| 授業コード | 90110023 | 単位数 | 4 |
| 科目名 | 特殊研究指導 | クラス | 23 |
| 履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
| 担当者 | 玉繁 克明 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業の題目 | 高等学校における商業教育(ビジネス教育)に関する博士論文作成のための研究指導 |
| 学修の概要 | 商業教育(ビジネス教育)に関する各自の研究テーマに沿って研究指導を進める。 1年次は,研究テーマに関連した広範な内容から資料収集等をを行い,レジュメの作成・発表を行う。当該年次の終了時には,1年間の成果について中間報告書の提出を行うこととなる。 2年次は,研究テーマに関連した論点を深く考察し,博士論文の作成に向けた準備と,各章(各節・項)ごとの発表を行っていく。ここでは,学会発表などを意識した内容・レベルに仕上げていく。 3年次は,博士論文の完成に向けた作業を行う。なお,博士論文の完成にあたっては,複数の学会発表や論文投稿などを経たレベルであることが要求される。 |
| 学修の到達目標 | 博士論文の作成に必要とされる,高等学校における商業教育(ビジネス教育)に関する深い知識や分析方法等を修得し,それらの知識を用いて,博士論文の作成のためのスキルを身に付けることができる。 最終的には,博士論文の完成を到達目標とする。 |
| 授業計画 | 第1回 | 研究指導ガイダンス(研究の進め方と研究倫理) ・研究論文の作成過程、スケジュールを理解するとともに、研究倫理や研究不正についての知識を得ることができる。 ・研究テーマの設定について理解することができる。 |
| 第2回 | 資料・文献の収集① ・高等学校における商業教育(ビジネス教育)の動向について理解することができる。 |
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| 第3回 | 資料・文献の収集② ・高等学校における商業教育(ビジネス教育)に関する研究テーマに沿った論点を整理することができる。 |
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| 第4回 | 主要テーマの考察 ・問題提起と研究内容の構成について考察することができる。 |
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| 第5回 | 論文テーマの考察① ・問題提起について考察し,その内容を他者に伝えることができる。 |
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| 第6回 | 論文テーマの考察② ・先行研究の確認と文献収集を行うことを通して,論文テーマを明確にすることができる。 |
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| 第7回 | 論文構成の考察① ・主張したい論点の設定に向けて,論文を構成することができる。 |
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| 第8回 | 論文構成の考察② ・高等学校における商業教育(ビジネス教育)の諸課題について理解することができる。 |
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| 第9回 | 論文構成の考察③ ・高等学校における商業教育(ビジネス教育)の諸課題に関する知見を広げ,深めることができる。 |
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| 第10回 | 章・節・項と脚注の挿入①(書式と体裁) ・学会誌などへの論文の投稿を見据えて,構成を整えることができる。 |
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| 第11回 | 章・節・項と脚注の挿入②(記載事項の考察) ・学会誌などへの論文の投稿を見据えて,構成を整えることができる。 |
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| 第12回 | 研究発表・報告①(目次・参考文献) ・修正作業の確認について理解することができる。 |
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| 第13回 | 研究発表・報告②(研究の知見) ・学会発表の準備について理解することができる。 |
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| 第14回 | 中間報告に向けて① ・序-問題の所在の考察までの流れについて整理し,まとめることができる。 |
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| 第15回 | 中間報告に向けて② ・高等学校における商業教育の歴史などについて整理し,まとめることができる。 |
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| 第16回 | 中間報告に向けて③ ・教育理論に関する先行研究の考察と分析について整理することができる。 |
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| 第17回 | 中間報告に向けて④ ・学校経営等に関する先行研究の考察と分析について整理することができる。 |
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| 第18回 | 中間報告に向けて⑤ ・各先行研究の考察と分析内容について論理的にまとめることができる。 |
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| 第19回 | 中間報告に向けて⑥ ・高等学校における商業教育(ビジネス教育)の現状を分析することができる。 |
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| 第20回 | 中間報告に向けて⑦ ・高等学校における商業教育(ビジネス教育)の現状分析結果を整理し,まとめることができる。 |
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| 第21回 | 中間報告に向けて⑧ ・研究テーマに沿った各知見について整理し,まとめることができる。 |
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| 第22回 | 中間報告に向けて⑨ ・研究テーマに沿った知見の分析結果について整理し,まとめることができる。 |
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| 第23回 | 中間報告に向けて⑩ ・研究テーマに沿った自身の主張や論点を明確にすることができる。 |
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| 第24回 | 中間報告に向けて⑪(知見の考察と分析結果) ・学会発表,論文投稿に向けて研究内容を整理し,まとめることができる。 |
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| 第25回 | 中間報告書の作成・発表に向けて① ・体裁,形式,誤字脱字等の修正作業を行い,報告資料や論文の完成度を高めることができる。 |
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| 第26回 | 中間報告書の作成・発表に向けて② ・全体的な構成の確認を行い,報告資料や論文の完成度を高めることができる。 |
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| 第27回 | 学会発表に向けて① ・問題提起,分析方法の確認を行い,発表資料や論文の完成度を高めることができる。 |
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| 第28回 | 学会発表に向けて② ・知見,結論の確認を行い,発表資料や論文の完成度を高めることができる。 |
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| 第29回 | 学会誌への論文投稿指導① ・20,000字程度の論文作成の方法を理解し,その作成に向けて論文を整理し,まとめることができる。 |
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| 第30回 | 学会誌への論文投稿指導② ・論文作成の方法と作成指導,知見の提示について理解することができる。 |
| 授業外学習の課題 | ・日頃から博士論文作成のための資料収集および発表用のレジュメの作成を行うことが要求される。 ・博士論文を作成するための深い知識,考察力,知見を提示する能力が要求される。 ・本講義での予習・復習等の目安時間は4時間程度/週を要する。 <事前学修(2時間)> ・シラバス内の授業計画を確認し,各自でできる限り予備知識を集めておき,関係する事柄について調べておくこと。 <事後学修(2時間)> ・講義時に作成したノート,配付資料等を復習し,わからなかった用語については,次回までに各自で調べること。 |
| 履修上の注意事項 | ・博士論文の作成にあたっては、ひとりの研究者として自主的・積極的に研究に取り組む姿勢が必要となる。また、授業内で随時教授する研究倫理や研究不正防止について理解し、真摯な姿勢で研究に取り組むことも必要である。こうした研究姿勢も、総合的評価の中に含む。 ・大学院生の受講が必須となっているe-Learningによる研究倫理の理解度を随時確認する。 <公認欠席に係る対応> ・公認欠席は欠席として扱うが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮する。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合,代替措置で対応する。 ・公認欠席時の資料は適宜配付する。 |
| 成績評価の方法・基準 | 期末試験:無 ・授業への取組・貢献度(70%),中間報告書(30%)によって総合的に評価する。 ・3年次には博士論文の内容で評価を行う。 |
| テキスト | ・受講者と相談して決定する。 ・研究内容に必要な資料については,適宜講義中に配付する。 |
| 参考文献 | ・John Dewey (1915),The School and Society,(ジョン・デューイ、宮原誠一訳(1957)『学校と社会』岩波文庫.) ・John Dewey (1938), Experience and Education, (ジョン・デューイ、市村尚久訳(2004)『経験と教育』講談社.) ・森下二次也(1960)『現代商業経済論』有斐閣 ・河内滿『ビジネス教育論の展開』大学教育出版,2017年。 ※博士論文のテーマに合わせて適宜指示する。 |
| 主な関連科目 | 商学,経営学,会計学および教育学に関する科目 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・授業内容や研究内容に関する質問・相談については、授業の中で時間を取り対応する。 ・オフィスアワーは,火曜日午後。ただし,会議や出張などで不在の場合もあるので,メール等で事前に連絡すること。 ・上記以外の日時でも,メール等での事前連絡の後,時間調整を行い,随時対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 商学研究科D経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1-3 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| 商学研究科D経営学専攻 | 12700 | 2024~2024 | 1-3 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |