らの論文の学説史的位置づけとその研究意義を確認することができる。 |
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第6回 | 先行研究の文献レビュー③:学生発表と指導(紹介文献3:英語) 先行研究について報告をするとともに、自らの論文の学説史的位置づけとその研究意義を確認することができる。 |
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第7回 | 先行研究の文献レビュー④:学生発表と指導(紹介文献4:英語) 先行研究について報告をするとともに、自らの論文の学説史的位置づけとその研究意義を確認することができる。 |
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第8回 | 研究報告:先行研究のレビューと、自らの論文の学説的位置づけについて 自らの論文がどのようなテーマで、何を明らかにしようとするのかを明確化し、その取り組みにどのような学術的な意義があるのかを報告できるようになる。 |
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第9回 | 先行研究の文献レビュー⑤:学生発表と指導(追加文献のレビュー1) 前回の報告を踏まえて、追加で読まなければならない文献を知り、その内容をまとめることができる。 |
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第10回 | 先行研究の文献レビュー⑥:学生発表と指導(追加文献のレビュー2) 前々回の報告を踏まえて、追加で読まなければならない文献を知り、その内容をまとめることができる。 |
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第11回 | 研究の進捗報告と議論①:目次の作成 論文の目次を作成できるようになる。 |
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第12回 | 研究の進捗報告と議論②:参考文献リストの作成 論文の参考文献リスト作成することができる。 |
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第13回 | 研究の進捗報告と議論③:スケルトンの作成 論文のスケルトンを作成し、論文の内容と展開を明確にすることができる。 |
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第14回 | 研究の進捗報告と議論④:スケルトンの修正 論文のスケルトンを修正し、論文の構成と展開を明確にすることができる。 |
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第15回 | 前期の総括、夏季休暇期間の研究計画 前期の内容を振り返り、夏季休暇期間中に取り組むべきことを明確にすることができる。 |
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第16回 | 中間発表:夏季休暇期間中の成果(草稿)を発表 夏季休暇期間中の成果を発表する。後期で取り組むべき内容を明確にし、後期の研究計画を見直すことができる。 |
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第17回 | 論文修正とディスカッション①:リサーチクエスチョンの再検討、見直し 論文で解くべきリサーチクエスチョンが明確に示されているかどうかをチェックすることができる。 |
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第18回 | 論文修正とディスカッション②:論文の流れと章構成の再検討、見直し 論文の流れや構成が明確かどうかをチェックし、問題を修正することができる。 |
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第19回 | 論文発表①:修正論文を発表する 前回、前々回の議論を踏まえて、原稿を修正し、発表することができる。 |
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第20回 | 論文修正とディスカッション③:各章の内容の再検討、見直し1 論文の前半部を中心に、各章の内容をチェックし、加筆・修正することができる。 |
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第21回 | 論文修正とディスカッション④:各章の内容の再検討、見直し2 論文の後半部を中心に、各章の内容をチェックし、加筆・修正することができる。 |
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第22回 | 論文発表②:修正論文を発表する 前回、前々回の議論を踏まえて、草稿を修正し、発表することができる。 |
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第23回 | 論文修正とディスカッション⑤:文章の添削・指導 執筆した文章を見直し、完成稿に近づけることができるようになる。 |
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第24回 | 論文修正とディスカッション⑥:形式上の修正 論文の形式面をチェックし、学術論文としての体裁を整えることができるようになる。 |
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第25回 | 論文の要旨作成: 論文の要旨(日本語・英語)を作成することができる。 |
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第26回 | 学会報告の準備①:学会報告用のプレゼン資料を作成 学会報告のプレゼン資料を作成することができるようになる。 |
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第27回 | 学会報告の準備②:学会報告の発表練習 学会報告の発表練習をすることで発表のレベルを上げる |
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第28回 | 学会報告の準備③:学会報告の修正 学会報告の発表内容を修正することで発表のレベルを上げる |
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第29回 | 学会報告の準備④:学会報告の仕上げ 学会報告をイメージして、完成原稿を時間内に説明できるようになる。 |
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第30回 | 論文(完成稿)の提出 最終稿として論文を完成させることができる。 |
授業外学習の課題 | ・論文の作成には関連文献の講読や論文の執筆など、授業外学習が必須である。 ・事前学修(2時間以上):各自、関連文献を読み、発表の資料作成と報告の準備をすること。 ・事後学修(2時間以上):講義中に指摘された問題を解決すること。 |
履修上の注意事項 | ・博士論文の完成に向けて、日々準備・研究し、計画的に執筆を進めること。 ・洋書文献(原著)・海外で発表された先行研究(英語論文・ジャーナル)の理解が不可欠になるので、英語読解力が求められる。 ・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | ・授業への取り組みと報告資料(30%)、毎年発表する論文(70%)によって総合的に評価する。 |
テキスト | ・博士論文のテーマに合わせて適宜指示する。 |
参考文献 | ・博士論文のテーマに合わせて適宜指示する。 |
主な関連科目 | ・マーケティング・マネジメント特殊研究など |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・質問等は、授業中に適宜受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科D経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1-3 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学研究科D経営学専攻 | 12700 | 2024~2024 | 1-3 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |